世界は君を中心に回っている
光り輝く星々
目立って見える星もあれば
あまり目立たない星もある
だけど地上まで降り注ぐ光は
目で見えるのは
一等星ともなればたった21個しかなくて
そう考えると目立たない星だって
充分目立ってると言っていいのかもしれない
僕たち人の数に比べれば
世間なんてほんっと狭くて
目に見える星の数に比べたら
夜空はとっても広大で
星は
僕たちなんかよりよっぽど
孤独なのかもしれないけど
もし数えきれないほどたくさんの星が光り輝いていたら
みんな星を数えただろうか
星座は生まれてただろうか
星の神話は作られていただろうか
だから人が数えようと思えるくらいの数で良かった
そして人は星を観測して
その中に惑星を見つけて
惑星だけは他の星と違う動きをするから
天動説ではなく地動説が正しいことに
やがて気づくことができたんだ
君はあんまり目立ちたくないのかな
無理して目立とうとしなくたっていいんだよ
あの夜空の
6等星のようでもいい
たとえ孤独であったとしても
それでも輝いていれば
いつかきっと
誰かが君を見つけて
世界が動かせるかもしれない
目立たない星があるから
目立つ星があるんだ
だから光り輝いていて
きっと誰かが
君を見ている
君のガリレオ・ガリレイは
きっと君を中心に世界が回っている
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