コロナで暇だからとゲームにハマった高校生男子の末路

ダークネスソルト

皆さんこうはならないようにしましょう

 2020年3月、コロナによって高校が無くなった僕はとあるスマホゲームを始めた。

名前はモバイルレジェンダリー(偽名です)。

 5対5で100以上いるキャラを使ってタワーを破壊するシンプルながらも奥が深いスマホゲームだ。

 僕はこれにドハマりした。それはもうは恐ろしいレベルで嵌った。

 このゲームを始めたきっかけは友人が皆でやろうぜと声を掛けてきたのが始まりなのだが、僕以外の皆はどうやら好きになれずに数日で辞めていった。

 それで、僕も少し辞めようかと思ったが。このゲームの魅力に抜け出せずにやり続けた。

 一日10時間以上このゲームをやり、仕事で親がいないのを良いことにずっとやり続けた。

 寝るのも忘れてやり続けて、夜の6時から朝の6時までぶっ続けでやっていたことも少なくはない。

 そうやって気が付いたら生活習慣も崩れ、運動不足に陥り、視力も低下、学力も下がった。

 学校が始まってからもこのゲームの魅力からは抜け出せずにいた。

 流石に学校には毎日通ったが。学校の昼休憩時間は一人で黙々とこのゲームをやり続けた。

 そうして1年がたった。

 そのゲームは幸いなことにスキン課金が主な物であった為課金額はせいぜいん数千円と安く。お金をつぎ込み過ぎて破滅ということは無かったが、このゲームに嵌ってしまったせいで、成績も視力も運動神経もかなり下がった。学校の体育の成績は最下位位だった。

 そうして僕は行きたい大学は元々なかったが、しかし、学力が落ちたので選択肢はかなり狭まった。

 そうして今なぜこのゲームにここまで嵌ってしまったのかを物凄く後悔している。

 もし、こんなゲームなんかせずに勉強をしていたら、もし好きな本を読んでいたら。

そう考えると吐きそうになる。

 そう思って何度もこのゲームを消そうとして、消したがしかし、バックアップを取ってしまっているため、誘惑に負けて再ダウンロードしてしまう。

 僕が生きてきた中での一番の失敗はこのゲームにハマってしまったことであり。このゲームを辞められなかったことだ。

そう後悔しながらも、私はこのゲームを今日もやってしまう。

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