【3章終了キャラクター紹介】④大公国

【ラビット・プリズナー】

 またの名をマーク・ラドラー。

 ハバネロは主人公ではないかと疑っているが、ゲーム設定内とは食い違いも多い。


 故郷であるオレリオ地方のウバールの街は反乱勢力の拠点として街ごと潰され、その時に幼馴染と生き別れている(ラビットは幼馴染は死んだと思っている)


 なお、その幼馴染とはレイア・ハートリーとザイードである。

 本名はリュークだが果たして?

 能力A。

 愛剣は聖剣ラビッシュブレイブでありゲーム設定の主人公が持つ聖剣プレイアではない。

 同時に、ハバネロのゲーム設定の記憶と、リターン0のゲームの主人公に対する説明もまた食い違いがある。


 ハバネロと和睦し、反乱組織はユリーナ支援組織へと変化した。


 ・ゲーム設定内

 マーク・ラドラーは死の商人であり王国反乱軍首領。

 主人公チームを裏から支える。

 故郷の街を焼かれたためにハバネロに復讐を誓う。

 主人公とは別人。



【ラレーヌとガルマム】

 ハバネロが焼いたオレリオ地方のウバールの街の生き残り。

 マーク・ラドラーと共に反乱組織に参加している。


 ラレーヌは秘書官としてマークに付き従う眼鏡を掛けた理知的な見た目。

 マークにアプローチしつつも、そのアプローチの仕方も妹的な肉親に対する感じ。


 ガルマムはガッチリとした野生味溢れる体躯で頼れる存在で、マークにしてみても頼れる兄のような存在。

 所帯持ち。



【ガイア・セレブレイト】

 ゲーム設定内では中性的な美少年で性別不詳。

 事実は男のフリをしていた美少女。

 今はハッキリと女であることはバラしている。


 緑髪。

 サファイアの目。

 物語ならきっと何かの主人公。

 能力S。

 主人公チームの最主力の1人。

 愛剣は神剣アルカディア、柄口に宝石を嵌め込めるようになっている。


 魔術師と呼ばれるほど多彩な技術を持つ。

 通信と呼ばれる魔導力を使ったテレパシーのような技術は、元々ガイアが考案したもの。


 ハバネロはコイツが使っていた技を多数マネする。ハバネロちょっとセコい。

 魔導力を生かした通信技術は主人公チームの強さの秘密の一つ。


 ガイアとは大地の意味。

 記憶の中の預言者(聖女)とは姉妹。

 共和国出身。

 ゲーム設定内とは違い少し自信無さげで、たまに笑うと可愛過ぎてユリーナのツボらしい。

 何かの恐怖に怯えているようだ。


 ・ゲーム設定内

 ゲームではいつも正しい。

 熱血のくせに冷静沈着。

 ゲーム設定内では負け知らずで強さにも自信を持っていたが、最期の1人となり力及ばず魔神に殺される。



【ローラ】

 ユリーナの護衛騎士。

 メラクル隊と仲が良い。

 皆のお姉さん的存在。

 怒ると怖い。

 能力D。


 セルドアとタッグを組んでいるが、一応今は恋愛的な関係ではない。


 ・ゲーム設定内

 大公国接収時にサビナに殺される。


【セルドア】

 ユリーナの護衛騎士。

 寡黙な聖騎士。

 能力D


 これといって自己主張はしないし、性格はともかく見目麗しいポンコツ隊……じゃなかったメラクル隊にアプローチしたりしないのは、女に興味がない訳ではなく真面目過ぎるから。

 硬派。


 個性的なメンバーに囲まれ、ちょっとかわいそう。


 ・ゲーム設定内

 ハバネロの大公国接収時にユリーナを逃して死亡。



【レイルズ・カートン】

 飄々ひょうひょうとしたチャラそうなオッサン……というほど歳ではないが、そんな感じのお兄さん。

 情報通のモテ男。


 聖騎士でありながら、騎士団に馴染めずはぐれ騎士なんて呼ばれた大公国でもトップクラスの能力Aの聖騎士。


 主人公チームでは若手の多い主人公チームを影で支える縁の下の力持ち的な存在だ。

 ガン◯ムのスレ◯ガーみたいと言えばイメージが伝わるだろうか?


 ・ゲーム設定内

 ゲームルートによっては、主人公チームを庇って途中で脱落することもあるが、邪神討伐のトゥルーエンドルート(?)なら、最後まで生き残る。

 でも悪魔神の時には結局、戦死。


【キャリア】

 ポンコツ隊……じゃなくて元メラクル隊。

 特定の彼氏を持たない主義。

 スポーツが得意なタイプのショート系。

 メラクルをタイチョーと呼ぶ。


 財務課の若手のホープのダート君はキャリアの従弟で、家族ぐるみで姉弟みたいなものらしい。


 ……なんだかキャリアは最終的にダート君に嫁に貰われそうな気がする。

 あ、予定にも全くない話で、ただの妄想レベルです。

 そんな予定は一切ないので勘違いしないように……と言いたいが果たして?



【クーデル】

 ポンコツ隊……じゃなくて元メラクル隊。

 ずっと付き合っている彼氏(ヒカゲ)が居る。

 名は体を表す。

 執着系。

 見た目には尽くす系の大人しめの子。


 彼氏がクーデル一筋なので、泥沼は一度もなくラブラブ。

 彼氏に対してのみ謎の直感力が発動することがある。



【サリー】

 ポンコツ隊……じゃなくて元メラクル隊。

 貴族の嫡男からも人気。

 綺麗系で後ろで茶色のロングの髪を一本に纏めて、笑顔も絶やさない出来る秘書系

 常識的に見えてやっぱりポンコツ系。



【ソフィア】

 ポンコツ隊……じゃなくて元メラクル隊。

 彼氏が絶えたことのないモテ女。

 見た目ゆるふわ、中身腹黒。

 金髪がフワッと広がって慈愛の天使のような容姿。


 女友達が出来づらいタイプ。

 そのせいもあってかポンコツ隊面々が大好き。

 合コンを手配するプロ。

 全員だが元隊長のメラクルを慕っている。

 理由は不明。



【コーデリア】

 少し小生意気だけど可愛らしい見た目小動物系、中身マングース。

空色髪。

 メラクルの騎士学校時代からの後輩。

 メラクルを先輩と呼ぶ。

 攻撃特化。


 メラクルを暗殺しようとしたが、誰よりもメラクルを慕っている。

 パールハーバーや副隊長のシーリスに精神誘導を受けたと思われる。


 メラクルを殺した(と思っている)自責の念で、衰弱してお家に引き篭もっている。



【サワロワ・クリストフ】

 大公国の大公。

 若かりし時から大公国をまとめ上げたカリスマ。

 酒好き、女好き。

 ハーレムあり。

 娘LOVEだが、子供の世話などはろくにしたことがない。

 ユリーナの他に1人娘が居る。


 ・ゲーム設定内

 呪いにより衰弱して死亡とされている。

 その隙をついてハバネロ公爵が、私欲で大公国を接収したとされる。

 今の現状と酷似しているが、事情がまるで違う?



【レイリア・サルバーナ】

 中年だがそれでも年相応の色気をもつ女性。

 長い茶色の髪を後ろで一本に結んでいる。

 大公国を支える3大臣の内、唯一の女性

 サワロワのお手付き。

 ハーレムの1人というよりは戦友のような間柄。

 大公サワロワが危篤で、ユリーナが出掛けている間、実質1人で大公国を支えている。

 他2人は内政面でアテにならないし。


 ・ゲーム設定内

 主人公チームの部隊の司令官で、大公国崩壊後も主人公チームを支え、邪神討伐戦で追い詰められた主人公チームを逃すために、モンスターを誘い込んだ建物に最期まで残り、崩れ落ちる建物と共に消えた。

 主人公チームに後を託して。

 ……格好いい。



【トロッド・マイリー】

 三大臣の1人で侯爵。

 超酒好きだが、そんなに酒に強くない。

 頭で考えるより体で感じるタイプ。

 竹を割ったような、要するに悪い人ではないがバカ。

 有能な副官に支えてもらうタイプ。



【ヒカゲ】

 クーデルの彼氏。

 寡黙なサラサラの前髪を持つ中性的な美形。

 大公国で数少ない専門の密偵で腕は大公国随一。


 メラクルと顔を合わせるタイミングが何度もあったが、密偵の癖でいつも姿を隠してしまい、メラクルは1度もヒカゲを見たことがない。


 そこはまあ、メラクルさんだし……で解決するはず。


 クーデルと付き合い出してから人間的な一面が出てきた。

 クーデルを大事に想うのと同時に執着している。

 お似合い。

 現在、ちょっと大ピンチ。


 ・ゲーム設定内

 未登場。

 大公国接収時に死亡した可能性が高い。

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