第16話 動物園デートでの出来事 

 今日はカナタと一緒に動物園に来ていた。


 相変わらずエロい恰好をしているカナタと俺は手をつなぎ、動物園を歩く。


 ライオン、トラ、パンダ。


 人気の動物を一通り見た後、俺とカナタはお猿さんコーナーにきていた。


 「わぁ、お猿さんだぁ」とカナタはいうのでハイテンションの俺はそれをマネする。

 「わぁ、お猿さんだぁ(鼻声)」


 「かわいい」カナタは無視して小さなお猿さんを見ている。


 「ずっとお猿さんのおちんちんみているけど、大丈夫か、カナタ?」


 「み、見てない!」


 「そうか、ならいいんだが」


 「~~~~~っ」


 「痛い、痛い、蹴りはやめろよカナタ」


 「変に意識しちゃったじゃない、もう~~~~」


 「あっ次、牛見に行く?」


 「そういう意味じゃ……うううう、知らない!」


 ソフトクリーム上げたらご機嫌になった。


 「今度はウサギさんを触りたい!」


 「はいはい」


  俺とカナタはふれあいコーナーにうきうきスキップで向かうのだった。


 

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