5年目 秋 3/3

夜会から一夜明け、すっきりと目覚めた。

多分王都でのお仕事(晩餐会と夜会)が終わったから、気が軽くなったのかも。


今日は公爵家の料理長さんと朝食、昼食を作り、午後からは診療所で元工房棟組と再会の予定。

そして夕食は、公爵家で工房棟組と一緒に、みんなで作って食べるんだ。

マギ君、ソード君、カインさんも参加予定です。


あれ?三食とも私が作ってないか?

王都の高級料理店を予約する話もあったんだけど、男性陣が手料理希望する圧に負けた結果です。

まあ、いいけど。


さて、ちゃんと早く起きられたので、身支度整えたら(メイドさんに整えられた)厨房へ。


「おはようございます、アリス様。本日は早朝から我々のためにご足労頂き、誠にありがとうございます」


うわ、やっぱり様付けだよ。

私は公爵家の客人だし、法衣子爵位持ってるから仕方ないんだけどね。


「おはようございます。私は元々平民出だし、年齢も子供なんだから出来るだけ普段の口調でお願い。正直敬語は肩こるんだよ」

「よろしいので?」

「もう貴族様言葉は昨日でお腹いっぱい。脂っこい物食べ過ぎた感じだから、素朴な言葉に飢えてるの」

「食事に例えられると料理人として出さないわけにはいかんな。これでいいか?」

「はふぅ、胃に優しい言葉だよ」

「どんだけ食傷してやがるんだ。昨日はよっぽどだったみたいだな」

「もうね、薄い赤身に包まれた分厚い脂身食べてる気分だったよ。サラダくれ!って感じ」

「例えが分かりやす過ぎだ。こっちまで胃もたれしそうだ」

「あ、料理作る前からゴメンね。でもそんな感じだから、今日の朝ご飯は素朴な和食です」

「和食ってなんだ?」

「基本主食はごはん。あとおかずに肉は使わない。そしてスープも油系の材料は使わないの。動物性の物は、あっても卵か魚くらいかな」

「…随分質素に感じるが、そんなんで満足出来るのか?」

「ごはんはパンよりお腹の持ちがいいからね。これだと太りにくいんだよ」


お話ししながら食材を物色。

お、冷凍だけど鮭もあるな。

焼き鮭、卵焼き、きんぴら、大根の味噌汁だな。

く、豆腐が欲しい…。


「肉が無いのは寂しくないか?」

「たまにスライスした肉を使った料理を昼食とかに出せばいいんだよ」

「あの生姜焼きとかいうやつか?」

「そうそう。生姜使うから体にいいし、お肉も薄めにスライスすれば量は減らせるからね」

「お嬢様の侍女が覚えて帰って来たが、あれは衝撃的だった。少量の肉で、コメが、いやごはんか。ごはんがいっぱい食べられる。あれも嬢ちゃんのレシピだろ?」

「私の婚約者、肉ばっかり食べるからお肉の量を減らそうと思って。侍女さんに教えたのはかなりの肉厚だったけどね」

「へえ、いい嫁になりそうだな」

「えへへ」


さて、では調理開始。


「お、おい。食材が空中で皮剥かれて切れてくぞ」

「うん。魔法使うと楽でいいんだ」

「楽って…。普通そんな器用な事は出来ないぞ。あぁ、今度は卵が空中で割れて調味料と混ざり合ってく」

「こうすると手が空くから同時進行で並行作業出来るでしょ。慣れたら出来るよ」

「…なあ、竈使わねえのか?」

「加熱も魔法。慣れると竈の火加減調整するより楽だから。焦げ目も自由自在だよ。調理後の洗い物も少なくて済むしね」

「…鮭が空中で焼けていく。こっちは溶き卵が勝手に平らになって、どんどん巻かれてる。しかも自分は皿用意してるし」

「よし、水にさらしたゴボウもそろそろかな」

「ああ、今度はゴボウとニンジンが空中で炒められていく。横では鍋の中でスープが湯気出してる。こんな調理法出来たら、厨房の効率が爆上がりじゃねえか…」

「うちのお城の厨房、いつもこんな感じだよ」

「…うちの若いの、そっちの厨房に見習いに出せないか?」

「別にいいよ。見習いなんて言わずにうちのレシピ覚えて帰ればいいし。ただし魔法使いまくるから最低でもレベル5はあった方がいいよ」

「公爵領にはダンジョンあるから上げられるが、勝手にそんなこと決めていいのか?」

「私、城の人事権持ってるし、レシピの六割は私のだから大丈夫だよ」

「は?人事権持ってる?それはご領主様の仕事じゃないか?」

「うちの領、急に規模が四倍になっちゃって、みんな忙しくて分業制なんだよ。だから大丈夫だよ」

「…少女に人事権持たせるって、別の意味で大丈夫なのか?」

「だよねー。私、あの城で一番働いてるかも。もっと言ってやって!」

「いや、辺境伯様に文句言うなんて、無茶言うなよ」

「うちの領主様なら、多分怒んないで聞いてくれるよ」

「…それは本当に領主様なのか?」

「あはは、そうなんだよ。領主様、人が好過ぎるよね」

「…若いの修行に出したら、戻って来なくなりそうだな」

「言えてるかも。他領からの移住組、みんな居着いちゃってるし移住希望者も多いから。レシピだけで良かったら、帰ってすぐに送るよ。公爵家内だけで使うなら、無料で良いし」

「ぜひ頼む!」


話してるうちに朝食出来た。

ごはんは大きな土鍋で炊いてもらってたから、これで完成だね。


では、料理長さんに試食してもらおう。


「…うめえ。卵って薄く延ばして焼きながら巻くと、こんなにも旨くなるんだな。鮭なんて凍ってたのに中までちゃんと火が通ってやがる。この茶色いスープも、妙に腹に浸みやがるし。…さっさと持ってかねえと、冷めちまうな」

「大丈夫だよ。食べる直前に魔法で温めればいいから」

「…厨房仕切ってる人間から見たら、嬢ちゃんは是が非でも欲しい人材だぞ。便利人間過ぎる」


料理長さんから高評価貰ったので、料理をお皿に盛りつけて食堂に運びました。

食べる直前の加熱も忘れてないよ。


「二人ともおはよう。朝食出来たよー」

「おはようございます、アリスさん。そのお声を聴くと、なんだか工房棟に戻ったようですわ」

「アリスさんおはよう。手数をおかけしたわね。でも、久方ぶりのアリスさんのごはん。どうして食べたかったのよ」

「シャルちゃんに作ってもらえば良いのに」

「シャルもやっと忙しさが緩和してきたので、時間がある時に頼んでみるわ」

「そうですね。もう少し頻繁に作りませんと、わたくしも腕が鈍りそうですもの」


シャルちゃんとママさん、めっちゃおいしそうに朝食食べてくれた。

あんなに喜んで貰えると、こっちも笑顔になっちゃうよね。


シャルちゃんは、名残惜しそうに王城に出勤して行った。

さすが医療魔法部門長、襲撃された翌日でも朝からご出勤。

責任感強いな。


私はママさんと食後のティタイム。

しばしまったり。


「アリスさん、昨晩は襲撃を予見出来なくてごめんなさいね」

「それを言うなら襲撃は私のせいだよね。娘さんを危険な目に遭わせてしまってごめんなさい」

「いいえ。娘から聞いたけど、全く危険は無かったそうね。報告に来た護衛も、事実を話しているのに首をかしげてたわよ」

「まあ、辺境の危険に比べたら、危険とは言えないレベルだから」

「カインに写像版見せてもらったけど、あれと比べられたら、襲撃者が哀れね」

「辺境で暮らしてると、どうしても大自然の脅威と比べちゃうんだよね。多分、私とシャルちゃんを同時に傷付けられれば、うちの辺境伯家、こちらの公爵家、そしてシャルちゃんの婚約者であるマギ君にもダメージ与えられるから、あのタイミングしかなかったんだろうね」

「そうよね。元老院解体の原因である三家に一度の襲撃でダメージを与えられるタイミングなんて、昨晩くらいよね。でもまさか、王城のすぐそばの貴族街で襲撃するなんて予想外だわ」

「今頃襲撃犯の馬車が塀前に停まってた貴族家は、事情聴取されてるだろうしね」

「ええ。たとえ門の外とはいえ、家のすぐ目の前に不審な馬車が停まっているんですもの。警備が確認してなかったとしたら、手引きを疑われても仕方ないわね」

「血統主義派の貴族邸だったら、詮議は厳しくなるだろうね」

「依頼したのは、やはり財産を持って王都を逃げ出した元老院議員のどちらかよね」

「もし依頼の証拠なんか残ってたら、持ち出せた財産没収された上に犯罪者落ちなのになぁ…」

「そのあたりは騎士団の管轄だから、報告待ちね。さて、暗い話はこのくらいにして、アリスさんの料理レシピのお話をしましょうか」

「あ、領に戻ったら料理長さんに私のレシピ送ることになったんだ。だからそのうち、こっちでも食べられるようになるよ」

「…本当にいいの?うまく使えば王都で大儲け出来るわよ」

「私、こんなに自分の料理レシピを熱望されるなんて思ってなかったんだよ。知ってたらもっと早くに送ったのに」

「おいしい料理のレシピは、本来弟子にしか教えないものよ。それ以外だと高額で取引されるのよ」

「どうせ食材使うなら、おいしく食べてもらった方が嬉しいから。でも領主様がうちの領の産業の一つに考えてるみたいだったから、王都でレシピ配布する訳にはいかないんだよね」

「配布なんてしなくて正解よ。あのレシピは辺境伯領の財産なのよ。社交界で使えば、強力なカードになるわ」

「私、社交はしんどいから、最低限しかするつもり無いんだけどなぁ…」

「こんなにも強力なカードを持っていて社交する気が無いなんて…、頭痛がしそうだわ」

「なんかごめんなさい」

「いいえ。地方の領主家が最低限しか社交に出ないのは、ままある事だわ。うっかり王都とその近郊での常識で考えてしまったわね。こちらこそごめんなさい。今アリスさんのスイーツレシピは、完成品をお土産やお茶会で使うくらいで誰にも開示していないわ。料理レシピも同じ扱いでいいかしら?」

「はい。おうちの中だけなら、自由に使ってください」

「ありがとう。そうさせていただくわ」


レシピのお話、やっと終わったよ。

シャルちゃんにもっと感謝させろ的な事言われたり、ママさんにレシピの事をお説教されたり。

シャルちゃんたちは自分で頑張ったんだし、レシピなんて単なる家庭料理だよ?

私の常識って、ズレてんのかな?

それとも王都と辺境の常識が違いすぎるの?

うーん、謎だわ。


解決出来ない謎は置いといて、そろそろ昼食の準備にかかるか。

お昼は炊き込みご飯にしたいから、料理長に白米炊かれる前に下準備しなきゃ。

ご飯炊くのは魔法で代用出来ないからね。

ゆっくりじっくり加熱しないと、芯が残っちゃうんだ。


朝に食在庫物色してる時にしめじとえのき見つけちゃったから、お昼は炊き込みご飯に決めてたんだ。

スープは三つ葉があったから、三つ葉のかきたま汁がいいな。

おかずは大根の煮つけだな。

朝食でお味噌汁にいれた大根、いい味出てたからね。

う、なんか想像してたらお腹空いて来た。

さっさと作ろう。


下準備してて気づいた。

油揚げが無い。

お豆腐を薄く切って揚げたのが油揚げだったと思うけど、お豆腐も無いよ!


くう~、誰かお豆腐作ってよ!

私、豆腐作りはやったこと無いから!

大豆すり潰して煮て、絞った汁ににがり入れるくらいしか知らないんだよ。

暇があればチャレンジするんだけど、今の私にはそんな時間無いから!!


いくら心の中で叫んでも、お豆腐は出てこない。

仕方ない、油揚げ無しで作ろう。


炊き込みご飯の準備はさくっと終わり(炊く時間が長いだけだからね)、私は今、庭師さんの作業小屋にお邪魔してます。


朝食盛りつけてて思ったんだけど、食器が洋風の物しか無くて、いまいちしっくりこなかったんだよね。

食べてても、違和感が消えないの。


特にお椀が無いのがきつい。

お味噌汁をスープ皿とスプーンでいただくのは、見た目と味がマッチしないんだよ。


で、木材貰ってお椀とお茶碗作ろうと思ったの。

庭師さんの作業小屋には、柵の材料だけでなく農具補修用の硬い木材もあるらしい。

身の締まった木材なら、漆無くても圧縮すれば何とか持つよね。


で、ぱぱっと変形圧縮させて、お椀とお茶碗、お箸を数セット作りました。

乾燥した木材だったから匂いも気にならないレベルだから、なんとか使えそうです。

…私しか使わないかもね。


そして厨房に戻り、大根の煮つけと三つ葉のかきたま汁作った。

料理長さん、今度は無言で見つめてたよ。

炊き込みご飯も炊きあがったので、洗って乾燥させた木製食器に盛り付けてみた。


うん、違和感が無い。

よし、食堂行ってママさんと昼食だ。


「アリスさん、この食器は何かしら?」

「和食は本来こういう食器を使うんだよ。どうも見た目に違和感があったから、作ってみたの。本当は色を塗って艶も出したかったんだけど、時間と材料の都合で無理だった。お箸は慣れないと難しいから、スプーンやフォーク使ってね」

「高さのある食器なのね」

「和食は器を持って食べるのが基本だからね。こちらのマナー的には嫌がられるかもしれないけど」

「いいえ、本来の食べ方をすることこそが食事マナーの基本よ。わたくしもこの器で頂いてみるわ。では、『いただきます』」

「はい。『いただきます』」


『いただきます』は、うちに来て食事したことのある人の間では、もう定番になってるの。

最初に意味を説明すると、大抵気に入って使ってくれるんだ。


「やさしいお味ね。これは女性受けしそうだわ」

「肉や油の量が少ないから、実際身体にもやさしいの。でも、成長期の男子には物足りないかも」

「うちの上二人も、一時期はお肉ばかり食べてたわね」

「成長期にはお肉必要だからね。……ひょっとして私が小さいのって、これが原因!?」

「うふふ、食生活は大事よね。でも、親としては、子供が大きくなるのは、ゆっくりな方が嬉しいのよ。多分お相手の男性もね」

「…お胸は欲しいです」

「そこはあった方がうれしいわね。でも、胸は親の影響が大きいみたいよ」

「ええ、遺伝的要素が大きいのは分かってます。私の母は背も低かったしお胸も…。シャルちゃん、いいなぁ」

「あら、ソード子爵は容姿で貴女を選んではいないでしょう?」

「そうだとは思うけど、これは私自身の理想が…」

「女性はそうよね。どうしても理想の体型を求めてしまうわ」

「くぅ!叶わぬ夢か…」

「実際はもう少し年齢が上がらないと分からないわよ。そんなことより、…おかわりしていいかしら?」

「あ、はい」


私のお胸事情は、炊き込みご飯を前にした公爵夫人にとっては二の次だったよ。



ちょっと将来を悲観しちゃった昼食後、休憩取ってから自走馬車に揺られて医療魔法部門の診療所に来ました。


ちゃんと特級薬医師のバッジも付けて来たから、私一人でもすんなりと内部を案内してもらえたよ。


うん、さすが王都。規模がでかいな。

待合室、三十人くらい座れそう。

診察室は五つもあるし、お薬保管部屋もある。

入院用のベッドも二階に多数感知出来る。


レリアさんとイリアナさんはまだ診察中なので、私は廊下から魔力感知で見学しました。


診察、患者さん以外に三人も居るんだ。

多分レリアさんと患者さんを挟んだ向かい側にいる男性がお弟子さん(?)で、横で待機して女性は看護師さんかな。

お、看護師らしき人、カルテっぽいの書いてる。

多分カルテも導入出来たんだね。


次はイリアナさんの診察室だな。

こっちは女性の患者さんか。

お。お弟子さん(?)も女性じゃん!

女性医師(多分ね)頑張ってるな。


げ、看護師らしき人の魔力パターン、敵意や猜疑心混じってる。

えー、嫌なもん見ちゃった。

これ、どうしよう…。


付き添ってくれた女性に案内され、会議室みたいな部屋でお茶を出してもらった。

ここで診察終了まで待たせてもらって、王城から来るシャルちゃんとエレーヌさんともここで合流の予定です。

時間出来たな。一応相談しとくか。


【シャルちゃん、今話せる?】

【はい、大丈夫ですわ】

【今診療所見学させてもらったんだけど、イリアナさんの診察室にいた看護師らしき女性、魔力パターンに敵意と猜疑が出てた】

【…やはりですか。アリスさん程はっきりとは分かりませんが、お会いするたびに何となく嫌な感じがしておりました】

【やっぱりある程度は分かるようになったんだね】

【まだ『なんとなく』ですので、判断基準には使えませんわね。ですが他のメンバーも同じようなことを感じるとおっしゃっていましたし、アリスさんが言われるのでしたら間違い無さそうですね】

【残念ながらそうみたい】

【念のために身辺調査はマギ様にお願いしてございますので、結果が出るまでは気を付けておきますわ】

【もう対処してたのね。さすがだね】

【いえ、わたくしの管轄内での嫌疑です。お褒め頂ける内容ではございませんわ】

【いい人ばかりじゃないから、それは仕方ないよ】

【辺境伯家のお城でしたらこのような事はございませんのに。お恥ずかしい限りです】

【…うち、お城で働く人の面接、ネージュに助けてもらってるの】

【まあ!そではちょっとずるくございません?】

【ソード君が、ネージュのことを採用担当官とか呼んで必ず同席させるのよ。おかげで私やソード君も、色々なパターン覚えちゃった】

【ネージュ採用担当官、わたくしも欲しいですわ】

【ごめん。ネージュってうちのお城では色々役職持ってるから、貸し出し不可です】

【あら、そんなにもお役職が?】

【兵士さんを狼の群れから助けて『兵長』って呼ばれてるし、獲物狩って来て厨房に持ち込むから『食肉担当』って呼ばれてるし、なぜかお城のメイドさんたちからは『姫』呼びされてる。あ、最近は『錬金薬師』もだ】

【はあっ!?、っと、失礼いたしました。ですが、錬金薬師ですの?】

【うん。9.0と軟膏、丸薬も作ってる。ポーション作成者のマーク、猫足スタンプがネージュのだよ】

【…見た事ございます。9.0だったので、てっきりアリスさんがマークを変えたのかと思っておりましたわ】

【あはは。マークをデザインしたのは私だけどね】

【まるでもう一人のアリスさんですわね】

【む…】


シャルちゃんに指摘されて気付いた。

確かにネージュ、私と同じことしてるな。

はっ!これが『飼い主に似る』ってことか!?

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