第6話 転職(前編)

初依頼を受けてから三か月が経過した。

その間、正樹は明菜に「メイド」のレベル10になったら次は「農夫」に職を転職させて、それがレベル10になったら次は「天気予報士」に転職させて今日レベルが10になったのだった。

正樹方は、自分の職『無』が最高レベル30なので、同じ時期にレベルMAXになったのだった。

今日はお互いの転職をする為に二人の職確認をするのだった。

「先ずは明菜さんの内容を確認するよ。」


「分かったわ。出たわよ。」


氏名 アキナ=ミドリカワ 女性 年齢24

身長160 体重48 B88 W54 H84


HP300 MP400


攻撃D 防御D 魔法B 俊敏C 知性B 運C

職業 『メイド』『農夫』『天気予報士』全レベル10(MAX)


スキル:家事レベルMAX 料理レベルMAX 短剣スキルMAX

    農耕作業レベルMAX 林業レベルMAX 天気操作レベルMAX


派生スキル:浄化スキルMAX 生活魔法レベルMAX 土魔法レベルMAX

      雷魔法レベルMAX


身体スキル:身体強化レベルMAX 全異常耐性 無効 魔法提唱レベルMAX 

      魔法操作レベルMAX


スキルポイント残 3000


(明菜さん...結構胸があるんだ..って何言っているの? 俺....。)


(なんで私の鑑定にスリーサイズが出ているのよ!)

各々が思い更けている所で正樹が

「次は俺だな」

と鑑定をするのであった。


氏名 マサキ=マツカゼ 男性 年齢18

身長 180 体重65


HP500 MP300


攻撃B 防御B 魔法C 俊敏A 知性B 運B


職業 『無』レベル30(MAX)


スキル:剣レベルMAX


派生スキル:二刀流レベルMAX


身体スキル:身体強化レベルMAX 全異常耐性 無効


ユニークスキル:???(転職にて覚醒)


スキルポイント残 4000


「明菜さんは結構スキル取れたね。」


「まあ、それは正樹君のおかげだよ。それで次の転職は何にするの?」


「それは教会に行ってからで教えるよ。」


「まあ..良いわ。教会に行きましょう。」


「転職したら宿でスキルを振るよ。」

2人はレベルが上がるときにスキルポイントが貰えるのだが、今までポイントを振り分けないで居たのだった。次の転職でスキルポイントを使用する為である。

2人は教会に向って行くのであった。


教会に着くと一人の男が立っていたのだった。


「これはこれはマサキさんとアキナさん。転職するのですか?」


「おはようございます。ムーア司教様。はい。今回は2人の転職です。」


「そうですか?」


「ムーア司教様。これが最後の転職になります。」

正樹はそう言うと明菜は首を傾げて聞くのであった。


「この転職が最後なの? 正樹君。」


「そうだよ。ムーア司教様。転職の時、二人一緒でいいですか? 明菜さんの場合特に詳しくないので。」


「いいですよ。ご一緒にどうぞ。こちらの部屋に来て下さい。」

ムーア司教は2人に転職室に案内するのであった。

2人は転職室に着くと正樹は明菜に先に転職を勧めるのであった。


「最初は明菜さんからでお願いするよ。」


「うん.それじゃあ、触るね。」

明菜は水晶に手を触れると転職できる職を見て


「うそ.....。」

明菜は水晶の内容を見て驚くのだった。

其処には本当に戦闘職が発現していたのであった。

しかも...最上位職の.....。


「明菜さん。水晶の内容の中から『賢者』の職を選んで下さい。」

正樹はそう言うと


「分かった。私アキナは『賢者』に転職します!」

明菜はそう宣言すると明菜の身体から光が輝き、そして消えて行ったのだった。

ムーア司教は、あぜんとした顔であったがすぐに元に戻って


「これで、アキナさんは『賢者』になりました。おめでとうございます。しかし....『メイド』から『賢者』の様な上級職に転職できるとは思いませんでした。」


「私もびっくりしたわよ...。後で教えてね。正樹君。」


「はいはい。次は俺だな。手に触れます。」

正樹は水晶に手に触れた後、宣言をする。


「俺は『無限』に転職します!」

正樹も明菜と同じ様に体が光り輝きそして消えて行くのであった。


「マサキさんは『無限』に転職しました...。私にもこの職は分かりませんげど..。」


「それじゃあ。明菜さん。宿に戻ってスキルを振りましょう。」

2人は宿に戻って行ったのだった。

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