Viti
もしも君が生まれ変わっていて
それを知らず逢いに来てくれたなら
嬉しいことだ
愛しいことだ
手に余るほどの幸福だ
神様どうか あと少しだけ
雪を降らせてくれませんか
信じていなかった分だけ
祈りを
ねえ、ヴィティ
生き写しなんだ君は
その癖も 笑い方も
思い出と寸分違わない
言葉だって全部
雪の中を歩いた 白息の形さえ
似ているなんて足りないほど
同じなんだよ
神様どうか 花の季節を
先延ばしにしてくれませんか
信じていなかった分だけ
祈りを
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます