第8話 転職(後編・正樹の場合)

「次は俺の職だな。明菜さん。スキル振り分けるのに1時間ぐらいかかるから少し待ってくれない?」

正樹は言うと


「いいわよ...。本当に恐ろしい子だわ。」

明菜は苦い顔で言った。

そして、正樹は自分の職のスキル振り分けに入る。


氏名 マサキ=マツカゼ 男性 年齢18


身長180 体重65


HP1000 MP600


職業 無限 レベル30(最大無限大)


攻撃A 防御A 魔法A 俊敏A 知性A 運A


スキル 剣スキルMAX 全属性魔法スキルレベル10


派生スキル 二刀流スキルMAX


身体スキル 身体強化レベルMAX 全異常耐性無効・全属性魔法防御・


ユニークスキル;無限大の可能性(異性限定) レベルなし


残りスキルポイント4000


正樹はスキルポインとの振り分け作業に入ってから約1時間後、

「ふう。やっと完成だ。明菜さん。見てくれる?」


「もう。勝手にして.....。」

明菜は呆れ返って言うのであった。


氏名 マサキ=マツカゼ 男性 年齢18

身長180 体重65 


HP20000 MP8000


攻撃A 防御A 魔法A 俊敏A 知性A 運A


職業 無限職レベル30


スキル 剣王スキルMAX 武闘家スキルMAX 錬金術レベルMAX 二刀流レベルMAX 鑑定レベルMAX 索敵レベルMAX 解体レベルMAX 全属性魔法スキルレベルMAX 未取得...転移系魔法(『無限』の職レベル200で取得可能)


身体スキル:身体超強化レベルMAX 全異常耐性無効 全属性魔法耐性無効 


ユニークスキル:無限大の可能性(異性限定) レベルなし


無限大の可能性(異性限定)...パーティ全体(自分を含む)の能力を自分以外のパーティメンバーの数に沿って(基本2倍で人が入る度に2倍になる)倍率能力を上げる事が出来る。最大人数は自分を入れて5人まで(但し職が同性なら効果がなく。異性なら結婚が条件。)5人の場合は最初の一人で4倍、次に一人が入ると8倍みたいに最終的には最大64倍の能力が上がるのだ。しかもパーティに入っている人もその半分の最大32倍まで能力が上がる所謂チートスキルである。

あと異性と『夜の営み』していない場合はその半分の効果しか出ないので注意。

発動後、効果時間は24時間継続して効果。ただし一日一回しか発動出来ない。

発動条件;本人の意思で発動する。特に異性の場合は『夜の営み』している人のみ。

デメリットは本人が『絶倫(淫乱)』するので、最低週一回は『夜の営み』をしないといけない。

『夜の営み』出来ない場合は能力が半分に落ちる。


残りスキルポイント 8


「これって...すごいね...。ある意味.....。」


「まあ。最強職だからね。そのままでも問題ないのだけど....。」

正樹は黙り込んだ...。


「正樹君。『夜の営み』って内容はわかるの?」


「わかるけど..。今は無くても大丈夫だと思う...。」

正樹は更に黙り込んだ...。


「教えなさい!」

明菜は阿修羅の様な顔で正樹を脅迫する。


「...明菜さん...。聞いたら明菜さんは絶対にドン引きするから!」


「しないから言いなさい! 先生権限です!」


「分かったよ...知らないからな!」

正樹はやけになって『夜の営み』の説明をするのだった。

それを聞いた明菜は、


「........。」

黙り込んでしまったのだった...。


「さて....明菜さん。夕ご飯食べよう?」


「....うん....。」

2人は食堂に向うのであった...。

夕ご飯を食べた後、交代でシャワーを浴びて二人は寝てしまうのであった...。


△△△△△△△△

明菜視点

私はベットの中で正樹君の『無限』のユニークスキルの内容を聞いて変な想像をしていたのだった。

それは、正樹君と結婚する事で私の能力が上がるの事。しかも...デレミットを聞いて更に....。


「私と正樹君と結婚? もしも結婚したら...あれもしないとダメなの?」

つまり正樹君のユニークスキルは正樹君と結婚すると能力倍率向上でしない場合でもその半分での倍率で能力向上する事でもしも結婚したらデリミットが週一回夜の営みをしないと能力が半分だって...。


「私は教師よ。教え子と結婚するのは....。しかも私この年で処女だし..男性とのお付き合いは一回しかないし....。いやあああああああ!」

私はつい悲鳴を上げてしまった。


「どうしたの? 明菜さん。寝るよ?」

正樹君はそう言って来たので、


「まあ...なるようになるか..。もしも私が彼が好きになったら...その時は...。」

私は変な気持ちになった...。

だが!

「最大女性4人までって...。この世界は一夫多妻制なの?...ヘレンさんに聞くしかないか...。」

私はため息をついて寝るのだった...。

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