目的は?《後編》
「あっ!ここはどこだ、解放しやがれー!」
コテツは目が覚めると、ベットのようなところに、つばられていた。
「やぁッ、目が覚めたのかな?ボク。」
「お前らの目的はなんだ!教えやがれ!」
「いいだろう。卑弥呼くんよろしく!!」
すると上のギャラリーから見ていた少女がスタっと着地すると、説明を始めた。
「おはようございます。コテツさん、では説明を始めましょう。今から20年前、人類は新しい兵器、霊鳴刀を開発していました。ですがその頃、霊を使ってでの武器の開発は禁止されていました。その罰は、、、死刑です。そしてその霊鳴刀開発作戦の首謀者は2人、引縄かすみと、吾大孟宗です。」
「母さんとおっちゃんだと!?」
「えぇ。そしてそのふたりが作った最初の霊鳴刀の霊、餓者髑髏。そいつとの契約内容が私たちノヴァズの戦う理由です。その契約内容は、30年後に霊力を50人分食わせろでした。」
「てかなんでがしゃどくろとやらと契約してたんだ?母ちゃんと、おっちゃんは!」
「あの二人は力を求めていました。契約どうりにいくとあと10年で食われます。契約に従わなければ、世界を食います。なので私たちは、餓者髑髏を殺すことにしました。」
「殺すって言ったって強いんだろ?」
「私たちノヴァズの精鋭部隊100人で行ったら、3人以外全滅しました。本当に笑えますよね!」
「笑えねぇよ!」
場の空気が一気に崩れる。
「因みになんですが、いま餓者髑髏は半分に分裂しています。その半分に全滅刺せられました。」
「おいおい、マジかよ」
「なのでコテツさん、力を貸してくださいませんか?」
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