第120話 現実を認めず、記憶を改ざんする夫にメールすることにした

 以前も書いたが、このエッセイを書いている理由は夫の短期記憶が悪いため(生まれつき)だ。

 そして「そんな事は言ってない」と黒歴史を頭から抹消する人だからだ。


 それを防ぐためにこのエッセイを書き続けてきた。突発性難聴になったことで少しは健康に配慮するかと思ったら、五泊六日の泊まり込み合宿(こんな第七波の真っ最中に開催する相手方もどうかと思うが)に対して、アベノマスク二〜三枚しか持参しないというRPGゲームでいうところの、中ボスから終盤のボスに対戦するのに初期の「かわのふく」並の装備しかしなかった。多分だが、合宿中は洗ってない。家でも洗わずに放置しているから私が洗ってきた。当然、合宿形態は連携を図る目的もあるので数人部屋の共同生活、無症状感染者も混ざっていると十分に考えられる。


 いくら夫が無口であろうと、これでは罹るべくしてかかったとも言える。そして「アビガン(イベルメクチン)飲めば治る」と間違った知識を振りかざし、「俺はかからない」と過信し、微熱待機の私にも暴言を吐いてきたのは過去エッセイに書いてきた。だから「そんな事は言ってない」とは言わせない。

 私は喉風邪以外症状がないと思っていたら違った。元々あせもができやすい体質だが、クーラーの中で汗をあまりかいていないのに湿疹が悪化している。化繊のパジャマがチクチク痒くて着られない。今年はW杯行く予定もあり、出費は押えてきたが、やむなくコットン100%のパジャマを買い足す羽目になった。


 こ・の・恨・み・晴・ら・さ・で・お・く・べ・き・か(「魔太郎が来る」は未読です)


 という訳で、上記の不満をメールにてぶつけることにした、メールじゃないとまた忘れる。

 そして、標準語では物足りないので、広島弁に変換することにした。以前は広島カープ公認の「ソーシャル達川くん」があったのだが、リンク切れしていた。残念である。

 以前、お仕事でご一緒していた広島の方にアクセント学べば良かった。京都弁の陰湿な言い回し変換でもいいが、迫力はやはり広島弁と思っている。


 それか、徹底的にお役所仕事文体にして固くして冷たくすべきか。ニ種類の下書きを前に悩むところである。

 その一方でなぜこんな事になったのか理由の一端を探るために「認知バイアス事典(情報科学研究所、山崎紗己子、宮代こずゑ、菊池由美子著、高橋昌一郎監修。フォレスト出版)」を読んでいる。


 あー、はやく湿疹治らないかな。日焼け止め塗れないわ、痒いわ、掻くと広がるわでろくなことない。まさかこれもコロナの症状とは思わなかった。喉風邪は治りつつあるが、皮膚病は見せられないから長袖か。そうすると汗をかいて悪化も考えられる。

 療養解除になったら皮膚科へ行って相談なり医者用の薬をもらってこようと考えている。

 コロナ関連ではあるが、立証難しいから公費にはならないだろう。

 あのバカ陰謀論夫、絶許。

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