第4話 明菜と買い物
次の日、正樹は目を覚ました。立ち上がると隣のベットには明菜がスヤスヤと眠っているのであった。しかし、明菜の姿を見て.....。
(マジっすか? 下着姿で寝ていたとは....。俺に取ってはいい眺めだけど..下半身が....。)
明菜は寝相が悪くて毛布が床に落ちて、下着姿であったのだった。
そして、
「...おはよう...って! きゃああああ!」
明菜は悲鳴を上げるのだった。
「正樹くん。 私の下着.....見たよね!」
「....って明菜先生の寝相が悪いのじゃないのですか? まあ、俺に取っては目の保養になりましたけど?」
正樹がそう言うと明菜は下着姿で正樹に回し蹴りをしたのだった..しかも正樹の下半身にある大事な部分に....。
「ぐは..股間に蹴りするなんて...。」
「だって。君の股間が大きくなっているからでしょう! それより着替えて朝ご飯食べるわよ。」
明菜は素早く服に着替えて言うのであった。
(松風君のあれ.マジで....デカイ...私の中に入ったらどうなるのかしら? って何言っているのよ!)
とつぶやく明菜であった。
2人は食堂に行き朝御飯を食べた後、女将さんに
「武器とか買いたいですが、何処に行けばいいのですか?」
「そうね。この宿から北に行けば商業区画になるからそこに行けばいいよ。」
「ありがとうございます。」
「あ。そうだ。貴方達に冒険者ギルドのヘレンちゃんからこれを渡すように言われてたわ。」
と女将はバッグを二個渡した。
「これは...マジックバックですか?」
「知っていたのね。そうよ。二人分あるからこれを使ったらいいわよ。」
「後で冒険者ギルドに行ってヘレンさんにお礼を言います。それじゃあ、行ってきます。」
「行ってらっしゃい。」
2人は宿を出ると明菜が聞いて来た。
「そのマジックバックって何なの?」
「マジックバックは沢山入る魔法のカバンですよ。この大きさなら今泊まっている部屋ぐらいの大きさまでの物資が入ると思いますよ?」
「そうなんだ。」
「マジックバックに手を触れた時点で自分しか開閉できない様にしているので冒険者の必須アイテムですよ。確か..金貨30枚ぐらいだったはず。ヘレンさん期待の新人って事で用意したのだと思いますね。」
「本当にありがたいわ。それじゃあ必要な物を買いに行きましょう。」
2人は商業区域に向った。
商業区域には大勢の人々で賑わっていた。
「すごいですね。明菜先生。」
「正樹君。先生とは言わないで普通に明菜でいいわよ。」
「それでは、.....明菜さん。」
「そうね。人が多いわ。武器屋は何処かしら?」
明菜は答えると正樹は通りすがりの人に聞いて回ると
「明菜さん。初心者用の装備を売っている武器&防具屋があるみたいです。こっちみたいですよ。」
正樹は明菜の手を繋いでその店に向う。
「ちょっと。正樹くんってば!」
明菜はちょっと赤くなった...。明菜は男性に手を繋ぐのには慣れていないのだった...。
少し歩くとその店に着いて二人は中に入った。
「いらっしゃいませ。」
「すいません。俺達は昨日冒険者になった者ですが、初心者用の装備は置いているのですか?」
「ありますよ。見て見ます?」
「「はい。」」
2人は店内を回っていると、
「これってなになの! ビキニなんてあるの?」
「ああ。此れってビキニアーマーですよ。もち女性専用ですけど?」
「私には似合わないわ。」
「そうですか? 明菜さんには絶対に似合いますよ?」
「このスケベ! って金額は....白金貨10枚って?」
「日本円にして約100万円ぐらいかと。」
「こんなので100万円....。」
明菜は呆れてものが言えなかった。
正樹は店員に話をかけると
「二人で金貨10枚で買える装備ありますか? 彼女は武器は短剣で俺は片手剣で。」
「それなら、彼女さんはこの軽い短剣でいいかと思います。それと貴方にはこの鋼鉄剣が良いかと思います。後の防具は軽い物でいいのかしら?」
「はい。それで充分です。盾はいりませんのでその代わりその鋼鉄剣をもう一本お願いします。」
正樹はそう言って装備を決めて行くのであった。
正樹の装備は
武器 鋼鉄剣2本 皮の鎧 皮の小手 皮のブーツ
明菜の装備は鋼鉄の短剣 絹のローブ その中にくさびかたびら 皮のブーツ
合計金貨9枚で購入したのだった。
「すいません。普段着を探しているのですが、価格が安くて良い物を置いている店わかります?」
「それなら、この2件隣にありますよ。」
「ありがとうございました。」
2人は店員が勧めたお店に向い、
正樹は黒い服とズボンを2着と下着2着、明菜は白いブラウス2着と青のズボン2着、それとピンクの下着と赤い下着を各1着ずつ買うのだった。
最後に寝間着用の服を各2着買っていると明菜が関心したように声をかけていた。
「ここ、ブラとかパンティもあるのね?」
「はい。500年前に来た召喚者が開発した下着を私どもが改良しましたのです。」
それを聞いた明菜は
「召喚者っていたのですか?」
「はい。いましたよ。貴方達みたいな容姿だったと聞いています。」
「そうですか。 この世界にも来ていたんだ『地球』からの召喚された人が...。」
「そうですね...。」
2人は色々思うところがあってただ頷くのみであったのだった。
「後は昼食にしてから、道具屋に行きましょう。明菜さん。」
「そうね。」
2人は昼食を食べてから道具屋に向い、そこで初心者セットを購入して他の施設を回って夕方に宿に着き夕ご飯を食べた後、シャワーで体を流したら
「ふうう。これで最低限の準備が出来ましたよ。」
「明日からギルドに行って依頼を受けるのでしょう?」
「はい。それじゃあ。寝ましょう。明菜さん。」
「そうね。おやすみなさい。」
2人はベットに潜ってねるのだった。
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