愛宕平九郎様
遅くなってごめんなさい。
小百合さん、悪だけれど、今は穏やかに暮らしているのですよね。
持たざる者が生き延びる壮絶さを感じさせてくれる作品でした。
一つ、気になっているのは小百合さんとヴェンゲルさんの関係。単なる愛人関係だったのでしょうか? 何か秘密があるのではと、深読みしております(笑)
そして、『賢者の手』に彼女の進退を託すと言うのも素敵ですね。物語が動かす未来は大きいと思いました。
作者からの返信
☆涼月☆ 様
コメントありがとうございます!
持たざる者が生き延びる壮絶さ。これ、良い表現ですね。そんなイメージで綴ってみたエピソードなので感無量です。単なる愛人関係なのか、そうでないのか。ここに関しては詠み手の想像にお任せする形となりましたが、そもそも「愛人」の関係って恋人や夫婦には無い独特の親密性があると思うのです。そこには大なり小なり、一つだけではない秘密の集まりが詰まっているというような。ただの火遊びでは済まされない間柄って、ちょっと憧れます。え? 愛宕のことはどうでもいいって(笑)? ですよねー。
今は穏やかに暮らしを営んでいるようですが、闇に葬られた過去を持つ凄絶な半生を女性。
その過去を関川さんが無理に暴くのではなく、賢者の手を置くことで本人に委ねるような行動が粋ですね。
賢者の手というのが、また妙にマッチしています。
人間の善悪の倫理観を問うようなところが、このエピソードと共通しているような気がします☆
スゴいです!
作者からの返信
銀鏡 怜尚 様
コメントありがとうございます!
今回は、お題の回答を綴る前に、まずは関川作品の中でどれが似合ってるかなと決めちゃうことにしています。今のところは雰囲気に合った作品が浮かんでますが、その後の展開ではネタ切れとなりそう(笑)
もう一回、同じ作品を置いていくパターンも考えているところです。
兎にも角にも、関川作品は考えさせられる作品が多いってことですかね☆
このチャプターもすごく面白かったです。読み手の気持ちをぐぐっと惹き付ける登場人物設定、そして幾重にもトリックが重ねられて、ルナがいなければなかなか見通せない真実。さすがの一言です。
二尋が最後に自著を店に置いていきましたが、果たしてどうなるんだろとすごく気になっています。自ら悔い改め自首するか、あー面白かったで終わっちゃうのか(笑)。
作者からの返信
Youlife 様
コメントありがとうございます!
フタヒロだけでは見えてこない部分をルナが補完する作り方、だいぶ慣れてきた感じです。このコンビで色々なネタが作れれば、ちょっとしたシリーズものも完成しそうですわ☆
面白いと仰っていただけるのが一番の励みです。ありがとうございます!
里山の無人駅といった情景描写で始まってラストに東京西部という言葉。こちらの方が舞台のお話だったのですね。探偵が主人公ということですが、これまで以上にハードボイルドなお話でした。③の伊野小百合視点の章が効いてます。フタヒロさんの直感がルナの科学的な分析に補完される流れ、こういうところがカッコよくて好きです。この後、伊野小百合がどう行動するのか。オープンエンドな余韻の残すラストでした。
作者からの返信
@sakamono 様
コメントありがとうございます!
駅舎のイメージは「ときがわ町」なのですが、つい山梨と静岡の境目辺りで設定してしまいました(笑)
時効が成立しなくなった世の中とはいえ、時が経てば経つほど立証は難しいものです。伊野さんも残り短い人生ですので、その後の行動には想像を膨らませてもらうのがベターかなと☆
楽しんでいただき光栄です (*´ω`*)
そっか。今回は警察が絡んでいないから、スッキリ解決しなくてもいいのですね。
元・小百合さんは本を手に取ってくれるでしょうか。最後まで、いや途中まででも読んでくれるでしょうか。是非とも読了して、何かを感じ取ってもらいたいものです。
最後の、両手をパンと合わせて目を閉じる仕草が効いてますね!
作者からの返信
霧野 様
コメントありがとうございます!
小百合「あら、このエレインって娘の生き様も悪くないわね」
的な(笑)?