今夜もう少し
ありがとう
愛を届けてくれて
ありがとう
伝えたいことがあるから
少しいいかな
あなたの前では
あなたの前だけでは
僕は正直でいたいから
素直でいたいから
あなたには
そう信じて欲しいから
この切ない胸の思いを
聞いてほしい
いつも独りで
打ちのめされて
這いつくばって
冷笑を浴びせられ
それでも何度も
立ち上がった
男の話を
聞いてほしい
僕の全てを教えたいから
今夜もう少し
そばにきて…
僕のこと
全部理解できなくてもいいから
上手く言えないし
それでも
それでもね
それでもいいから
きっと
きっと長い話になるから
やがて夜が
明ける頃になったら
そしたら星が一つ一つ
静かに消えてゆくだろうから
それでも
それでもね
ただ一つ輝いて残っているものが
あるとしたなら
それはきっと
僕の全てを伝えたいから
今夜もう少し
そばにいて…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます