きっかけのはじまり
それからは、退屈な日々が続いた。
精神科と、循環器科への通院、週2回の心臓リハビリ、週1回の精神科の訪問看護などはあったが、仕事も禁止されているため、それ以外の時間は、テレビを見ているか、寝ているか、体調のいい日には、家の前にある公園で、”結構大きい”散歩しているしかなかった。そこで思い出したのが、昔、好きで暇さえあれば書き物をしている事だった。
そうなれば、とにかく、空いている時間は、小説を書いていた。
ひさしぶりに、充実した時間を過ごしていた。
幻覚、幻聴は少しマシになったが、それより毎日が楽しくなっていった。
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