翔蟲(かけりむし)

カムラの里人は「翔蟲かけりむし」という昆虫(蜂に似た形で青緑色の綺麗な虫)を利用して、空を短距離ですが移動できます。

最も近いイメージは、進撃の巨人に出てくる「立体起動装置」みたいな飛び方です。というか、そのままでは。

内心思いましたけどね~~。


ハンターは「翔蟲」を飛びたい方向へ放り投げます。蟲のお尻から伸びた糸を掴んで、空中を飛びます。

糸はあまり長くありません。一匹につき一回しか飛べないので、長い距離を移動したかったら、複数虫を持つ必要があります。


カムラの里の民、独自の移動方法だそうで「疾翔はやがけ」といいます。

使いこなせれば、翔蟲を飛ばして、垂直に近い崖の側面を駆けあがったりすることもできます。


あ、このゲームでは高所からの落下ダメージはありません。

墜落死がないのもストレスフリーで気持ち良いです。アクション苦手な初心者には、実にありがたい……。

標高千メートル級の山の峰から一番下まで生身で飛び降りても平気です!!


ただですね……私、ライズをプレイして二週間ぐらいになりましたが、やっと使い方がわかってきたような気がします。

イマイチ蟲の飛ばす角度とかがわからなくて、崖に激突と落下を繰り返していました。


どうにも操作でまごつくのです。押すボタンの種類がすぐに出てこない。

記憶力悪いしね~~。

ZLボタンってどこだっけ?Lだから左ね。左のLボタンの下、それがZLね。これを押したままAボタンを押すと、前方に飛べるのね? 


と、こんな長い思考をしなければボタンが押せませんでした……。

まあ、狩りに慣れてから、翔蟲は使えればいいと思います。行かなくてはいけない所は、崖にツタが絡まっていて登ることができますし、オトモガルクに乗ったまま飛び上がることも可能。


けれど、やはりゲームに慣れてきたら、使わざるを得なくなります。

モンスターの攻撃を喰らって、後方に吹っ飛ばされるのですが、翔蟲を空に放つことで、「受け身」をとることができます。

もろに吹き飛ばされると尻もちをついたりして挙動が遅れるのですが、「受け身」を取ることができれば、すぐに体勢を立て直して反撃できます。


そして「翔蟲」の真骨頂は移動手段だけではありません。糸をモンスターの体に張り巡らせ、その行動を意のままにことができる「操竜そうりゅう」システムにあるからです。

「操竜」については、また別の機会に書こうと思います。



 ※※※


翔蟲って、ハンターは自前で2匹持っています。

虫かごみたいなものに入れてるのかな? 空に放った蟲は一定距離しか飛べないので、一瞬消えたのち、ハンターの所へ戻ってきます。

フィールドには野生の翔蟲がいて、それを1匹捕まえることができるので、3匹まで所持可能。


拠点のテント内で休んでいると、ハンター君が翔蟲を取り出して空に放っていたりします。

体は青緑色で透き通った羽をしており、綺麗な虫です。光っているので夜だとより美しく見えます。


そうそう。ハンターが持っている方は雌。里で飼い慣らしているのだそう。

オトモ広場という、オトモ達が訓練したり、ハンターへの雇用を斡旋する場所があるのですが、そこに巣箱が置いてあるのです。見る事しかできませんが。


ちなみに雄(大翔蟲)は雌より二倍以上体が大きくて飛翔距離も長いです。ただ蟲のサイズが大きいため、携帯には向かず、彼らが好む「勾玉草」という草にとまらせることで、そこから決まった方角に飛べることができます。

中々迫力があります。大きいと……。

でも崖をオトモガルクで登るのがめんどくさい時があるので、勾玉草を見つけたら、片っ端から大翔蟲くっつけてしまいますね。


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