決別の時 《最終話》
「いいぜ!」
「では、今解放しま、」
「ただし!1つ条件がある。最後に与一に会わせてくれ!」
シーンと静まり返る一同。
「どうしましょうか、コテツさま。」
「いいんじゃね?じゃっ行ってこいよ早く。ゴーゴー!」
そして来た時と同じように過去に戻り、コテツは与一に会いに行った。
そして最後に与一に会えたコテツ
「与一!俺と一緒にノヴァズに来てくれないか?」
「なんだよ、コッちゃん、ノヴァズなんて敵の軍の名前じゃないか!!」
「俺たちの敵は餓者髑髏と吾大のおっちゃんだ!」
「何を言ってるの?コテツ、ちゃんと説明してよ!」
焦る与一にコテツも、焦ってきた。
「説明は後で!」
スタッスタッと足音が近ずいてくる。
「何をやっている、コテツ、与一!」
そこには吾大孟宗が立っている。
「おい与一、最後に聞く。俺と一緒にきてくれないか?」
「ごめんね。コテツ、私行けない!」
「そうか。与一、、、サヨナラだっ」
コテツがサラサラと涙を流している。
「男は泣くもんじゃないぞコテツ。」
「だまれ!裏切り者ー!裁け興里」
コテツが興里を降ると波動の様な物が吾大に真っ直ぐと進んでゆく。
「まだまだ、使い切れていないな。コテツよ」
パァッン
「嘘だろ?」
コテツが出した波動を吾大は片手ではじき飛ばした。すると
「これ以上は見ていられません!」
「卑弥呼!」
卑弥呼は爆弾のようなものを投げる。
「煙玉です!早く!」
「えっ!」
コテツは卑弥呼に腕を掴まれて。走り去って行った。これが、コテツと与一の最後の仲間としての会話だった。
「帰って来たんだな!俺、別れはどうだった?」
「しっかりと出来なかった。」
「そうか、、過去が変わって良かった!おれは与一と話も出来なかった!」
「そうだったのか。」
「でっ、俺と融合して協力してくれないか?」
コテツは涙を拭う。
「あぁ!おれは吾大と餓者髑髏を絶対に倒してやる!」
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