FANTASY・ROMALIA～異世界召喚された無能な俺は本当のスキルが覚醒して４人の嫁達と一緒に無双します～

第72話 クラリスＶＳフラッグス

明日香がタイガーシンと戦っている時、クラリスもフラッグスと戦っていたのであった。

フラッグスの打撃による攻撃をクラリスは盾で受けて耐えていたのであった。

元々クラリスは重戦士で主な役目はタンク役であった。

なのでクラリスの基本武器は腰にある片手剣の小さい剣....エストックである。

フラッグスの攻撃が一層激しくなってエストックも取れない状況に陥っているのであった。

『お前。よく俺の攻撃を防いでいるのである。なので倍の速度で攻撃じゃああああああ！』

フラッグスの攻撃速度が更に倍に上がって行く。

「本当に....キツくなって来た。」

『ほれほれほれほれえええええ！』

フラッグスの打撃攻撃が途切れる事が無くなって来て、ついにクラリスの盾が粉々になってしまった。

「きゃああ。」

クラリスはモロにフラッグスの打撃攻撃を受けて後方に飛ばれて壁に当たってしまった。

『もう終わりか？』

「まだまだだ....。」

クラリスは起き上がったが、装備していた鎧が全体にヒビは入ってしまった。

(このままでは...旦那様...すいません。)

クラリスが諦めの顔をしていると一人の声がするのであった。

「何やっているの！　クラリス！　起きて「例の物」使いなさい！」

地面に座り込んでいた明日香が大声で言ったのであった。

「明日香さん...それは...私には....恥ずかしくて無理です....。」

「何が無理だと言ってるのよ！　私も恥ずかしかったのだから、貴方もやりなさい！」

「でもじゃななああああい！　早くやれ！　あんたのは私より....うううう！」

明日香はクラリスの顔を睨みつけるのであった。

すると戦いの最中にみどりと明菜が言った。

「クラリス‼　早くモードチェンジしなさい！」

「クラリスさん。私も明菜さんと一緒に後に続きますので。」

「だから、クラリス！　正樹の事が好きならやりなさい！」

「....」

黙り込むクラリス。

それを見たフラッグスはクラリスに止めの言葉を発すのだった。

『何をするかわからんが...お前見たいな男女では男性にモテないだろうか！　あははははは。』

それを聞いたクラリスは.....。

「うるせえ。」

『何を言っている？』

「うるせえええっと言っているのだああああ！　この駄犬めえええええ！」

クラリスは立ち上がって雄たけびをするのだった。

その時クラリスの鎧は粉々になって....その姿を見た嫁達は

「...負けた.....。デカすぎる....。」

と明菜。

「なんでデカいの？」

とみどり。

「あれは反則だわ...しかも...赤いビキニ！」

そう、クラリスの姿はさっき明日香と同じビキニアーマーを装備していたのであった。

クラリスのビキニアーマーは赤色で特に胸がデカい...サイズはスイカ以上であった。

パンツの方は明日香がレースで覆っていたが、クラリスのはそれは全くなく......ハイレグ仕様であった。

(＊読者の皆さん。想像して読んで下さいね＊)

「こいや！　この駄犬！」

『おいおい。マジでキレているのか？』

「お前なんか速攻で仕留める。これでな！」

クラリスは胸の谷間から一本の小さな杖みたいな物を取り出した。

するとその杖は段々大きくなって２メートルほどの棍となったのであった。

元々クラリスは馬を乗っての槍攻撃が得意であったのだが、近衛騎士団に転属した時、ビクトリア女王の護衛の為に盾中心のスタイルになったのであった。

クラリス自身が激しく怒ると昔の頃のクラリスに戻って行くのであった。

その事を全く知らない正樹達であった。

「お前。私を怒らせたな！　行くぞおおおお！」

クラリスは突っ込んで行く。

クラリスの棍攻撃がフラッグスを捕らえて攻撃をして来た。

フラッグスは持ち前の格闘技でかわして行くのであったが、だんだんとクラリスの攻撃を抑えきれなくなってきていたのであった。

そして、遂にフラッグスの両腕がクラリスの攻撃をもろに受けてしまって両腕が折れてしまったのであった。

『ぐは...腕があああああ！』

「まだまだ。行くぞ　「ガーネット槍術・三点連撃」！」

クラリスの棍の先をフラッグスの顔と胸と腰に命中してフラッグスは宙に飛ばされて頭から落ちてくるのであった。

それを見たクラリスは最後の技を出すのであった。

「これで終わりだ！　ガーネット槍術「脳天割り」！」

『ぎゃあああああああ！』

フラッグスはクラリスの攻撃をまともに受けたのである。

その場所は.....明日香がタイガーシンに攻撃した場所....つまり股間であった。

フラッグスはピクピクを痙攣して口から泡が出ていて失神したのであった。

「これで..終わりだ.....いやん。この格好恥ずかしい....。」

クラリスはスイカの胸を両手で抑えるのであった。

明日香はクラリスに

「クラリス...何でそんなに大きいのよ！」

「それは...旦那様が...おっぱい体操の実験台としてやられたのです....。」

「何々それ。絶対に教えてね。クラリス。」

「明日香さん。それは旦那様にお願いして下さい...。」

「クラリス。後で良いから。その前に明菜さんとみどりの応援に行くよ！」

「はい.....。このままで？」

「このままだよ？」

「一人では恥ずかしい...です。」

「私だって恥ずかしいのだから！　ほれ急ぐ！」

「はい！」

赤いビキニ姿のクラリスと黒いビキニ姿の明日香は急いで明菜達の所に向うのであった。

～作者より～

正解は③の赤でした。

次は明菜とみどりのビキニアーマーの色を当てて下さい。

①白

②緑

③青

④紫

⑤透明