クリシェ
拝啓。あなたへ送る花束だ。
いつもの夜にいつもの言葉を書いている。
僕の
一体何をしているのだろう。
思い出話はたくさんだ。
夢も金も
花火も夜の静けさも、
背景の雨音すら聞き飽きて、
僕はこれから何を書けばいいのだろう。
そう考えては枕を濡らす。
スニーカーを汚す。ピックを落とす。
なあ、笑えよ。笑ってくれよ。
一体何をしているのだろう。
僕は筆を執った。
再掲。あなたへ送る
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