愛のカケラ

いつからだろう


いつからなんだろう


あなたを思うと


心がふわふわ


ふわり


ふわりとして


わたしの心は


しゃぼん玉みたいに


自由気ままな風にのって


あなたに会いにいこうとするの


虹色に輝く恋心をのせて



どうしてだろう


どうしてなんだろう


あなたに逢うと


胸がとっても


トクン


トクンとして


わたしの胸が


しゃぼん玉だったら


大きくふくらみ過ぎちゃって


パチンと割れそうになるよ


抑えられない好きが弾けて



あなたと歩く


いつもの帰り道


悪戯な風が


あなたの香りを運んできて


愛のカケラがまたひとつ


わたしの心を弾かせようとする


あなたにぎゅっとされたいの


袖口をつまんで


下唇を噛んで


きゅっと目をつぶる



ふいにあなたが


手をつないできた


もう我慢できない






「好き…」






明日からは


あなたと歩く


いつもの恋の道

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