中盤 敵の本拠地?
星見製薬工場へとやってきた探索者一行。
序盤の調査パートの行動によって微妙に状況が異なる事があるかもしれない。
【工場前の不審人物】
探索者が製薬工場までやってくると工場前に怪しい人影を発見する。
人影の正体は味方NPC2海野盾一だった。
工場に乗り込もうとする探索者達に用心する様に注意を促してくるだろう。
神隠しの調査をしている事を彼に話すと自分も調査していたと同行の許可を求めてくる。
許可すれば仲間に加わる。
発生条件
味方NPCが空戸公乃だけ、もしくはいない。
探索者の全員が反社会勢力系職業ではない。
【突入前の下準備】
仲間に味方NPC1地神梓がいる場合のみ発生
「用心しておいた方が良さそうだ。お前はこれを着込んでおけ。あとは……この人数では心許ないか?
協力者を呼んでおくか」
探索者の内最もHPが低い者に予備の防刃ベストを手渡し、協力者に味方NPC2海野盾一を呼ぼうとする。止めなければ海野盾一が仲間に加わる。
【目の前を通り過ぎるトラック】
探索者が製薬工場の敷地内に入り受付のある入口へ向かっている時、一台のトラックが探索者達の目の前を通り過ぎるだろう。
この時、聞き耳を成功するとトラックの荷台から不審な物音を耳にする。もしくは、味方NPC3空戸公乃が囮となって連れ去られているならトラックに発信機の反応がある。
トラックを追わないならそのまま工場入口へ。
トラックを追う選択をした場合チェイスに移行。
探索者は車を降りているので再度乗り込む必要がある。
トラックは5回の移動で高速へと入る。それまで距離を離されなければ追跡成功で研究所へ移動し、『終盤』へ進む。
トラックを止めたいならば5回の移動内で停車させなければならない。停車させたなら乗組員である『シャンに取り憑かれた人間』2人と戦闘となる。
戦闘勝利後、トラックを調べるとカーナビの情報から研究所を移動先に追加できる。探索者は工場へ戻るか研究所へと進むか選択。
『トラック』
MOV 13 ビルド 7 装甲 2 乗員2+
工場敷地内を出るまではMOV 8で移動する
敷地外へは一回の移動で移動できる。
【2人の受付嬢】
受付嬢は2人いるが探索者が訪れた際受付にいるのはどちらか片方である。
『これといった特徴のない受付嬢』
彼女は事件と何ら関わりのない一般人である。
探索者が彼女に事件の事を尋ねても返答は無く、工場長へのアポはお持ちかと返ってくるだけ。
対人関係技能等に成功するか、職業の権威で押し通ると工場長の部屋へ通してくれる。
〈彼女が受付に立つ条件〉
調査にて星見製薬工場に関する情報を入手した後に訪れている。
APP90の人に会っていない。
『美人過ぎる受付嬢』
彼女は事件と直接の関わりのない美女である。
彼女に事件について質問すれば本人に直接お尋ね下さいと無人の工場長室へ案内される。
〈彼女が受付に立つ条件〉
調査にて星見製薬工場に関する情報を入手せずに訪れている。
APP90の人に会っている。
【工場長室】
・部屋へ通されたなら工場長が在室中である。
工場長に神隠しについて尋ねると狼狽え始め、彼の背後の物陰からグール二匹が現れ戦闘となる。
工場長は戦闘開始時に先制行動で足を滑らせ気絶する為、実質グール二匹との戦闘。
戦闘勝利後、室内を探索できる。
・部屋に案内されたなら工場長は不在である。
部屋を探索しようとするとグール三匹が不意打ちで襲いかかってきて戦闘になる。
『難易度の緩和』
味方NPCが空戸公乃のみか居ない場合で戦闘に負けそうになると味方NPCの地神梓と海野剣二が参戦してくる。この場合のみ海野は別人格の剣二の状態で初対面となる。
【戦闘勝利後の工場】
奇妙な事に従業員は工場長以外はいなくなっており、工場内を自由に探索できる。
『工場長室』
ハンドアウト〈手記〉と研究所の位置情報が確定で入手できる。
探索技能成功で入手可能な物
レギュラー
黒い本〈アザトースその他の恐怖〉の日本語訳版
仲間に地神梓がいるなら読むと正気を削られると忠告される。
ハード
・太陽光照射装置
〈近接格闘〉スタン(シャンのみ)
取り憑かれた者にも有効
・ハエ叩き
取り憑いてない状態のシャンに〈近接格闘〉する際にボーナスダイス追加
『製薬施設』
探索技能成功でのみアイテムを入手
レギュラー
・野犬撃退スプレー
〈近接格闘〉スタン(グールのみ)
ハード
・抗精神薬
一時的狂気の発症を一回だけ抑える
不定の狂気には効果がない
エクストリーム
・バイナリー爆弾用薬液二種
〈投擲〉2連続成功で2d10/1m
『その他』
製薬工場にありそうな物なら一人一つまで。
【工場長の懇願】
いくら調べても子供の姿が見当たらない。
探索できるが工場内の探索を終えた頃、工場長は目を覚ますか姿を現すだろう。
「あ、あぁ……ようやく、ようやく解放される!
あの蟲と蟹と犬の化け物達から」
工場長へ子供達のことを問い詰めると。
「私は我が身可愛さに攫われてくるあの子達を見捨てた。あの子達がどんな目に遭うのか分かっていながらね。どの口がそんな事を抜かすのかと思うかもしれないが一つ頼みを聞いて欲しい。攫われて直ぐの今なら助けられる子がいるかもしれない。それに奴等の目的は……目的はあぁぁあぁ——」
保っていた緊張の糸が切れたのか、黒幕の目的を再認識したせいか残り僅かだった正気度を喪失して彼は発狂してしまう。
探索者達は事件の真相に迫るべく研究所へ向かう事となる。終盤へ進む。
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