第7話


「やっぱり、シンジしかいないわ...」


「今、制服着てるわけだから。

お世話しやすいように、ジャージでもなんでも

動きやすい私服に着替えてきてよ...!」


「待て待て、マヒロ。早まるなよ。

風呂とかな、

俺に裸見せちゃっていいのか!?」


「仕方ないよね...?」


「私一人じゃ洗えないし。

洗えたとしても時間めちゃくちゃかかるし」


「髪の毛も洗ってよ?」


「うわ...」


「なによ、その反応、嫌なの??」


「一緒に寝るのもやんなきゃなの?」


「そうよ。

もし強盗か悪い男かなんか侵入してきたら、

片腕が使えないんじゃ、舐められちゃうでしょ?シンジがいれば、応戦くらいしてくれるでしょ?私のボディーガード的な?」


「怪我させたんだから、やるべきよね??」



この決め台詞を吐かれたら、

俺は従わざるを得なかった。


「待ってろ...!今すぐ着替えて、

おまえん家に顔を出す...!」



「そうこなくっちゃ!!」





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