第27話 電球

 休みだが、カナタは教師に電球の付け替えを頼まれたらしい。


 彼女は生徒会の役員であり、結構頼りにされているのだ。


 言わずもがな、学校でも人気者だが。


 俺は今までしてきたことを振り返る。


 ……うん、いつか誰かに刺されるな、後ろから。


 それはさておき、俺のほうが背が高いから手伝ってほしいというのだが、俺は面倒くさかったのでイケボで「俺がお前を支えてやるよ」といった。


 「……あ、うん、よろしく」


 カナタは少しはにかむ。


 彼女は椅子に乗り、電球を入れ替える。


 俺はそれを支える。


 女子高生のスカートのヒップラインってなんかそそるよなぁ……。


 そんなことを考えながら左右に揺れるカナタの下半身が落ちないように椅子をしっかりと支える。


 「次の電球をとって~」


 「おう」


 俺が電球をもって、ふと上を見上げると、カナタの下乳が見える。


 動揺しないように注意しながら、俺はさっさと電球を渡す。


 ……ふぅ。


 見上げる乳とはいいもんだ。


 あと、余談だが、美少女の膝裏って太ももの太さとのギャップと相まっていいですねぇ。


 ご立派ぁ!

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