試験開始
7歳のコテツと与一は煙が立ち、派手に散らかっている部屋で話していた。コテツは泣きながら。また与一はコテツを励ましながら。
「与一なんでお前が来てくれたんだ?」
「私は父さんに隠れてろって言われて。でも、コッちゃんの悲鳴が聞こえたから、お父さんの弓を持って助けに来たんだ。」
与一は父子家庭で父はアーチェリーの元オリンピック選手だ。
「それで与一、お前のお父さんは?」
「どこを見てもいなかったんだ。」
「そうか。これからどうするんだ?」
「私達を襲ったのはきっと未来人だ。コッちゃんもニュースで見ただろ?」
「先週ヨーロッパに攻めてきた謎の軍隊でしょ?もう日本人に?」
「きっともう日本にいる。だから私たちは、、、日本守護隊アーラに入るんだ」
[日本守護隊アーラ]それは、世界でも有名な日本の軍隊。過去にも日本には異次元からや時間を超えて攻めてきた敵がいた。またアーラは海外に攻めてきた敵も撃退していた。
だが今回はおかしい。アーラは今まで敵が日本や海外に攻めてきた時3日もかからずに撃退してきた。
「私が予想するに、今回攻めてきたのは今までの敵とは力の次元が違う。」
「そんな敵達と戦う事になるの?」
「あぁ、アーラに入ってそいつらと戦えばいずれあの黒装束の男への復讐に繋がる。私の父さんはきっとあいつに誘拐されたんだ。一緒に復讐しないかコテツ!」
「あぁ!一緒にあいつを倒すぞ!!」
それから8年後15歳になったコテツと与一はアーラの入隊試験を受けていた。第一試験は知能テスト。コテツと与一は元々学力が高かったため上位で合格した。第二試験は、、、
「与一ぃぃー」
「なんだ?コッちゃん」
「試験に体力テストなんてあるのぉぉ?」
「馬鹿かお前!!軍隊だぞ。体力ないやつがはいれるかぁー!!とにかく走れー」
1時間後、、、
「これより体力テストの結果を発表する。言い忘れていたが、上位5名には専用の武器が配給される。では発表しよう第一位弓弾 与一。さすが弓弾 東明の娘だな。第二位から五位までは一気に言うぞ、二位 鬼斬 砕牙三位 岡野狭間 政宗、四位 ルカド・ジャンパルズ、五位 引縄 コテツだ。コテツは後で私の元に来るように」
「えっ?」
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