第150話 disturbed

日本でも、1980年代辺りまでは


協調的共産主義と、外国人の経済評論家に

表現されるほど、国内は仲良しだった。



ライバルメーカーとの、販売競争の

ようなものも、比較的平和で




それは、銀行が融資を断らないからだし

その銀行の経営を、日本国が保障していたからで




つまり、共に発展しましょうと言う



気持ちで、仲良し同士だった。




小学生の子供達の母親同士でも、お互いに

仲良くね、と


協調性を重んじていたし



それなので、母親同士も




仲良くするのが普通であった。





しかし、それがみな崩壊した。


外国人の圧力に負けて、日本の

国内の穏健を手放してしまったので





国内にも敵味方が出来てしまう。




親たちのフィールドに、敵味方が出来てしまえば


子供達にも、波及する。




奇妙な敵味方ができてしまって



少数派を迫害するような、奇妙な

風習が出来てしまうが



それは、渡来人が持ち込んだものだった。




元々の日本人は、そういうものから距離を


置いていたのだけれども。






それなので、子供達も無邪気ではいられなくなったりして。




その子供達が、大人になって



今の日本がある。



民主主義、と言うより

どちらかと言うと無軌道な混沌がある。



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