第8話

帰宅すると、美人上司がだぼんだぼんの

ジャージ姿でいて。

もう髪の毛もドライヤーで乾かした状態で

ベッドの上にいた。


お、俺の許可なく、ベッドの上に座り込んで

テレビを見ている件!


こ、こらー!と言いたかったが。


いかんせん彼女は俺の会社の上司。

歳上。確か4歳くらい。


そんなセリフ、吐けない。



「バスタオルだけどさ...勝手に使っちゃったよ...」


「あ、大丈夫です。

それ、一応、洗濯したばっかで。

綺麗なんで」


「あー、まぁ、別に、一回くらい君が使ったやつでも、私は気にせずに身体拭くけどね?」


何だか意味深な発言だった。






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る