入学(式とは言ってない)
魔人は最後だと言われた
武器は自分ので大丈夫だと言われたから刀にした
二種類の使い分けをしてる
一つはリーチが長く、物理型、もう一つはリーチが短く、魔法型
一応他の種族は負けたけど善戦だったって感じかな
まぁ、出来る限り善戦にするか
「それでは...初め!」
さて、先輩はどう来るかな
「ハァッ」
カンッカンカンカンカンカン
『おぉー』
......遅っ!?
「チッ」
魔法が来るかな?
「燃え盛り業火となれ『メガ・ファイア』」
ボウッボファッ
『えぇぇぇぇぇぇ!』
一回切って消えたぁ!
「んなっ!?」
『プチ・ファイア』でいいや
ゴウッ
『ザワザワ』
「熱っ!」
え?
「『ギガ・ファイア』を無詠唱かよ」
「いや、『プチ・ファイア』ですよ」
「は?」
「『ギガ・ファイア』ってこれですか?」
グォゥッ
「『はぁぁぁぁぁぁぁ!?』」
あ、砂がガラスに...
「降参だ!勝てるわけ無い!」
「勝者!アデル!」
「え?」
いくら何でも弱くないか?
俺のいない3年間に何があった?
たった3年であんなに変わるか?
もしかしたら兵士じゃないからか?
「考えたらキリがないな」
「お前」
「はい?」
「兵士より強いんじゃないか?」
「いやいや、いくら何でもそれはないですよ」
「お前と戦ったあいつは兵士に匹敵するレベルの強さだぞ?」
「え?ホントですか?」
「ウソ言ってどうする」
えぇぇぇぇぇぇ!?
そういえばあれって入学模擬戦って言うらしい
入学式にやる模擬戦だから入学模擬戦...なんて安直なネーミングセンス!
...廊下を歩く時の視線がイタイ!超イタイ!!
ガラガラガラ
...
教室に入った時の視線がイタイ!!!
「「あ、」」
[ガナルは「すいません」と視線で言った直後に目をそらした!]
お、おまえぇぇぇぇぇ!
[他の3人も同じだった!]
おまえらぁぁぁぁぁぁ!
「寮ごとに座れ」
これでお前らは何も出来ない!
[4人共アデルからちょっと離れている!]
なんでだよぉぉぉぉぉ!
「お前らの担任になったラウル・フィルスだ」
誰か俺に救いを...
「自己紹介してくれ」
やっぱりと言うのか、みんな種族も位も全然違かった
あと、各種族の人数が同じだった
「アデル・アストー・ウィーザートゥだ、知っての通り今年の魔人代表だ」
「これで全員だな...良し、今日は入学式だから授業はないが明日は授業の基本、その次からは普通に授業をする...解散!」
早く寮に戻ろう
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