ひまわり

大きく育ったひまわりが

私の方を向いてくれなくて

小さな小さな私には

きれいな花がとても威張いばって見えました

枯れてしまったひまわりが

ようやく私を向いてくれて

小さな小さな私には

枯れた花がひどく優しく感じました

まわった花をみていました。


2021/04/13

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

額縁のわたしたち 春野骨 @harunokotu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ