第122話 そこまでしないと治らないものなのか、それはうちも当てはまるのか?

 目新しいことは起きてないのですが、ちょっと今までの整理。


 第一段階 米大統領選に関する陰謀論にハマる


 第二段階(ほぼ同時期)新型コロナによるパンデミックを「中国の生物兵器」「中国がアビガンを大量生産して足元見て売りつけようとしている」と主張しだす。


 第三段階 第二段階の主張により、「コロナにかかってもアビガン飲めば治る、よってコロナはただの風邪」といいマスクを嫌がる。


 第四段階 結局米大統領選では陰謀論通りのことは起こらず。ハマっていたことは覚えてるけど黒歴史化する。なお、情報源は○ノ○ニュースにYou Tube、T田K彦。


 第五段階 ワクチン開発のニュースも「治験が足りない、開発期間短すぎる、モルモットにされる」等主張して反ワクチンとなる。なお、まだアビガン信者。


 第六段階 ワクチン接種始まるもガン無視。副反応起こす私を蔑んだ目で見て出勤する。


 第七段階 アビガン治験終了のニュース。やっとアビガン言わなくなると思ったらイベルメクチン信者に鞍替えしている。

 アメリカの死亡例言っても「それは家畜用だろ、人間用飲めば大丈夫」と言い張る。恐らく情報源は第四段階と同じ(You Tube版だと消されるのでニコ動ではイベルメクチン推しを流し、You Tube版ではキャンプ映像流すと姑息な手段取ってるので確信犯)


 第八段階 夫、オミクロンに感染。三日間発熱、激しい咳と喀痰、下痢と苦しむ。私も巻き添え感染したが割愛。

 そこで医療機関からイベルメクチン処方されなかったためかイベルメクチン推しの記憶が抹消されました。

 ここに書き留めていなければ「そんなこと言ってない」の一点張りだったかと思うと頭痛が痛い。


 こうしてみると、やはり陰謀論やデマを転々として頑なに厚労省や医者の言うことを嘘つき呼ばわりしてそれまでの過去の陰謀論や主張、現実を認め無い。


 Twitterでよく見かける洋介犬さんの漫画「コメンテーターエンドウさん」にも陰謀論者を扱った話があった。

 最後の一コマに「この夫は奇跡的に陰謀論者から脱却する。決定打は奥さんの余命宣告だった」とあり奥さんの「世界のことより私を見て」と病床から訴えてる。しかも「実話ベースに作成しました」とある。


 うちも私が「世界の陰謀論より目の前の家族の話を聞け」「未知のワクチン薬害を騒ぐならば、私が受けてきた治療だって命のリスクがあることを知ってほしがったね」と言ったが効かなかった。


 ……私も余命宣告されないとダメなのか?

いや、そうなったらなったで「妻がこんな病気になったのはワクチンのせいだ」と新たな陰謀論を持ち出しかねない。頭痛が痛い。


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