第116話 緊急特別編

 (※個人の意見であり、断定ではありません。普段は政治的なことは書きませんが、あまりにも大きな事件なので特別編として書きました)


 安倍元総理が銃によって暗殺されるという痛ましい事件がおきました。

 犯人は現場で取り押さえられ、動機として母親が入信している旧統一教会への恨み、そして教会と関わりがある政治家を狙ったとのことでした。


 ショックです。令和の時代に暗殺、銃規制が厳しい日本で銃が使われたこと、現時点では不確定ですが彼が3代に渡って旧統一教会というカルトに関わりがあったことも、にわかには信じられません。できればフェイクニュースであってほしい。


 しかし、現時点(令和四年七月十六日時点)では旧統一教会は容疑者の母親が信者であり、二十年前に破産していたことを認めました。他は否定しているようですが、紀藤弁護士始め、被害者の会の弁護士がお布施の強要やら三千万する聖書売りつけなどを記者会見で話し、旧統一教会と食い違いがあります。


 警察は当初「容疑者が思い込み」と発表していましたが、元タレント議員や現役議員の一部が不自然な擁護をしていることから、政治家とカルトが程度の差があれ癒着しているなのは間違いなさそうです。そして容疑者は推測ですが二十年近く復讐方法を考え、同時によく調べていた印象を受けます。


 メディアがどこまでこの問題に踏み込むのか、それとも『どこからかの』圧力やらに屈してウヤムヤにするのか動向を見守りたいと思います。


 そして、ネトウヨや右派と呼ばれる人たち。ざっくりとやや乱暴に定義を書けば韓国嫌いで何かと攻撃し、右派の政治家を支援していました。その右派が韓国のカルト宗教と繋がっていて、お金が巡り巡って韓国へ流れて言っていた事実はどう捕えているか。主義が根本から否定されたTwitterでよく発信するエジプト出身タレントさんは動揺していました。


 ただ、身近なネトウヨは「そんなのいまさらじゃない」とうそぶいてます。自身のアイディンティティ守るためとはいえ、矛盾に向き合ってないどす(´・ω・`)そして、虎ノ○ニュース見てます。君は一体どこへ向かっているの?


 いつぞやも書きましたが、読売新聞に「陰謀論を転々とする人」の記事がありました。

 ネトウヨと呼ばれる人たちもまた別の攻撃対象を見つけてバッシングし、新たな支持政治家をみつけるのでしょう。以前の右派政治家や統一教会は「なかったことに」するでしょう。米大統領選挙のデマも「なかったことになって」のめり込んでいたことを忘れたがってますから。備忘録として書いておいて良かった。


 昨日、ロフトワンプラスで「日刊ややカルト新聞」の藤倉善郎氏のトークライブを配信で見ていました。感想はというと「政教分離は死んだ、いや既に死んでいた」ですね。

 あとゲストの菅野完氏(Wikipediaみるといろいろありますが、それは置いといて)、「ネトウヨと呼ばれる人は恐らく変わらない。ネトウヨは掘り下げると男尊女卑やミソジニーなので云々」という趣旨の発言してました。


 ふうむ、陰謀論者とスピとネトウヨは親和性が高いと思ってたいたけど、掘り下げるとレイシズムやミソジニーに繋がる。ならば、いくら陰謀論の矛盾や政治家の癒着を言っても届かないと。


 あと、コメント欄に「動揺するネトウヨはまだ知性がある」とのパワーワードが生まれていました。タレントさんは知性あったのですね。


 夫の主義主張は思ったより根深そうです。そして本人は絶対に認めません。認めていたらネトウヨにならないし、目の前のコロナ禍を風邪などと言いません。


 カルトだけでなく陰謀論(ネトウヨ)被害者の会を結成してほしいものです。家庭をめちゃくちゃにされたのはカルト信者関係者だけではないです。

(トークイベントの一部を引用しました。問題があるようならコメント欄で指摘ください)


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