第7話 闘魂接続!! ヨリイトストリンガーズCC!!

 


 撚糸町にある中央小学校の職員室、担任のよわよわメガネ先生から簡単なクラスの説明を受ける。

 転校初日の挨拶はすぐそこだ。ここで全ての勝負が決まると言っても過言ではない。


 なあ、いるんだろう主人公? また炎属性か? 精霊はドラゴンか? 

 やたらツンツンした髪型の奴、常に帽子やバンダナを付けている奴にも注意が必要だ。服装がカラフルなのも危ない。


 僕の転入するクラスは4−4、少しだけ不吉な数字だ。新4年生は前年度からクラス替えしていないそうなので、人間関係はほぼ出来上がっていると考えるべきだ。上手くクラスの輪に潜り込まなくてはいけない。


「じゃ、じゃあマモル君? 私がマモル君を紹介した後にみんなに挨拶してね? 私のクラスはみんな良い子……うん、良い子だからきっと大丈夫だよ? ごめんね、先生まだ2年目なんだ……駄目な先生でごめんね……」


 随分と卑屈な先生だ。こっちにまで不安が伝播しそうな程なネガティブオーラを漂わせている。よく見ると美人でおっぱいも大きいけど卑屈な笑みとオーラで台無しだな。


「了解でヤンス! みんなと仲よくなれる様にバッチリあいさつを決めるでヤンス! へへっ……」


「や、ヤンス?」


 そう! ヤンスだ! これこそが僕が見出した勝利の方程式!


 主人公達との接触を完全に断つのは危険だ! いざと言う時に守ってもらえない! だが活躍しすぎるとタンクにされたりリーダーに祭り上げられる!


 ならば僕の目指すべきは! 主人公達に守ってもらえる親しい関係を維持しつつガチバトルには参加しないポジション! こいつは良い奴だけど戦いにはついてこれねーなと思われるポジションだ!


 僕の灰色の脳細胞は2つの答えを導き出した! 僕が目指すべきはポジション二者択一!


 戦わない系のヒロイン! 主人公の舎弟キャラ! 2つに1つだ!


 前者は性別から不可能! ちなみに女装は3日迷って断念した! 流石にそこまでの度胸は無い! 


 よって僕の目指すべきは後者! 主人公に付き従うお調子者の舎弟キャラだ! 今日からアッシ舎弟キャラの田中マモルでヤンス!






「み、みんな静かにしてくださーい……今日は転校生を紹介しまーす……き、聞いてよみんなぁ……静かにしてよぉ……」


 騒がしいままの教室、完全にナメられてるぞ先生。


 騒がしい教室で目立つ為に、元気よく挨拶して僕の舎弟っぷりをアピールするでヤンス!


「初めましてでヤンス! 僕の名前は田中マモルでヤンス! ソウルストリンガー初心者なんで色々と教えて欲しいッス! へへっ! よろしくでヤンス!」


 ……静まる教室の空気、時が止まったかのようだ。


 あれ? どうした? 完璧な挨拶だったのに……おかしいぞ?


「なんだアイツは? 怪しいな……お前の知り合いかビリオ?」


「いや、見た事がないでやんす! あんな奴は知らないでやんすよガミタ君! ユキテル君は知っているでやんすか?」


「えっ……ぼ、僕も知らないよ……」


 馬鹿な! 既にやんす使いが存在する……だと? くそ! ヤンスとやんすが被ってしまった…… 


 しかも隣のデカイ小学生はいかにもガキ大将だ! 僕より一歩先の舎弟っぷりを発揮しているでヤンス! 侮れねえ! 負けてたまるか!


 あれ? なんか主人公っぽい子がいないぞ? 教室の中で目立つのは今のガキ大将とやんす先輩ぐらいだ。

 いや、主人公は遅刻してやって来るパターンも多い。油断は禁物だ。ヤンスを怠ってはならない。 何時でも来いやぁ!






 おかしい、おかしいぞ? 何ごとも無く転校初日が終わってしまった。


 遅刻して来た主人公などおらず、僕はただヤンスヤンス鳴く道化でしかなかった。クラスメイトは誰も話しかけてくれず、こちらから話しかけても無視される始末……


 ガキ大将のガミタ君が何故か僕を敵視して、クラスメイト達の行動を禁じたのだ。

 僕とは話すなとクラスのみんなに堂々と命令していた。ヤンス使いは2人も要らないって事か? 僕の舎弟っぷりが甘かったのか?


 転校初日の帰り道、一人でトボトボと慣れない町を歩く……み、惨めだ……屈辱的な気持ちになってくるぞ? この僕が友達作りに失敗しただと?


 これはイジメじゃないのか? クラス全員で転校初日に無視は酷くない? 僕じゃなきゃ泣いちゃうぞ? 何なら僕でも泣くぞ? なんかこみ上げて来た……


 あのクラスはもしかして最悪じゃないのか? 担任のよわよわメガネは完全にナメられていた。相談しても役に立たなそうだし……まさかこういう方向で悩む事になるとは……予想外が過ぎる。


「オラオラどうしたぁ!? 反撃してみろよユキテル! お前のソウルストリンガーは飾りかぁ!? 本当のお前はそんなもんじゃねぇだろ!?」

「うぅ……止めてよガミタ君……」


 帰り道、近くの公園から嫌な声が聞こえてきた。先程クラスで聞いていたガキ大将の声……相手は誰だ? 穏やかじゃないですね。


 こっそりと覗き見る……あっ、ソウルストリンガーバトルで良いようにやられているのは……確かクラスにいた男の子だったよな? この子もイジメられてるのか? 見た目からイジメられっ子オーラが出てるもんな……


 面倒くさいから見捨てようとも思うが……仕方がない、イジメられるのが辛い事はよーくわかる。わかるってばよ……


 僕は自分で弱い者イジメするのは好きだけど、自分がイジメられるのと他人がイジメられてるのを見るのが嫌いだ。たった今それに気が付いた。人の痛みが分かる優しい少年なのだ。

 あの子を助けて恩を売ろう。そうすれば明日からボッチではなくなるかもしれん。クラスの底辺2人で傷を舐め合おうじゃあないか。


「お巡りさーん! こっちでヤンス! こっちに野良ストリンガーバトルをしているクソガキがいるでヤンス! ブタ箱にブチ込んで欲しいでヤンス!」


「なっ!? 不味いでやんすよガミタ君!?」

「ちっ!? 逃げるぞビリオ!」


 気配を消した僕に気が付かずに逃げ出すイジメっ子達……ふっ、ちょろいな。IQ53万の僕にとって、小学生を手玉に取るなど赤子の手をひねるより容易い……でヤンス。


 邪魔者がいなくなったので公園の敷地内に入る。イジメられていた少年へと向って歩みを進める。


「大丈夫でヤンスか? あのガキ大将は酷いことするでヤンスね」


 情けなく尻餅をついてる少年に手を差し伸べる……ん? この子は……


「あ、ありがとう。君は……転校生の田中マモル君……だよね?」


 この子は……凄い潜在ソウルだな? 様々な経験を経て最近潜在ソウルが読める様になって来た。こうやって手で触れるとよく分かる……おいおい、とてつもないソウルだ!


 いやーそれにしても凄いソウル量だぞ? ソウル量だけで言えば、僕が今まで出会って来た誰よりも多い。

 ソウルの量がそのまま実力ではないけど、多ければ多い程強くなる可能性を秘めているのは間違いない。


「そうでヤンス! 君は……名前を教えて欲しいでヤンス!」


「ぼ、僕の名前は……ユキテル、木星ユキテルだよ」


 木星? この子はもしかしてあれか? あれなのか?


「マモル君? なんで僕を助けてくれたの? 僕は教室で君を無視したのに……」


 おいおい、コイツは拾いものかもしれんぞ? 名字からして、ユキテル君は怪しげな一族の一員に間違いない。


 主人公がいないもんな……僕を守ってくれる強い主人公がいない……自分で育てちゃうか? 僕だけの主人公作っちゃうか?

 

 レアリティで言えばユキテル君は間違いなくSSRだ。リセマラ終了と考えて問題ない、気が弱そうだから言い包めれば意のままに動かせそうだ。


 僕のヤンスパワーで、へなちょこユキテル君をつよつよ主人公なユキテル君に育て上げる。僕を守ってくれて、僕の代わりに悪の組織を壊滅してくれる最強の主人公……夢が広がりますなぁ!


 そうだ! ねだるな勝ちとれ! さすれば与えられん! いつ訪れるか分からない主人公を待っていても仕方がない! 天は自らを助くる者を助く! 白馬の王子様を待たずに自分で作ればいい!


「僕が助けたいと思ったからでヤンス! 自らのソウルが命じた衝動を信じる! それが僕のポリシー! ユキテル君を助けたいと思ったから助けただけでヤンス!」


「自分のソウルを信じる? 自分の衝動に素直になる? そんな考え方があるんだ……」


 おっ? 感動してるなぁ? 僕のありがたい言葉が身に沁みてるかな? いやー、自分の言葉の求心力が恐ろしい……なんてね。吊り橋効果みたいなものだろう、恐らくシチュエーション的にクリティカルしただけだ。


「教室でも言ったでヤンスが、僕はソウルストリンガー初心者でヤンス! ユキテル君! 僕にソウルストリンガーを教えて欲しいでヤンス! 一緒にストリンガーバトルをして欲しいでヤンス! アッシはユキテル君と友達になりたいでヤンス!」


「う、うん! 分かったよ……ま、マモル君! と、友達になろう、一緒にストリンガーバトルをしよう!」


 よしよし、孤独な少年の心を掴むのは実に簡単だね。ユキテル君、友達である僕の為に強くなってくれよ? よく考えて見れば最初はイジメられっ子ってのも主人公属性だよね? 王道の1つだよね?


 本当に素晴らしい逸材だよ君は……ぐふふ、やはり僕の清らかな行いを天は見逃さない。こうやってちゃーんと僕にご褒美をくれた。善行は積んでおくものだねぇ。


「ならチームを作って公式戦に参加するでヤンス! 目標を持った方が上達は早いでヤンス! そうでゲスねぇ……僕らは今日からヨリイトストリンガーズ! ユキテル君はきっと最強のストリンガーになれるでヤンス! 僕には分かるでヤンス!」


「僕達でチームを?僕とマモル君で……ヨリイトストリンガーズ?」


 イエス! イエス! イエス! 


「ユキテル君! 友達になった記念に家に寄っていくでヤンス! 美味しい貰い物のお饅頭と新品のホットカーペットがあるでヤンス! 堪能していくでヤンス!」


「えっ? もう4月だけど……ホットカーペット?」


 不思議そうにするユキテル君の手を取って新しい自宅へと向かう、自身の幸運と輝かしい安心と安全を信じて帰宅する。


 振り返ってみれば、僕はここで選択を間違えていた。ユキテル君の中に潜む衝動を甘く見ていたのだ。軽率に事を進めたのは早計だった……






「ちょっとユキテル! 幼馴染の私を除け者にしてチームを作ったですって!? それにそいつは誰よ! ヤンスヤンスってビリオの偽物じゃないの!」


 チームを結成し、さっそく僕とユキテル君に因縁を付けて来た金髪ツインテ少女が居た。


 名前は稲妻イズナちゃん、ユキテル君好き好きオーラを隠せていない暴力系のヒロインだ。 ユキテルくんに急接近した僕をやたらと敵視している。

 男に嫉妬すんなよ……有無を言わさず無理矢理チームに加わりやがって……今どきツンデレか? 流行らねえぞ? でも強いから許す!



「おい! ユキテル! 俺に黙ってチームを結成しただと!? ふざけんじゃねえ! お前は俺のチームに入ってストリンガーバトルをするんだ! 勝手な事は許さねえ!」


 教室で仲よくする僕らを咎め、歪んだ友情をユキテル君にぶつけるイジメっ子のガキ大将が居た。


 名前は鳴神ガミタ君、やたらとユキテル君に執着をみせる粘着系の暴力キャラだ。ユキテル君に急接近した僕をやたらと敵視している。

 イジメないで普通に接しろよ……勝負に負けた癖に勝手にチームに加わりやがって……普通に仲良く出来ないの? でも強いから許す! 



「僕達四人は生まれた時からの幼馴染なんでやんす……昔のユキテル君は明るい奴で、みんなの中心になって僕達を引っ張っていたでやんす。小学生になって、ユキテル君は本家の儀式に失敗して自信を失い今の性格になっていたでやんす……ガミタ君とイズナちゃんは昔のユキテル君に戻って欲しいでやんすよ。だけど、ギクシャクして上手く行かなくて……そんな中久し振りにユキテル君の笑顔を取り戻したマモル君に嫉妬してるんでやんす。ごめんでやんす。許してくれとは言わないけど、マモル君には知っておいて欲しかったでやんす……」


 僕をこっそり校舎裏に呼び出し、聞いてもいない過去を長々と語って来たやんす先輩が居た。


 名前は神立ビリオ君、一番冷静に幼馴染達の心境を分析出来るメガネキャラだ。ユキテル君に急接近した僕にやたらと期待している。

 4人が昔みたいに笑える様に一番努力している……泣かせるじゃないか……ちゃんと僕にお願いしてチームに加わって来やがって……たまに素に戻る僕にやんすのコツも教えてくれる。さらに強いから文句無しだ!



「マモル君、やっぱりストリンガーバトルは楽しいね。みんなも一緒で昔みたいで凄く楽しいよ! 本当にありがとう! 一緒にAランクを目指そう! マモル君となら僕は頑張れるよ!」


 僕が育てるまでもなく、元々ストリンガーバトルが強かった気弱な少年が居た。


 名前は木星ユキテル君、慕ってくれるのは嬉しいけど、やたらと距離感が近く、ちょっと女々しい寂しがりボーイだ。そのせいでイズナちゃんがたびたび僕に嫉妬する。

 ちょっとドキッとするから止めろよ……中性的だから変な気分になるだろ? 一緒に銭湯に行ったからユキテル君のユキテル君が全然女々しくないのを知ってるんだぞ? でも強いからゆる……しがたい、強すぎるのもちょっと問題だ。



「ようやく俺様を使ったなぁユキテル!! それでいい!! お前は俺だ!! 俺はもう一人のお前だ!! 我慢するなんて阿呆くせえよなぁ!? このユピテル様がお前の望み通りに敵を蹂躪してやるぜぇ!!」


 やっぱり出て来た悪の組織CC団。奴らに囲まれて襲われた時に、急にテンションがおかしくなったユキテル君もといユピテル君が居た。


 もう一人のお前を自称するユピテル君。最初はユキテル君が少し早めの病気にかかったのかと思ったが、背後霊の様に半透明で出現するので実在するようだ。

 この世界特有の精神疾患か? ソウルが悪さしているとしか思えん現象だ。

 

 性格はユキテル君と違って自信満々、言葉使いも荒い、一人称で俺様をチョイスする困った人格だ。少し友好的過ぎるユキテル君とは違って僕に対しても攻撃的な接し方をして来る。

 でも、意外と戦闘スタイル自体はユキテル君と差が無い。バトル時に発生する雷が赤ならユピテル君、青ならユキテル君、その程度しか違いが見当らない。


 ユキテル君にしても、ユピテル君にしても、戦闘スタイルが過激過ぎるのだ。僕が止めないと徹底的に対戦相手を叩きのめす。相手のソウル体を完全に破壊するまで手を止めないエグい奴等だ。


 ストリンガーバトルだけでなく、他のソウルバトルも同様だが、ソウル体が戦闘継続不可能になるまでダメージを受ければ勝敗は付く。 普通は完全にソウル体を破壊するまではやらない、最近のガキは手加減を知らねぇなぁ……


 そしてストリンガーバトルとは、機体本体と使用者が何処までも伸びるソウルの糸で繋がり、その糸で相手を縛って刻んだり、機体本体を相手にぶつけたりするのが基本的な戦い方のホビーバトルだ。


 そしてストリンガーバトルにおいて一番特徴的で派手な部分、バトルの醍醐味はトリックと呼ばれる技の出し合いにある。


 ソウルの糸で平面的、あるいは立体的な陣を描き、トリックの名前を高らかに叫ぶ。そうすると機体に秘められたソウルにより様々な効果が発現する。シールドを張ったりビームを出したりトリックの効果は様々だ。


 代表的なのは、自身の周囲にシールドを発生させるロングスリーパー、機体本体を強化するスターテイル、スタンダードなビームを放つサイドシュートなどがあり、基本的なトリックは普通に使えば誰でも同じ現象を引き起こす、

 そして、強いストリンガーはそこにプラスアルファの効果を発生させる。


 ヨリイトストリンガーズで例を挙げると……


 ユキテル君とユピテル君の“ジュピター“は雷を巻き起こし。

 イズナちゃんの“サテライト・エウロパ“は雷を呼び起こす。

 ガミタ君の“サテライト・ガニメデ“は雷を撒き散らし。

 ビリオ君の“サテライト・イオ“は雷を響かせる。


 そう、僕のチームメイトは全員でんきタイプだ。僕はでんき統一パーティでも組んだのか? ゴムゴムの実能力者の前には為すすべもなく敗れ去るだろう。


 さらにさらに、その人しか使えないオリジナルのトリックを使うストリンガーも存在する。Aクラスともなれば最低でも1人1つはオリジナルのトリックを持っている。

 才能のある者は、ソウルストリンガーを使っている内に機体の声が聞こえて来て自然と習得できるのだ。


 本当に自然と習得するのだ。囁くような声が聞こえて、陣が頭の中に浮かんでくる感じかな?


 僕はそれをよーく知っている。なぜなら………


「ストリングプレイスパイダーベイビー!!」


 周囲に爆発が巻き起こり、CC団共を吹っ飛ばす。悪の組織に手加減など不要だ。死ななければセーフだ。

 ごめんよ僕の“トワイライト・ムーン“こんな使い方はしたくなかった……僕の視界に入ったCC団が悪いんだ……


「流石だよマモル君! 本当に凄いトリックだね!」

「ふん! アンタは気に食わないけどそのトリックだけは認めてあげるわ!」

「ちっ、3ヶ月ぽっちでオリジナルトリックを習得しやがって……」

「見事でやんす! いつ見ても美しいトリックでやんす!」


 このトリックを放つとみんなはめちゃくちゃ褒めてくれる。言うほど美しいか? 僕また何かやっちゃいました?


 スパイダーベイビーはこの世界では認知されていないらしい、僕の編み出したオリジナルトリックと思われている。


 おい、もしかしてこれも一種の前世知識で無双って奴か? 僕の時代が始まっちゃう? 前世知識でストリンガーバトル無敗なんだが質問ある?


 ……ん、あれ? 結局自分で戦ってる……でヤンス? 

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