第54話 アイススケート

 俺とカナタはアイススケート場に来ている。


 アイススケートで俺とカナタが滑れるはずもなく、スケート場に来ているがいっこうに滑れない。

 

 だが、数時間後、俺は何とか滑れるようになる。


 カナタはだめらしい。


 「ほら、こっちこいよ(クソガキボイス)」


 「うぅううううううう、むかつくううううううううううう」


 頬を膨らませて、カナタは怒る。


 はっはっはと俺は高笑い。


 運動神経もいいのだよ。


 これ以上煽ると、カナタが拗ねるので、俺はコツを教える。


 「そうそう、こうやって」


 「こう?」


 「違う違う、こう!」

 

 「こう!」


 「そうそううまいうまい」

 

 「やったぁ……わぁ!」


 「危ない!」


 後ろにすってんころりんするのを俺は慌てて抑える。

 

 その様子はお姫様抱っこのようである。


 「大丈夫か?」


 「うん……大丈夫」


 赤面するカナタを立たせる。


 その後、俺とカナタはおいかけっこした。


 なお、俺がカナタを捕まえるたびに俺がカナタの体のあちこちを触る罰ゲーム付きである。


 正直かなり興奮した。


 現場からは以上です(満面の笑み)。


 

 


  

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