珈琲
終業式が終わると、下校。その後春休み。下校途中目に止まった石を蹴った所、側溝に落ちてやるせない気持ちにさせられる。
春休みだらといってら特にやることも無く、強いて言えば読書するくらいだ。
ダラダラと過ごし勉強の内容を忘れないようにたまに問題解いたりする位。
ただし、規則正しい生活だけは心がける。
最低限の事だけでもしっかりしてないと自分がどんどんダメになってしまいそうで、そんな事を一々考えてしまう自分が嫌だし、そんなこと考える時間があるのにも嫌になる。
無趣味。つまんない人間だなと思う。
何はともあれ朝起きたらお腹はすく。小さなため息を吐き、朝ごはんの用意に取り掛かる。
と、言ってもやることは昨日の夜ご飯の残りの味噌汁とご飯をレンジで温めるだけ。ご飯のお供には明太子をチョイスする。
テレビを付けて大して興味もないような特集を見ながらご飯を食べる。
その特集の中に1つだけ、気になる事が出てきた。
珈琲。
私はどちらかと言えば珈琲が、好きな部類だろう。受験勉強の時の眠気覚ましに使ったり、何となくの気分で飲んだりする。
テレビの特集のテロップに゛本格派!珈琲通はここを見る!゛と出ている。
内容的にはスペシャリティ珈琲を店で豆の状態で買ってうんぬん。
インスタントな私はミーハーとでも言うのか。
うーむ。気になるな、でも道具から揃えなきゃだしなあ。でもでも、ある程度代用出来そうか?
うーん、うーん。と悩んでいたが思い立ったが吉日で行こうと決めた。
その前にちゃんとご飯は食べるけど。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます