幼馴染と今日も今日とて同じクラスになる

「おっはよー」

そんな元気な子で俺は目覚めた。この元気の声の主は如月瑠奈、幼稚園からなんの縁か高校まで同じで家も隣とといういわゆる幼馴染である

「おはよう、朝から元気だな」

「そうかな悠人が元気なさすぎなんじゃない?まぁ、もうお母さんがご飯だから待ってるよ早く来てね」

「あぃ、」

まだ寝足りないと言っている体を無理矢理起こして制服に着替えるそして1回に向かう

「おはよう母さん」

「あら、おはよう悠人」

あいさつをすると急に瑠奈が目の前に出てきた

「今日はなんの日でしょうか?」

「なんの日?ただの月曜日だ社会人や学生が一番嫌な曜日だな」

ちなみに俺も月曜日が一番苦手である。土日で夜更かしでゲームしたときの疲れが取れないからだ

「なんで朝からそんなこと言うかな、今日から私たち2年生だよ?」

「そういえばそんなこともあるな。でもなんでそんなに嬉しそうなんだ?」

「だって今年は悠人と同じクラスになれるかもしれないんだよ嬉しいに決まってるじゃん。」

すごい笑顔で行ってくるでも正直俺はそこまで興味がないまあいたら楽しいだろうが別になくてみ友達がいる1年生の時に戻るだけである。

「おぉそうか、一緒のクラスだといいな」

「うん!!」

瑠奈は笑顔で微笑んだ


そして色々してるうちに家を出て瑠奈と一緒に学校の校門まできた。

「悠人運命の時間だよ」

すごい壮大なことがあるかのように身構えているのただのクラス替えなのに、

「なんかすごい壮大な言い方だな」

「私にとっては大きなことだかね」

「おぉ、そうか頑張れよ?」

そんなことを話しながらクラスが張り出されている掲示板にたどり着いた

「じぃーーーー」

ジーッと目を細ませてみている姿をみていると急に口が開き

「悠人やったよ!同じクラスだよ!やったやったー」

と言いながらジャンプしながら八木元悠人の名前を指で指している

「おぉほんとだだからそんなに飛ぶなジャンプするな周りが見てるぞ恥ずかしいからやめろ」

どうやら気づいたらしく急激に顔が赤くなっていった

「取り乱してしまいました、、」

「うむ、よろしい」

「それじゃあ今年もよろしくね悠人」

「ああ、こちらこそよろしくな瑠奈」

そんなことを笑顔で言いながら『キーンコーンカーンコンー』とHRの予鈴が鳴った。


それからHRをし始業式で校長の話の最中に新しい漫画を買いに行こうかなど考えたりして帰りのHRを終え家に帰った。


家に帰ると母親が

「おかえり〜」

「ただいま〜」

と返し自分の部屋に上がっていくそして自分の部屋に入ろうとするとドアが空いている珍しいかもしれないが俺の部屋は鍵が付いている俺がいない時は基本かけているからおかしい、、恐る恐るドアを開けているとそこには俺のベットの上でゴロゴロしながら漫画を読んでいる瑠奈の姿があった。

「悠人おかえり〜」

「ただいま〜じゃなくてなんでお前ここにいるの?!」

反射的に返してしまった、そしたら当たり前にのようにに

「なんでって悠人の部屋だから?」

「そういうことじゃなくて、どうやって入ってきた?鍵は朝掛けたはずだが」

「あーそれならお母さんがくれたよ〜」

「そういうことかというかせめて部屋にいるなら何か連絡しろよ、というかなんでここにいるんだ?」

「前に悠人に貸してもらった漫画が面白くて読みたくなっちゃうってさー」

「そういうことかでも次は連絡しろよ」

「うん、わかった」

「じゃとりあえずベットの上をどいてくれ」

「ええなんで〜やだ〜」

瑠奈は身を捩らせながら反抗している

「早くしないとコショコショするぞ」

「ていうかなんで悠人のために退かなきゃ行けないの」

「なんで逆ギレしてんの?!退かないとコショコショするぞ」

「いいよ、ぜったい笑わないから」

堂々とした口調で言ってきた

「よしわかったその気ならいくぞ」

コショコショコショ〜くすぐり攻撃を開始、脇や横腹、膝なども試したが効かない

「どやぁ効かないだろ〜」

「こいつ、、やりやがる、、」

そんなことを言いながら5分が経っても10分経っても笑わない俺の幼馴染は皮膚の神経がないのか?と思うぐらいに効かないなんなら「君はそんなものかい?」と煽られる始末。

「このロボットめ、、」

「ふふどうやら瑠奈ちゃん勝ちみたいだね」

その時瑠奈の服のポケットからプルルルルという音がした

「なんだ?」

「ママがご飯だから戻ってこいだってさ」

「そうかまた明日な」

「うんまた明日ね!」

瑠奈を見送りあれ結局俺の努力はなんだったのだろう俺のこちょこちょタイムを返してくれそんなことを考えながら誰かがあっためた布団をかけて寝るのだった

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幼なじみと戯れるだけのラブコメ @ShiinaRia

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