魂が抜けた模神。ミスリルの身体は、抜け殻なのに色々な想いを伝えてきますね。
「すべての探検隊に届け。
ピスカータへ帰ろう!」
↑ 今までの探検隊の戦いや、数々の苦労などが思い起こされて、この言葉に胸が熱くなりました。
海軍魔法兵と陸軍魔法兵が同士討ちになる部分、興味深かったです。
海軍側は研究所へ向かわなければならないから持ち場を放棄したいのですが、勅令を受けているのは陸軍だったため、上手くは行きませんでしたね。
「国内外で逆らえる者がいないというのは、こんなにも判断を曇らせてしまう」
↑
この言葉、とても共感いたしました。
エシトスは、右肩から背中を切り裂かれてしまいましたΣ(゚д゚lll)ガーン
大丈夫でしょうか、心配です…………。
シグからの連絡が間に合って良かった!
早く合流できますように。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
模神退治は終わりましたが、まだ「めでたし、めでたし」とはいきません。
レッシバルたちは目的を達成できましたが、ウェンドアを落とせなかったので歴史の上では敗戦です。
たった二〇騎の小竜とネレブリン隊だけでは勝ち目など最初からありません。
ここからはシグたちの退却が始まります。
無敵艦隊が滅んだ後、リーベルでは陸軍派が息を吹き返していきます。
散々、国内外で威張り散らしてきた海軍はアレータ海での敗北と大水門からの敵前逃亡により権威が低下しました。
宮廷も市民も海軍に対して疑問を抱きました。
今回の小競り合いは〈始まり〉です。
この後いろいろあって……
本編冒頭のリーベル共和国建国に繋がっていきます。
次話もお楽しみに。
PS
メリークリスマス(*^▽^*)
誰も死ぬことなく勝利できたのは何よりですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
はい。
小竜隊は速さが武器なので、回避能力も高いです。
ですが、人間の目は間合いを測ることができるので、最初は難しくても何度も見ていれば予測射撃の精度が上がっていきます。
やはり小竜隊に長丁場は不向きでした。
最初に当たってしまったのはエシトスでしたが、これ以上留まっていれば戦死者が出たことでしょう。
シグからの連絡はギリギリのタイミングでした。
これから退却戦です。
真相はレッシバルたちの大勝利なのですが、歴史的にはウェンドアを攻め落とせなったので敗北です。
敗れた巣箱艦隊は無事にイスルード島を離れることができるか?
次話もお楽しみに。
PS
メリークリスマス(*^▽^*)