第45話 ハロウィンでウィンウィンな関係 その2
俺は吸血鬼コスプレのカナタと一緒にパーティゲームをやった。
楽しかった。
いっぱいのお菓子をほうばりながら笑う彼女。
幸せな時間だった。
あーんしてお菓子を食べさせあったのはもちろんのこと、ハロウィンにちなんでホラー映画を見た。
彼女は怖いからやめようよと言っていたので、ファミリー向けのモノを見た。
それを見ながら一緒にオカルトな話題から始まり、いろいろな話題をひっきりなしに話す。
そのつど、彼女は太ももやら胸の谷間を見せつけるようにするのを指摘して、照れる彼女に俺の顔がにやける。
人とおり遊んだ後、彼女は帰ろうとする。
だが、なぜか足元はふらつき、倒れそうになる。
「おい、大丈夫か!?」
「らいじょうぶだよぉ~」
「なんか酔っぱらいみたいだぞ……ん?」
俺がふと、散乱するごみをふと見るとチョコレートの箱が見える。
「これ、お酒入っているチョコか……しまった……でもこれ未成年でも別に食べれるものだぞ?」
「えへへ~ソウタぁ~」
チョコレートのせいで、酔っぱらった彼女は俺にもたれかかる。
肌が火照りだらしない表情を浮かべる彼女は服装のせいもあって妖艶に見える。
————続く。
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