第111話 変な依頼とさまざまな思惑

グレン達が帝国に向う3日前、シルバーレイクの冒険者ギルドの支店長リリアンヌから呼びだしを受けてグレン達は支店長室に居たのであった。

中に入るとリリアンヌと男女のパーティが座っていた。

リリアンヌがグレン達にその男女のパーティを紹介するのであった。

『グレンさん。アキナさん。ミドリさん。アスカさん。クラリスさん。』


「「「「「お久ぶりです。リリアンヌさん」」」」」」


『実はグレンさん達にお願いがありまして。この二人を帝国まで一緒に連れて行って欲しいのです。男性の方はレイモンドさんで女性の方はマリアンヌさんと言います』


レイモンドと言う男性はおよそ20代前半で銀色の髪で赤い眼をしたイケメン男子で、隣にいるマリアンヌさんはレイモンドさんと同じ歳で髪と眼がレイモンドさんと同じでしかも.....胸がデカい.....この場にいる全員よりも.....。


「あなた....マリアンヌさんの胸を見ない!」

明菜が開口一番にグレンに言うのであった。


「俺は見てないって....」


『すいません。マリーの胸がデカいのは遺伝なのですので.....』

レイモンドは平に謝っていた。


『私達は元々帝国で冒険者をしていまして、約2年前にここロマリアで活動していたのですが、王位継承権の争いが始まってしまって、今帝国に入国出来るのが貴族とSランク冒険者しか入れないのです。其処でグレンさんのお仲間になっていただき帝国に入国したいのです』


「そうなのですね? それで帝国に入国する理由は?」


『実はマリーと結婚をする事になって帝国にいる両親に報告をしようと思いまして』

レイモンドが入国する理由を言うと明日香が話をする。


「貴方。良いんじゃないの?」


「そうか?」


「帝国に入国するだけなのだから」


「それじゃあ。依頼を受けます。」


『『ありがとうございます』』

二人は喜んで答えた。

だが、グレンは二人の姿を見て思ったのであった。


(なるほど....「」しようとしたら隠蔽しているな? そうか...そう言う事だな?)


「レイモンドさん。出発は3日後で場所は.....ホーリータウンの港で良いですか?」


『はい。かまいません』


「それでは、解散とします」

グレン達が解散をしようとするとリリアンヌがクレンに声をかけるのであった。


「グレンさん。話をもう一回説明するので良いですか?」


「分かった。俺はリリアンヌさんの話を聞くからお前達はどうする?」

グレンは嫁達に尋ねると


「私とクラリスはホーリータウンに戻るわ。レイモンドさん。一緒にどうですか?」


『ありがとうございます』


「なら。私は此処で旅の準備に必要な買い物をするわ」

みどりはそう答えると


「私は久々のシルバーレイクだから武器屋に行っていいがないか見て来る」

明日香はそう答えた。


「分かった」

嫁達は各々の準備にする為に部屋を出て行ったのであった。

残ったグレンとリリアンヌは相談をするのであった。



グレンとリリアンヌが相談している最中、とある城の謁見室に4人の女性が話をしていたのであった。


『それで、グレンさんはどうしているのですか?』

若い女性が話を始めた。

『あの人はリリアンヌさんとをしている見たい』

優しい女性が返事をして若い女性は続いて尋ねる。


『そうなのですね?』


『はい。』

背の高い女性が答えたのであった。


すると気品のある女性が全員に伝える。


『実はグレンさんと貴方達以外に魔王国のの人が混ざっているのです』


『『『え?』』』


『そこでもう一人の女性にグレンさん以外のを調べて欲しいのよ?』


『そうなのですね?』


『その人は、私達が知っている人なのですよね?』


『それは間違いないわ』


『わかりました。に伝えて置きます』


『それで....今日は皆さん。空いています?』


『私達は暇ですよ?』


『私も丁度、仕事が終わりました』


『それなら、一緒にお風呂に入りません?』

気品のある女性が尋ねると

『『『.....はい』』』

残りの女性達は頬を赤くして答えた。


『それじゃあ。一緒にお風呂にはいりましょう。たっぷりとしましょう』


その場にいた女性達はお風呂場に入って行って.....全員で女性だけの乱交をしたのであった.....。



そして、別の女性はお店を回っていたのであった。

すると、其処に通信魔法具から女性からの連絡が入った。


『どうしたの?』


『ねえ。今、皆とお風呂に入っているの。貴方も来ない?』


『はい.....』


『転送魔法陣でお城に来れるので直ぐ来て頂戴ね?』


『分かりました』

そう言って答えた女性は魔法陣を使ってある城のお風呂場に行くのであった。

お風呂場に入ると其処には4人の女性達が胸や股間を舐めていたのであった。

貴族風の女性は後に来た女性に声をかけるのであった。


『あなたも早く入りなさい。楽しいわよ?』


『はい.....。』


『貴方の乳首。綺麗....舐めるわね?』

若い女性がそう言うと入って来た女性の胸を舐めて来たのであった。


『あん.....気持ちいい.....貴方も舐めてあげる』

そう言って若い女性の花びらを舐めていた。


『『『『『『あん。あん。あん。あああああああ!』』』』』』

その場にいた女性陣は全員果ててしまった。


『グレンさん以外の男とはしないの?』


『はい。グレンを裏切る事になるから.....』


『『私も......』』


『グレンさんが帝国に行っている間は、は可愛がって


『私だけ、ダメなの?』


『あなたはグレンのあそこがあるでしょう?』


『そうね.....』


『もうお風呂長くなるから出ましょう』


『『『『『はい......』』』』』

その場にいた女性陣はお風呂に出て3人の女性達はグレンのいるホーリータウンに戻って行ったのであった。

残された二人の女性達は


『これで.....最後の一人を私ののスキルを使ったら、グレン一人になるね?』


『そうねえ....男性を沢山用意しましょう。全員で乱交パーティをしましょう。時間はグレンさんが出る一日前にしましょう』


『分かりましたわ』

二人の女性陣は大笑いするのであった......。


次の日、ある場所にグレンはいたのであった。


リリアンヌとビクトリア女王が立って待っていたのであった。


『良かったわ。グレンちゃん。』


『まさかリリアンヌから聞いたので驚いた。まさか.....4人の嫁達の内、3人が敵側にいたとは思わなかったぞ?』


『私も様から神託が来たからびっくりしたわ』

ビクトリア女王が答えたのであった。


『あの人達、明後日にもに行く見たいだよ? 理由は.....男性との乱交パーティをするみたい.....。』

リリアンヌがそう答えたのであった。

そこへ一人の女性がやって来たのであった。


『それって本当なの?』


『ああ。それで皆に相談をしようと思う』

グレンがその場にいた女性3人に話をする事になるのであった。




~作者より~

次回は嫁達4人の内一人だけ、難を逃れている人がいます。

それはだれでしょう?

答えは次回をお楽しみ下さい。

3人の嫁達の貞操の危機になります。

グレンはどうやって回避するのでしょうか?

そしてそれを計画した女性2人は誰でしょう?




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