人物紹介Ⅱ
6章までの主要人物紹介(アンカー付)
拙作も200話を超え、新要素のアンカーが出たこともありますので、まとめも含めて書いていきます。
☆アサギリ・トーカ(ジョブ:遊び人)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
アンカー
嗜好:他人を罵る
主義:快楽
思慕:(乙女のプライバシーで秘密!)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
主人公。メスガキ。
他人を罵ることに喜びを感じ、節制よりも快楽を求める。正面切ってのバトルではなく、他人の力やシステムの裏を突いて勝利する。主人公としてどうなんだよそれは。そんな主人公。
人の弱点を突いて喜ぶけど、他人が誰かをイジメるのはあまりよく思わない。知り合いが傷つきそうになっているなら、できるだけ手を指し伸ばそうとする性格。曰く「アタシが傷つけるのはいいのよ」。
主義の快楽は倫理学上の快楽主義とは異なる。あちらは幸福を求めることが大事という倫理観であり、トーカのそれは自分が心地よく楽であるならいいという、いわば利己主義に近い。端的に言えば、ただのワガママである。
思慕の対象は絶対に秘密。誰がどう見ても明白なのに、認めない。常に否定していないと
☆イザヨイ・コトネ(ジョブ:聖女)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
アンカー
誓約:慈愛
主義:節制
思慕:アサギリ・トーカ
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
もう一人の主人公。聖女。
トーカと真逆の性格。慈愛をもって生きることを誓い、節制を重んじる。誰かの手を取って進むことを当然とし、正しく生きるというよりは節度をもって生きることを重んじる。
攻撃するよりも癒しを。そして誰かを守ることを選ぶ聖女。多くを望まず、誰かを救うために自分が傷つくことも計算に入れる。理想に溺れるのではなく、溺れる苦しみを理解したうえで理想を抱く。
1章時点では三つめは『恐怖:クライン皇子』だったのだが、トーカに救われて旅をして徐々に変わっていった。心の根底部分は変化するのである。皇帝<フルムーン>即位の時にトーカがいなかったら、また塗り替えられていた可能性もあったとか。
思慕の対象を誰にも隠しはしない。でも好きな相手にだけはは知られたくない。そんな恋心。堂々と好きな人の心を掴もうとする恋愛つよつよ聖女。
☆ゴルド・ヘルトリング(ジョブ:格闘家/重戦士)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
アンカー
守護:オルスト皇国
主義:専守防衛
劣等:母
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
投げ格闘家。ガチガチに鎧で固めた上での当て身投げと、普通に投げるマッチョオジサン。国を守り、自ら手を出さない守り手。
騎士の家系でジョブが騎士じゃないから苦労したけど、努力の末にレベル90まで上げ切った努力の人。なお90レベル超えは現時点でも世界で10人もいないとか言う希少さ。大型魔物でも投げられる【投技】を極めた格闘家。
幼いころに貴族を狙ったテロに巻き込まれ、自分をかばった母の死を看取る。当時まだ子供だったゴルドを責める者は誰もいなかったが、守れなかった事実が心の根底に刻まれることになる。
トーカに出会うまでは騎士になろうと迷走していたが、投げ格闘家として自信と結果を出してからは道を見出して怒涛のレベルアップ。オルストシュタインを襲う魔物を退け、ボスクラスの敵とも戦い勝利してきた。
お菓子作りは、趣味と経験。スキルで作る料理はトンデモ効果がつくので、普通のお菓子は普通に作るしかないのである。
☆ニダウィ・ミュマイ(軽戦士/祈祷師)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
アンカー
矜持:ミュマイ族
守護:アウタナと大地
尊敬:アサギリ・トーカ
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
斧戦士。ミュマイ族の戦士。サブジョブに祈祷師があるけど、トーカの言うとおりに軽戦士を極めようとしているので形だけ習得している。トーカが知ったら照れながら『でも【瞑想】ぐらいはとっといた方がいいわよ。MP回復効率上がるし』とアドバイスし、そうなると軽戦士として本当に隙のない構成になるとか。
アウタナの聖地を守る自らの部族に強い誇りを持ち、大地を守ることを誓った戦士。ゴルド同様、軽戦士というジョブのおかげで強くなれず苦労していたところをトーカに助けられ、尊敬を抱く。
トーカ曰く、猪突猛進。でも本当に考えず突撃するのではなく、むしろ戦闘においては思考の連続である。トーカの教えを下地にし、手足と思考を止めることなく動き回る。攻撃思考が高すぎることと、トーカの戦略眼を信用しきっているから、そう思われるだけである。
ちなみに武器は未だに『トマホーク』である。片手で使える斧はそんなにないという事もあるが、ニダウィ自身の部族に対する誇りとこだわりともいえる。
☆ルーク・クロムウェル(ジョブ:天騎士/祝福者)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
アンカー
誓約:正義
目的:世界を救う
禁忌:卑劣な行為
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
天騎士おにーさん。ガッチガチの正義主義。世界を救うために頑張り、卑劣な事を許さない騎士。
聖属性の武器防具で突き進む聖属性の攻撃系前衛。防御は聖なる鎧に任せているので、トーカのような精神的バステ使いにスキを突かれてやられてしまう。剣を両手剣にしたことで、さらに攻撃特化になった。
トーカの事は好きだけど、世界を救う方が優先される。そんなアンカー。二章の時にはリーンにこのアンカーを利用される形となった。通常のルークなら怪しいと思ったかも知れないけど、メスガキに完敗して落ち込んでいたという事で一つ。
自分からバステを使うことはないけど、他人がバステを使うのは構わない。弱らせるのは卑劣ではなく、それがその人の戦い方なのだと解釈したとか。
作品が作品なら主人公か、見事ざまあされてそうな性格である。
☆ソレイユ・クシャン(ジョブ:テーラー/ダンサー)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
アンカー
嗜好:可愛い子供
目的:最高の服を作る
主義:その人のために服を作る
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ロリコンショタコンおねーさん。子供大好き。服作るの大好き。過呼吸起こすぐらいに子供好きだけど、一応イエスロリータノータッチ。子供は遠くから愛でるべし。そんな犯罪者一歩手前。それ以外は常識人。
あこがれから針子の道を進み、そのままこの世界に召喚された。いつか最高の服を作るために、今日もせっせと針を取る。3章のテケリ=リの精神攻撃を経て、針を取る想いはさらに強くなった。
主義の『その人のために服を作る』は、オーダーメイドを重んじるという主義。誓約ではないのは、生きるために既製品を作ることも止む無いという現実から。それでも服を作るときは、その人の事を思いながら針を通す。
なんだかんだで大人であり、子供のやりたいことを優先させる。それが大人の役割であり、だからこそ子供は可愛い。素直になれないトーカに助け船を出すこともしばしば。
☆
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
アンカー
矜持:アイドル
嗜好:月原網彦
劣等:月原網彦
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
男の娘アイドルさん。見た目は女性にしか見えないけど、ついている。だからこそいいんじゃないか。
アイドルである自分を誇りに思っている。アミーのアイドル像は他人を笑顔にすること。歌で踊りでそのパフォーマンスで、時には戦闘で目立って笑顔を生み出す。悲しみなんか吹っ飛ばせ!
そんな自分が大好きで、そんな自分が大嫌い。本当は元の世界で一緒に病気と闘ってくれた人たちを笑顔にしたいのに、今はそれができないでいる。いつか元の世界に戻ったらこの世界での経験を生かす。そう思いながら歌っている。自己愛と自己嫌悪。二律背反であるが故に、うかつにアンカー干渉ができない構成。
ちなみに歌唱力とダンスパフォーマンス能力は自前。この世界のアビリティは使うとトンデモ能力(バフデバフばら撒いたり、HPMP癒したり)する効果があるだけで、素の歌唱力には影響を与えない。ぶっちゃけ、音痴でもアビリティ効果は発生するのである。
魔王討伐チャリティコンサートの途中で皇帝<フルムーン>が新たな支配者として現れたので、慌ててツアー内容を変更している。世界の危機よりもアイドル活動。それがアミーなのでした。
☆ハリオ・トウヤ(ジョブ:夜使い)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
アンカー
嗜好:闇
劣等:自分以外
信仰:『夜使い』トバリ
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
誰? 鬼ドクロです。『夜使い』トバリを名乗ったヤツ。
厨二最強。厨二大好き。闇こそ全てを包み込む系厨二。そんな自分に酔っている。そんな……大人? 神や悪魔を除けば、名前のある登場人物の中では最高年齢のアラフィフなオジサン。嘘だろ?
何か意味深な事を言いながら、その実あんまり何も考えていない人。適当な事を言えばキャラが成立すると思ってる。黙々レベルアップも苦行じゃなく、効率よりもロマンを選ぶ。ある意味トーカの対極にいるキャラ。
サブスキル持ってないのは、この世界に対する情報収集が足りてない……というよりはコミュ障なのでその手のイベントをこなせないだけである。あとは「修行など闇に生きる者には不要」とかいうロールプレイ。
『勝手に周りが勘違いしてくれる』系主人公。でもトーカと聖女ちゃんにはバレバレ。
アンカーは闇を好み、自分以外の人間に劣等感を感じている厨二陰キャ。アンジェラと話し合いそう。或いは混ぜるな危険。信仰対象は自分……ではなく、トバリという『自分が演じているキャラ』にである。理想の闇狩人キャラを尊敬し、それを演じている。ややこしい。
トーカに対する感情は愛とか肉欲ではなく、推し的な崇拝。アニメキャラのように崇めており、その活躍を傍で見れれば幸せというタイプ。むしろ自分のようなケガレに触れてほしくないとさえ思っている。
素面で他人と話すとか考えられない程度に陰キャ。現実の仕事でも必要最低限のコミュニケーションでどうにか仕事をこなしていた。仕事用の性格を形成しており、この世界に来た時もとっさに『夜使い』な性格を形成できた。
なんだかんだでテンマ戦では役に立ち、それっぽいロールプレイで悪魔や神にただ者ではないと思わせている。いや、実際スペック的には強いんだけど性格がアレだからなぁ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます