「あ、山野井さんが着てたスーツなんですけどね、、」

「うん、どした？脱ぎ捨てたはずなのにないな、と思ってた」

「すぐ近くのクリーニング店に出しました。

多分、明日の夕方には仕上がると思うんで、

俺、受け取って月曜日、出社した際にでも

渡そうと思ってます...」

「やだ...！会社で渡さなくていいよ？

私、明日の夕方くらいまでここにいさせてもらって、貴方とイチャイチャして、

それから取りに行けば済むことだしね...」

「や、あの...」

「さっきから気になってた疑問なんですけど。

もしかして、山野井さん、

俺の家に泊まる気ですか？」

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