第21話  カナタの余裕

 カナタはショートパンツを履いている。


 お尻の肉にショートパンツが食い込んで何ともエロイ。


 上半身も年頃の女の子のような服装だ。

 

 へそ出ししている女の子ってお腹冷えないのか?


 俺がそんなことを思いながら、カナタと一緒にだらだらと過ごす。


 ふと、カナタがごろんと彼女のベッドでうつぶせになっている。


 これはチャンスだ。


 ふひひ。


 俺は、カナタのお尻にだいぶする。


 「とおおおおおう」


 「きゃッ」


 短い悲鳴を上げたかと思うと、彼女は後ろを確認する。


 そこには、カナタのお尻に自分の顔をズリズリするバカがいた。


 「もうっ」


 だが、ここ最近、勉強なりカナタの愚痴を聞いたり、セクハラしたり(?)で忙しかったからか俺はそのままスゥスゥと寝てしまう。


 その後、カナタに謝罪すると、なんとまぁエロい大人びた笑みを浮かべて、俺の頭を撫でた。


 「寝顔……可愛かったよ」


 「…………」


 「フフッ」


 顔が熱くなってしまった俺を彼女は目を細めて笑うのだ。


 ぐぬぬ。


 でも、これはこれでいっか!


 

 

 

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