第5話 手袋

 霧みたいな雨に見舞われた冬の始まりの昼少し前。待ち合わせた駅の近くの喫茶店で席に案内されるやいなや、彩華が口を開いた。

「テルって、手袋しないの?」

 随分と唐突な疑問だとは思ったけど……いや、確かに今日は随分と寒いから、そういった理由はあったのかもしれない。

 細く――もしかしたら今年最後になるかもしれない雨が降る窓の向こうを眺めてから、改めて彩華に視線を向ける。

「昔からだよ」

 答えると、少し不思議そうな顔で、ふうん、と、彩華は呟いて――。

「狙ってる?」

 と、底意地の悪い顔で訊いてきた。

 訊かれた意味が分からなくて、きょとんとした顔で見つめ返してしまう俺。

 彩華は、俺のそんな態度を、敢えて気付かないふりをしているとでも思ったのか、自分の手袋を外して俺の目の前に右手を出して握ったり開いたりして見せた。

 ああ、手を繋ぎたいと思われたのか。

 そう納得しても……いや、甘えたり甘やかすのは、その、どうやら俺はそういうスキンシップが好きみたいだし、やぶさかではないけど、流石にこうした店の中では抵抗がある。

「防寒着、あんまり必要ないんだ」

 人目を気にしたせいか、思ったよりも固い言い草になったかな、と、思った瞬間、ひんやりとした指先に右手を絡め取られた。

「うわ、テル、手、あったかい」

 彩華の声が――、驚きもあってつい大きくなったんだろうけど、まだ人の少ない店に響いて、生暖かい視線が向けられた。

「ヒカルという人物は、元々体温高めなんだ」

 多少の居心地の悪さを感じて、少し尖らせた口で言い訳じみたことを呟いた俺。

「ずるい」

「ずるい?」

 俺を真似るように口を尖らせた彩華に、今度は小首を傾げて見せると、胸を張って宣言された。

「冷え性に悩む大人の女の人の反感を買うぞ! テルは」

「だから、何度も言うが俺はだ。別に寒いなら防寒着でなんとかすればいいだけなのでは?」

「わかってないよ!」

 バンバンと、握ったままの俺の手を机にぶつける彩華。

「なにがだよ?」

 彩華の子供っぽい仕草に苦笑いしてしまう。

 今日の彩華は少し不安定だ。

 いつもはきちんと休日に前もって約束をしてから会うのに、平日に……しかも当日、出来るだけ早くと言う条件で呼びつけたし、その割りに世間話をハイテンションで続け、核心に至る話題を隠してる。

 不意に不安に囚われること、大人になってもままあることだし、今日がそういう日なのかな? と、ちょっと達観した目で彩華を見守る。

 むー、と、分かり易く頬を膨らませた彩華は――。

 ……そういうことか。

 彩華がフラストレーションが溜まっていそうな顔で薬指を弄っているから、ようやく意図に気付いた。

「焦り始めた?」

 訊いてみると、図星をいきなり直接的な表現で衝かれたせいか、最初険しい顔で刃物みたいな視線を向けてきた彩華だったけど、一呼吸だけ間を置いて薄く目を閉じて答えた。

「少し、ね」

 諦めたような声に、微かに不安を感じる。

 時間が強くした想いの現実とのギャップに幻滅されたのかも。

 背筋に走った冷たいものを隠すように、努めて優しく訊いてみる。

「なにかあった?」

「かなーり」

 言葉は砕けているけど、すぐに台詞を被せてくる辺り重症なのかもしれない。テーブルに突っ伏すように腕の上に顎を乗せた彩華が、試すような目で俺を見た。

「まあ、ね。三十も間近に迫れば過保護な両親はイロイロと気を回し始めるものなのですよ!」

 声の調子に、余計なことだけど、という意識があるようにも感じるけど、言葉にしていない部分の憤っている対象に自分も入っている気がして、相槌を挟むのも少し躊躇われる。

 こういう時の女性は、なんというか……本当に扱いが難しい。

「婚活とか妊活なんて言葉が広まっちゃったせいで、昔は理解があった母さんの方が今は煩いし、それに――」

「それに?」

 もったいぶって語尾を伸ばした彩華に、ちゃんと聞いているというアピール込みで復唱して続きを促してみる。

 ジト目になった彩華が、自嘲めいた笑みを浮かべた。

「ついさっき、休日遊べる女友達が一人減ったし」

「うん?」

「なついてた後輩から、結婚の予定を告げられましたとさー!」

 グニ~っと力いっぱい抓ることで、不満をそのまま俺の頬にぶつけた彩華。

 口を左右に引っ張られていて、気休め程度の慰めも掛けてやれない俺。

 遠慮がないから、結構痛い。

「そりゃあ、彼氏居るの知ってたし、いつかはそうなのかなーって思ってたけどさ。なんとなく、天然っていうか幼いっていうか、そんな感じの子だったから、まだ先だと思ってたのに、相談じゃなくて報告だからねー。ねー?」

 ちょっとしつこく同意を求めていた彩華だったけど、俺の頬を話さない辺り、聞いて欲しいというよりも、喋ってすっきりしたい気分なのかも。

 小首を傾げた彩華が、そのままテーブルの上に身を乗り出して迫ってくる。冗談っぽさの少ない――というか、本気の目付きで、鼻がぶつかりそうになるまで距離を詰めてきている。

 ここでキスするつもりなのか? ……嫌じゃないけど、ど、どうなんだろう? 受け入れればいいのか? 良識的に場所を考えろと言うべきか?

 鼻の頭が触れ、斜めに突き出された額がぶつかり――充分以上に俺を動揺させてようやく気が済んだのか、唇だけは触れる前に、彩華は頬を抓る手を離して元通り椅子に座った。

「そっちは、そういうのないの?」

「ううん……」

 真顔で訊かれて、返事に困った。

 こっちとしては、さっきの肩透かしのダメージが少なからずあるので、すぐには言葉を継げないんだけど……。

「なんだよ、今日は歯切れ悪いなぁ」

 面白く無さそうに彩華が言った。親の干渉と、友達の裏切り――というか、意表を衝く行動か? ――に、ストレスが溜まっているようだ。

 待たせたら駄目だと判断し、取り合えず話し始める。

「いや、大学も就職も全く相談しないで決めたし、家は兄貴がきちんと継いで結婚して子供もいるせいか、何も言われないんだよな。だから、そういう話を聞くと……」

「聞くと?」

 どう気持ちを表現したものか言葉を選んでいるのに、彩華に急かされ、まとまっていないままの心情が口を衝いた。

「なんだか違う世界の事のような気がしてしまう」

 言った瞬間、急に彩華の顔がまっさらになった。口は開いているのに、声は全く出ていなくて、なのに、唇が微妙に動いている。

 うん? と、疑問を顔に出す間も無く――。

 ギュッと口を噤んだ彩華が勢い良く立ち上がって、そのままテーブルを離れようとした。

「いや、待て。誤解だ、説明させてくれ」

 ようやく彩華の行動の意味を察して、身を乗り出して彩華の肩というか腕というか、ともかく、手が触れたとこをつかんで強引に押さえつけて椅子に再び座らせる。

 彩華の方も、瞬発的な感情の変化が落ち着き、このまま去るべきじゃないと冷静な判断をしたのか、暴れずに大人しく座ってくれたけど……。

「聞いてやろう」

 さっきとは別の雰囲気でどっかりと椅子に座った彩華から、黒いオーラが漂っている。

 大分話しにくいな、と、思うものの黙っていたほうが状況が悪くなるので、取り合えずパッと浮かんだ言葉で気持ちを伝えてみる。

「付き合ってからとか、その先とか、すぐにはイメージし難いんだ」

 ちらっと彩華の顔色を窺ってみるけど、どうやら彩華の場合は違うらしい。俺が考えてるよりも、もっと先のイメージまで固まっているのかもしれない。

 それはそれで、かなりのプレッシャーだけど。

「ちょっとずつ、ちょっとずつ積み上げて、色んなバリエーションの中から方向を固めていくのが、どうやら俺の恋愛、らしい」

 ともかくも、共感を誘うよりもきちんと考えていることを説明するべきだと判断して、思っていることを考えながら言葉に変えていく。

「いつでもベタベタしたいのか、プライベートでだけ甘くてそれ以外は束縛しない方が良いのか、電話とメールの頻度はどのぐらいがいいのか、とか、そういうの」

 最初に出した言葉が難しかったのか、ついてきていない顔をした彩華に噛み砕いて言ってみる。

 今度は大丈夫そうだ。

 ホッとして――、一拍だけ呼吸の間を開けてから続ける。

「……これから恋愛していくイメージは出来つつある、と、思う。その先が、まだ」

 一朝一夕には決められない。そんな軽い気持ちで最終結論を出したくない。

 付き合った経験そのものが乏しいからなのか、社会人としての自覚が未だに足りていないのか、恋人になって数ヶ月経って結婚とかなんだか飛躍しているように感じる。恋人同士になったとして一~二年ぐらいは様子を見たいとゆうか、のんびりとイチャイチャしたいというか……。

 古風なのか? 俺って。いや、むしろ優柔不断か。

 聞き終えても不満そうに口を真一文字に結んでいた彩華だったけど、ふぅ、と、短い溜息をつき――。

「固いなー、テルは相変わらず」

 と、どこか呆れたような、諦めたような声色でしみじみと告げられた。

「だ」

 他に言いようがなくて出したいつもの訂正は、思った以上に拗ねた声になってしまう。

「結婚も恋も、ノリとか雰囲気に背中を押されることもあるとおもうけどニャー」

 おどけたように話す彩華だけど、表情は若干固い。だから、余計に甘ったれた語尾が絡みつく。

 彩華がこういう口調の時は、甘えたいんだって言うことを最近学習した。いや、女性って誰でもそうなのかも? もっとも、恋愛経験の非常に薄い俺には判断しかねることだけど。

 けど、口約束でご機嫌をとるって言うのも……なぁ。

 沈黙が長引かないように考え、とりあえず彩華のノリに乗っかってみるか、と思い。

「ふうん……。ノリ、ねえ」

 意地悪く少し冷めた目と口調で返すと、彩華は怯んで――すぐにその意味を理解したみたいで、早口で被せてきた。

「いや、アバンチュール的なのじゃなくて、だよ」

 今度は逆に少し焦った顔の彩華。

 ほんの少しだけ、笑ってしまう。

 昨日よりは今日、彩華の考えてることが分かる。再開した最初の日よりも、お互いのリズムをきちんと把握出来てきている。

 だから、あと一歩だと思うんだけどな。

「分かってる」

 笑ったすぐ後に同意したら、不思議そうな目をされてしまった。

 ふふん、と、今度は余裕ぶった笑みを浮かべ少しからかうように目を細める俺。

「ノリとか雰囲気って言ってる癖に、なが~く純情を持ってるみたいだしな、彩華も」

 むう、と、彩華は頬を膨らませ――。

「ヒカル、は、どうか知らないけどさ」

 拗ねたように話し始めた彩華の言葉に違和感を感じたのは一瞬。

 呼び方が――最近ちょっと訂正を諦め気味だった彩華お気に入りの渾名のテルから、本名に変わっている。

 驚いた目を向けるけど、彩華は少し気まずそうにしただけで、話し続けた。

「ずっと、会いたかったんだよ? 高校の時も、大学行ってからも」

 ちょっと無理して怒っているような、甘えるように拗ねているような、そんな非難と媚を込めた口調で訥々と彩華は話してる。

 心情を素直に吐露するってこと、大変だもんな。無防備な本音なら、尚更。

「でもあんな終わり方だから、切っ掛けも――、昔のつっぱってたアタシは謝るってのも変な気がしていたし、掛けられる言葉もなくて……、無視……じゃないけど、お互い背景みたいにしか認識してなくてさ」

 彩華がまったく同じ気持ちだったことに、驚いた。

 俺も彩華が折れてくれればな、と、思っていた時期があった。

 いや、ん――。上手く言葉に出来ないんだけど、彩華が謝らないと分かっていて、それなのに、彩華が折れる方に賭けていたっていうか。

 そうだな。そういう有り得ないことが起こるなら、元通りになれるような気がしていたんだと思う。

「ヒカルが目の前でピンチってたり、それか、間違ってでもいいから一声かけてくれたら、一気に喋りまくって押し切るつもりでいたのに……」

 その場面がすぐに思い浮かんでしまって、ついクスリと笑ってしまった。確かに、彩華ならそうするだろうな。もしその後に俺が捻るれた対応を返したとしても、きっと、ぶん殴って和解モードに無理やり引っ張っていったりしてさ。

「あの手紙も、ね?」

 言われて、ふと、上手くも下手でもないあの字が頭に浮かんだ。

 妙なものだと思う。

 特別でもないたった一文が、劇的に今を変えたんだから。

「ああ」

「気まずくて最初は定型文だけで終わろうとしてたんだけど……」

 あの一文のない手紙だったら、俺はどうしていただろう? もしもの仮定は凄く難しいけど、機械的に書かれた文章だけだったら、あの瞬間に彩華を手紙から意識することは、もっと少なかった気がする。パッと見てゴミ箱行きだった、とまでは断じられないけど――。

「ヒカルが誰かアタシの知らない人を好きになって、高校時代の事なんて忘れて今を充分楽しんでるのかなって思ったら」

 窺うように彩華が控えめな視線を俺に向け、一度言葉を区切った。

 感情を読まれたくないのか、顔の前で組んだ両手で口を隠して、ちょっと俯きがちで、上目遣いの視線だけを俺に向ける。

「思ったら?」

 間が長くて、続きを促すように問い掛けてみると。

「凄く落ち込んで――、でも、次の瞬間」

 その時の事を思い出したのか、それとも、俺に伝えようとしたのか、大袈裟にテーブルの上に身を投げ出して突っ伏した彩華は、一拍だけその姿勢を保ち、俺の中の罪悪感が膨らむその前にガバッと起き上がって、声を張り上げた。

「無性に腹が立った!」

「おい」

 しおらしい雰囲気が続くものだと思っていたから、慰めるために伸ばそうとした右手が行き先を失う。

「でも、それで吹っ切れた。ダメもとでもやってやる! みたいな気になってね。女は度胸! ……声、聞けるだけでも上々。もし……。もしも幸せ一杯のリア充になってたら、思いっきりぶん殴ってやるー! ってね」

 思いっきりの良い笑顔で、彩華は所在無げだった俺の手を取り、頬にあて、その後に中指を軽く噛んでから、自分の頭の上に乗せた。

「そこからいくと、今は随分と我侭になったな」

 促されるままに彩華の頭に乗せられた手を動かし、二往復分撫でてから手を離す。

「当然! 損した分の青春は取り返さなくちゃ」

 いつも通りの勝気な笑顔が彩華に戻っていて、安心したっていうか、嬉しくなったっていうか、なんだかようやく今日が始まった気がした。

 そして、一区切りついたのを察したのか、ウェイトレスがゆっくりとこちらの様子を窺いつつ足音を高めにして近付いてきた。

 全部見られていたのかと思うと、やっぱりちょっと恥ずかしかったけど、これはこれで二人きりの世界に入るってことなのか? と、思うと、少し照れだけじゃない笑みが浮かぶ。

 待たせ過ぎてしまったから、手早く――、一応、安過ぎないものを見繕って注文する。

 彩華は黙ったままで俺にお任せ待機に入っていて、ウェイトレスの女の子は男じゃ絶対にしないような生暖かい目をしていた。

 頻繁に来る店じゃないからいいといえばいいんだけど……。次にここに来る時はかなりの勇気が要りそうだ。


 注文を取り終えたウェイトレスの背中が充分に離れてから、ふは、と、つめ停滞期というか緊張感を吐き出し。蒸し返すのもどうかと思ったけど、具体的な行動については話してなかったので、さっきの続きを口にする。

「……挨拶しに行こうか?」

 俺の提案が意外だったのか、意味を理解出来ていないきょとんとした顔が目の前にある。

 すぐに返ってこない返事に頬が熱くなって、つい饒舌になってしまった。

「いや、だから、その、そういう話を親からされてるなら、さ」

「いいの?」

 妙にニュートラルな顔で彩華が訊き返して来た。

 すぐに返事が出来なくて、でも、自分で言い出したことだし引っ込みもつかなくて頷く俺。

「ダメじゃない」

 迷いの残るおれの返事を聞いた彩華は、軽く笑って答えた。

「自分で上手く言っとく」

 幻滅されたんだと思って、反論――になれるか、それともただの言い訳しか言えないかは分からなかったけど、反射的に何か言おうとした俺。

 俺の雰囲気を察したのか、彩華は早口で続けた。ちょっとしんみりした顔だけは隠さずに。

「当てがあるのは嘘じゃないんだし、大丈夫」

「彩華、俺は――」

「大丈夫。時間掛かるんでしょ? さっき聞いたよ」

 理解があるというべきか、そんな大人びたさばさばした態度が、なんだかちょっと悔しい。って、完全に俺の我侭なんだけどさ。

 年上の女性のこういう部分が……言い方は悪いかもしれないけど、楽で……助かるって言うか、ん――。

 そうだな、物分りが良すぎるのも、なんだか面白くないのかも。

 ちょっとの我侭な不満が、彩華を嬉しいけど困るような状況にさせたいと思わせた。

 おもむろにテーブルの上の彩華の手を取り、少しキザったいけど手の甲に軽くキスしてみた。取った指も、唇から感じる手の甲の体温も、俺より随分低くてひんやりとしていた。

 いきなりのことに目をしぱたたかせた彩華。

「もう少し時間は掛かるかもしれないけど……他の人は目に入っていないからな」

 かっこつけた後が続かず、ぶっきらぼうに言ってしまう。

 うん。そうなんだよな。タイミングを計っているっていうか、最後の切っ掛けを待っているっていうか。

 ……短くないブランクがあったのに、彩華は本当に今の俺で良いと言い切れるのかな? なんて、自分に自信が無いから少しの躊躇もあったりして。

 だからなのかな――。

 多分、言えなくはないと思う。今、この瞬間であっても。ただ、言うべき時が今なのかどうなのかって言うと、違う気がしている。


 どの程度考えていることが伝わったのかは分からないけど、彩華は軽やかに笑って答えた。

「わかってるよ」

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