第145話 公衆衛生に嘘は良くない(二度目)
(あらすじ)
とあるエピソードで夫とのTwitter相互をブロ解された私(第102話参照)。
前は「今日は何歩歩いた」とつぶやくだけだった過疎アカウントだったが、コロナ禍以降はネトウヨ拗らせ、大好きだったアニメより陰謀論にのめり込み、Twitterも陰謀論者お約束の「バイデンは不正」「このウイルスは某国が意図的にばら撒いた」やら不穏な内容に変貌したのであった。
まだ再フォローしてこないなあ。ちょっとのぞいてみるか。
『コロナなんてただの風邪だよ。俺も罹ったけど後遺症ないよ』
ふむ、ならば私は夜明けに聞く咳込みは夢か幻聴だったのか。部屋のすみっこにあった隠しきれてない隠してあった咳止め薬は幻覚だったのか。
陰謀論のためには嘘を平気でつく。いつからそんな人になったのだ。嘘をつかないいい人だったのに。
自分は平気でTwitterで嘘をつくのにお仲間のTwitterをなんで真実と鵜呑みにするのだろう。集団接種会場でしれっとワクチン接種した反ワクチン活動家の話も、Yahooだか何かのコラムで読んだことあるし。
ちなみにこのエッセイは編集してはいるが、悲しいことに全て実話である。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます