第50話 文化祭 その3 ダンスと片付け、その後……。

 人間卒業式みたいな振り付けを全校生徒一同が超絶キレッキレかつ真剣に踊る。


 ……ふぅ、いい汗を流したぜ。


 エンディングを迎えて、あっという間に終わりを告げた文化祭。


 来年は、どんなセクハラをカナタにしようかなぁ。


 あぁ、でも受験だしなぁ。


 まぁ俺の生活態度は良好(?)だし、部活も後輩にたくして、成績も上位に君臨している。


 それはそうと、俺はあと片付けをする。

 

 さっさと片付けを済ませて、カナタとイチャイチャしたい(願望)。


 俺はさっさと持ち場の仕事を終わらせて、カナタと談笑する。


 「ライブ、どうだった?」


 「す、すごかった」


 「そっかぁ(ニヤニヤ)」

 

 「どうかしたの?」」

 

 「べっつにぃ~」


 「むぅううう、そういえばさっきのヒーローショーでさりげなく変なところ触ったでしょ!」


 頬を膨らませて怒るカナタ。


 全く怖くないが一応謝っておく。


 まぁカナタが可愛いからと言っておけば万事OKなのである。


 カナタと一緒に笑えればどんなことがあっても乗り越えられる気がする。

 

 青春だなぁ。

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