第5話 朝日の家族

朝日に連れられ、家に招待された。

「ただいまー」

「おかえり〜」

と朝日の母が答える。

「母さん、今日お客さんがいるんだ。」

「え、兄ちゃんの彼女?」

朝日の妹が答える。

「なんでそういうことになるんだ?襲われているところを助けただけだ。なんか訳ありみたいで……」

「ほら、エルン上がって」

「お、おじゃまします。」

「わ〜女の人だ、しかもきれーい。」

妹ははしゃいでいた。父も何事かと思っ出てきた。

「そういえば彼女の自己紹介まだだったね紹介するよ。ほら、エルン」

「あ、はい」

「私はロイス王国から参りましたエルン・フォン・ロイスと申します。身分はロイス王国の第1王女です。」

「え!!」

3人の声が重なった。それもそうだ、いきなり王女と言われたのだから。

「なんで王女様が兄ちゃんと一緒にいるの?」

「それもそうだ」

両親の声が重なった。

そうか2人にはまだ話してなかったな。

腹をくくって話そうと決意した。

「俺2ヶ月間行方不明だっただろう?」

「確かに」

両親が答える。

「実は俺その間異世界に召喚されてたんだ。」

両親達は驚き、妹は興味しんしんだ。

その時にあって一緒に冒険したのが彼女だと説明した。それと向こうで結婚式もあげていることも説明した。

「結婚してるのか……」

と父は絶句した。

「もちろん、こっちの世界でもあげる予定」

「エルン様は兄の事どう思ってる?」

妹がエルンに聞いていた。

「私は強くてかっこいい勇者様と思っています。」

エルンは答え、両親と妹は喜んだ

「ところでエルンさんこれからどうする?学校に行くてもあるが?」

と父は言った。

「学校ですか?ぜひ行きたいです。朝日様と一緒の学校にお願いします。」

父は一言置き

「分かった、色々準備しておく。」

と言った。

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