第5話 あの論が浮気とな!
ラブラブな清代乃には心配かけたく
ないので、咲妃に相談した。
咲妃は、蒼介さんとは友達らしくて
それ以上は、無い
と言っていたから相談し易い。
「今日は遅くなるから
なんか適当に食べてくれる。」
あんなに栄養価に厳しくあれ食べろ、
これ食べろの論が食に厳しく無くなった。
「分かった何時頃、帰るの?」
「日付けまたぐかも!寝てて。」
なんですとぉ~
今日辺りかなり怪しい。
今頃報告?急に決まったのか?
作戦か?
咲妃~help!助けてー
大江諭が浮気してるよ~
と言うわけで、居酒屋で2人飲み会
二人ともグルグルメガネの度なし。
「信じられない!あんなにあんた
Ioveだったじゃん。」
ノンアルビールをのみながら
咲妃の大好きな刺身盛り合わせを
食べる。
ほっぺが垂れる咲妃に( '༥' )ŧ‹”ŧ‹”
「今のカツオは美味いね。」
比べ紬のほっぺはプリプリしていた。
「じゃあさ、探偵は?」
咲妃が提案。
「エ~高いよ。お金無い。」
確率はかなり高いから、確実に証拠
取れる。
「2人でせめて反省させよう。」
咲姫は、容赦無く攻めるのを提案
「よし、今度は、まあ
許してやるけどシッカリ反省
して貰う。
年下なめんなよ~~~w
「お金半分出してあげる。
親友の一大事じゃん、
調べてハッキリさせよう。」
咲妃の申し出は有り難いけど咲妃に
負担はかけたくない。
「う~ン。」
「スッキリしたいんでしょ!!
それとも 恐い?」
咲姫は心配そうな顔をして紬を見た。
「イヤ、大丈夫
自分で調べる。許せん。」
ドン!!🍺 ドン🍺!! と置いたビールは泡を飛ばし
目をギラリとした紬は新たな
決意表明をする。
ビックリした咲妃は、
ドン引きしてたな。
「・・・紬、なら‥大丈夫ダワサ。
やれそうだね。」
咲妃から、ICレコーダなる存在と
隠しカメラなるものを
教えてもらった。
彼のビジネスバックの底に仕込むらしい。
どこで覚えたのか仕込みのやり方
も伝授してくれた。
マンションに帰っても論は、
居なかった。
いっも ウザイ程寄り添って
紬が5分も居場所がわからないと
イラついていた彼なのに…
飽きられた
そうだった。
忘れていた。
私は飽きられる体質、
だから誰とも、付き合わず
その日かぎりの、会話を楽しむ程に
してたはず!!
大江諭に合って私の基本を忘れていた。
ヤッパリ痛い目に遭うんだ。
私のバカヤロー
朝目が覚めたら、
もう珈琲の香りがしてた。
大江諭は、
お泊まりせず帰って来たらしい。
何となく顔合わせずらいので
寝たふりを決め込む。
カチャカチャカチヤと音がする。
弁当を作ってるのと思えば
寝たふりは無理
「おはよう。弁当ならいらないよ」
明るく、明るく…と!!
「おう、おはよう。何でいらない?」
論は、顔を合わせず後ろ姿のまま
聞いてきた。
「うん、先輩達と今日から
食べなきゃいけなく
なっちゃって、逆らえなかったの…
だから、お弁当は大丈夫だよ。」
「そう?じゃあ先に出るから。」
「うん、早いね気をつけてね」
「おう、じゃあね。」
こんなもんかな?
ずっと、避けられてた気がする。
入れたばかりの珈琲も、テーブルの
上で口も付けず、放置。
飽きられたら、あっけないもんだ。
釣った魚に餌をやらないって
私は魚か?キンギョか?
あんまり近ずいたら、駄目だったな。
やはり同居生活は断るべきだった。
私の駄目さが丸わかり。今更
反省しても…
遅いよ。
料理も論にだけやらせてたし
甘やかされて、いい気になってたかも、彼がやってくれる
送り迎えも疲れる原因か?
仕方無いかも。
受け入れよう。
だってまだ22歳なんだからぁ~
ゥワア~ンゥワア~ンゥワア~ン
ゥゥゥ~ンゥワア~ンゥワア~ンゥワア
ベッドで声低くタオルを加えて泣いた。
悲しい時は、泣いたがいいって聞いた。
一時間ばかり泣いていた。
目を冷やして出勤。
まだ少し腫れぼったいが大丈夫。
バスを降りたらラインが来た。
「今日も遅いから、先に休んでてね!!」
既読無視。
いっもなら湯気出して怒ってくるのに何にも返って来ない。
ジーッと眺めてポケットに入れた。
たった1カ月半。
何時もと同じ、歴代彼氏と同じ
でもヤッパリ寂しい。
紬も論が大好きになっていた。
バス亭の前にはコンビニがある。
サンドイッチとコンソメスープを
買う。
黒のスーツにポニーテール
スニーカーにグルグル眼鏡。
いつものスタイル。
会社入り口で百合子先輩とガッチ
「おはようこざいまーす。」
今日は金曜日!百合子先輩も気合い
入ってる。
今度はどこの男と合コンか?
「紬、今日サ~残業なったら、
ヨロシク。」
嫌です!なんて言おうモノなら血祭りにあげられる。
先輩には逆らわない!
女の世界はなんやらかんやら
見えないルールが有る。
「はい!!わかりましたっ!! 」
新卒らしく即返事。
「ありがとう。紬がいると
助かるわー。♡」
何時も合コンの時は残業丸投げ
この局様を何とかしたい‼
金曜日、紬も定時で上がりたーい‼
💡そうだ、先輩に強力して
寿退社してもらえば
私たちの悩みはスツ飛ぶってもんだ。
早くまとまればチョーラッキーw
「先輩、いい男捕まえて
下さい。そのためなら
応援いたします っ。」
百合子先輩の後ろを歩く、
先輩は振られても振られても、
ハイスペック男子を捕まえる‼
と言う信念は揺るがず、ある意味、
尊敬‼
女はこうあるべきと、身をもって
教えてくれる。
いいDNAを見つけ次世代に、残すと
言う生物学的倫理にもとずいている。
「スゴい!」
夜20:00やっと残業終了。
明日は土曜日、
どうせ大江諭も、お泊まりだろう。
バスに、乗り帰っていると
途中カフェにて
大江諭のアル◯ァードを発見!!
慌てて最寄りのバス停で下りる。
┣¨‡┣¨‡┣¨‡┣¨‡
心臓の音が手の平にあるように
うるさい。
自動ドアが開くと奥の方に
ミデアムヘアーで、栗色の髪をした
白い花柄レースの服に辛子色の
フレアスカートの綺麗な優しそうな
女の人が目に止まった。
背が高そうでナイスバディ
後ろムキだけど、ビジネスショート
カットの彼は、やっぱり大江諭。
朝みたまんまのスーツ姿
大江諭の後ろの席に座る。
パスタのペスカトーレとシーザー
サラダとスープ
オレンジジュースを頼みながらも
耳は後ろに集中する。
紬は、ラインで咲妃に報告
紬→咲姫
大江諭の浮気現場に
遭遇。
既読、咲妃
早くICレコーダ!
ICレコーダ!
紬→咲姫
ああ、そ、そうか…
分かったヾ(・ω・`;))ノぁゎわ
後で報告する。
既読、咲妃
分かった!待っ。
カフェでは論と彼女の会話が
静かに聞こえる。
「本当?」
「当たり前俺モテないから。」
ハハハ
論はブラックコーヒーを飲んでいた。
店内にも珈琲の芳ばしい香りが
あちらこちらから流れて来る。
神経を落ちつかせるには
持ってコイの場所。
楽しげな彼女の声が上がる。
「うそでしょ、
昔からモテてたじゃない。」
彼女も紬が飲めないブラック珈琲
を美味しそうに飲む‼
『ウワッ砂糖10個位入れないと
女の人はのめないよ。』
紬は椅子の隙間からチラチラ
水を口に入れてはチラチラ
「いやいや俺、口悪いからサー
彼女なんて居ないんだよー
しかし、お前綺麗になったな!
昔から綺麗だったもんな。」
「論こそ!いい男だょ。
本当に彼女居ないの?」
確かめるように論に聞いていた。
「じゃあ今日
おじゃましょうかなぁフフ」
「おいおい、居ないよ‼。
来るなんて急だな!!」
紬は運ばれてきたペスカトーレを
ズルズルと、蕎麦並みに食べた。
「へぇ~論に彼女居ないんだ。
私彼女じゃ、なかったんだぁー。」
紬は食事も喉をとおらなかった。
通ったけど味分からなかった。
飲み込んだだけ‥
紬 からラインを論へ送る
「今日何時になる?」
「忙しいの?」
「帰らないの?」
結局大江諭は彼女と楽しくお喋り
をして紬のラインに既読も返信も
無かった。
ブチン!
途中電源を切られた。
「はぁこれが答えか‼」
制裁を諦めてしまった紬は
トボトボと店を出る。
ダンボール箱に衣や化粧品を詰め
生活用品をまとめバックにも詰め
咲妃に迎えに来て貰い
経自動車で帰った。
まあ、私の恋の結末なんて
こんなもんよ。
ハハハハハハァだょ。
咲妃は、苦笑いしていたが
大江さんには、間借りなりとも、
お世話になったんだし連絡したが
良いよ。
そう言った。
「だってぇ、電源切られてるモン
ってかぁ気付か
ないよ。
あんなにアタックしてたらさ。
論があの人に夢中みたい。
コッチも冷めたわ。」
「なんか食べた?」
咲妃は、気づかって聞いて来る。
「食べてない!!ブンブン
食べれなかったよ。食べたかも?
デモ咲妃見たら、又おなか
すいてきた。
コンビニ寄ろうよ。」
結局 飲むヨーグルト
冷し中華
オニギリ
味噌汁(お湯でとくやつ。)
スウイーツ
アイス
を買い紬の賃貸ワンルームマンションへ。
考えたら大江諭の部屋は広すぎて
狭い部屋の方が自分にあつてる気がする。掃除も手早く出来るし
やはり実家に帰ってきた感ずらして来る、ヤバイ
結局四時までしゃべり尽くし咲妃は、AM11:00に帰って行った。
まだまだ眠﹏い‼眠すぎる、
あと24時間ゆっくり寝たい。
結局起きたのはPM16:00
大江諭は着拒にしたしブロックした。メルアド変更したし
未練は断ち切った。
最後に、お幸せに って昨日隠し
撮りした彼女の写真を貼り付けて
「彼女居なかったんだね、
知らぬこととは言え
彼女面してすみませんデ・シ・タ
四寝」
と送った。
あ~まだまだ寝るぞ
zzZZzzZZzz
連打で、ピンポーンピンポーンの音
がする気がする。
だるくて、だるくて、おきれ
zzZZzzZZ…ないレス。
無理
トントントン、
ジヤージャー‥
朝を知らせるキッチンの朝の音ん?
あれ‥水の‥音?
カチャカチャカチヤ
チーン。
「ん?なんだかな~いい匂い。」
フア~アアア
鼻をくすぐるチーズの匂いは、
若い娘には、反則ですぜ。
右手はグーで左手は口
アフアフアフ
ダル~イ寝過ぎてダル~イ。
寝疲れか?体のアチコチが痛い。
パンツ一丁とブラだけで寝ていた。
髪はグチャグチャで、ベッチイ
フラフラとベッドを降りて冷蔵庫
の所までいっ…て
背の高い物体と遭遇💦
大江諭?il||li 発見..Σ(ŎдŎ il||li!!
「え…と?え、え、何でおるの?
デ・ス・カ・?」
「誘ってんのか?」
アアアーっ
脱ぎ捨ててあるジャージの◯◯の中に両足を突っ込みびーんとあげる。
急いで上のジャージを着る。
3秒
「ご飯出来てるから。」
「はい。ドーモ^^;」
・・・?
・・・?・・・?・・・?
💡
「アアーそうかぁ、カードキーね。
取りにきたんですか?
ごめんなさい。
今日持って行こうと思ったの。」
紬はバックの中から封筒をだし
大江諭に渡した。
段々と論から笑顔が消えた。
え~と、""""> ポリポリ
「帰っ・・・ていいですよ。
まだ、何か?」
気まずいムードが漂い出す。
え~と、
「私の勘違いで、迷惑かけて
ごめんなさい。
嫌々住んでくれてたのに気ずか
なくてすみませんデシタ。」
以上!!。
大江諭は膝から崩れ落ちた。
「ゴメン、紬に分からないように
解決したかった。」
「ん?・・・なにを?」
「愛してるのは紬だけだ!
説明させてくれ。」
「ん?説明?(๐•̆ ·̭ •̆๐)?なにを?」
「あれ‥は違う?」
「あ‥ああ違うのね。
アレって何?
ハイ、とりあえず。
分かりました。」
「だから違うんだ。」
「うん、違うんだね
分かった。」
紬は論の言い訳しょうとする
気持ちがわからない。
あの綺麗な人と付き合って
行けるのに
それに紬も納得してるのに
論はどうしたいの?
結局彼はうなだれたまま動かない。
「あ…のぉ、気分でも悪いの?」
しゃがみ込んだ論を見下ろしながら
紬はきいてみた。
「紬は平気なのか?
俺と離れてても。」
「 え…あ、
振られるのには、慣れてるって
ゆうか、気持ち無いなら仕方なくない?
安心して、まとわりついたり
しないから。
ストーカーみたいな、真似して
ごめんなさい。
論があの女性を落としてるの見て
あきらめたってゆうか
論には幸せになって欲しい。」
「は?…なにいってるの?
紬が居なくなってオレが
どんなに不安だったか、
分からないだろ。」
「彼女でも無いんだから
別によくなくない?」
紬はICレコーダを取り出して再生した。
「彼女いないよ。もテないし。
彼女フフほんとだって!!」
昨日の会話が音声で流れてくる。
「しかしお前綺麗になったな!」
10分くらいの再生が終わると、論は
観念したように
「 あ“」と叫んだ
「 ね!! 」
紬も彼を納得させたと思い
”間違いないでしょ”
みたいな顔をする。
だから…違うんだ。
話聞けって…
「連れ戻しに来たの?
別れ話に来たの?
かぎ取りに来ただけ?
それとも、御飯の心配してくれた
の?」
紬は不思議そうに聞いた。
大江諭は項垂れた頭を挙げ
話始めた。
「あの子は陽太(ひなた)は元男だ」
「ん?陽太は,お・と・こ・?」
「 ||li げ‼おとこ ?il||」
「ヒエエエヒエエエエホモ?ゲイ?
嘘ー綺麗すぎ」
「昔から俺に言い寄っていたが
本気とは思わずチャカしていた。
ガタイがよくて柔道やってたんだ。いい男で、女の子に凄くモテてたし
まさか本気だったとは…。」
「 とは?
こりゃあ、たまげた。」
あんなに綺麗な人が元男‥と言われ
ましたかぁ~
ウワァ負けた。可憐で大人の女って
雰囲気だったしっ
世の中不思議なことも有るもんだ。
「で・・・彼と寝たの?」
少し興味深々に聞いてみた。
ヤッパリ、オケツは必要なのか?
世間で、言われてる事は事実なんだ
ろうか?
ここで男同士の愛の交わし方に
興味深々‼
いろいろ性に目覚めた乙女には
知りたい事だらけ!!
大江諭は(OωO; )な顔をしていたが
「俺は男にも、
元男にも興味はナイ!! 」
ジロリと睨まれ 「アホか!!」
と言われた。
「いやいやいや、お泊まりあったやん。今更ウソついても…信じられない。」
で、!!
「寝たの?」
「●>皿<●寝るかバカチン、
泊まったのは悠人や蒼介に相談して
たんだ。泊まった場所が違うー‼」
「 あれぇそうなの!!」
「そう!!勝手に誤解して、
馬鹿だな!! 」
「じゃあ朝早かったり
彼女いないって言ったのは何で?
普通諦めさせるには居るって
言うでしょー。」
「アイツは゛メンヘラなとこあってサ紬に何かしたらと思った。
奴に紬の存在を隠していた
だからマンションを、早く出て、
遅く帰ってきた。
紬が心配で心配で、
だから陽太に見られないように
気をつけていた。
お前メンヘラなめんなよ。
ヤバいって!!」
エ━━━━━メンヘラ😱💥
「じゃっ、じゃあ論、早く
帰ってよ~。
怖いし、ね、ね、はやく。
帰って‼」
大江諭の背中を押す。
「大丈夫だよ。もう奴は日本にいな
い。オカマの世界に飛び立った。
いい奴だけど恋人は無理だった。
おれさ、紬に惚れてるから尚更だ
よ」
「そ、そうなの?」
アッサリ納得する紬は素直なのか?
「そうなんだよ…!!。」
案外 楽に仲直り?
「 ヘー。そうなんだ?」
ヘー。
へぇー(꒪⌓꒪)
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