第41話







水曜日になり結月と俺は9時にバイトが終わり結月の家におじゃましていた。


「今日もバイトつかれたねぇ、誰か新しい人こないかな?」


「…結月入ってきても人見知りで話さんじゃん」


と言うと恥ずかしそうに


「ウッサイ!…橙李は…かっこよかったから余計に…」


「ほんとに?」


「…期待の1.5倍くらい?」


「どんなの期待してたの?」


「んーゴブリン?」


「おい!!」


「ふふ…冗談よ、でも橙李カッコいいから緊張したのは本当、チュ」


「!!んーそれずるい、全部ゆるしてしまう」


「チョロ」


「うざ!!」


「ふふ…橙李ご飯作って♡」


とあれ以来仕事終わりにあいイチャイチャしている。今日は結月の家でご飯を食べる予定だ。

ちなみに、瑞希は浮気相手に迎えに来てもらいお泊まりらしい、


「橙李、和食でも全然美味しいよ?」


「んーでも味噌汁は結月のがいいなぁ」


「なら和食の時は私と一緒に作ろう?」


「いいね、なんか新婚みたいで」


「…まずは同棲から希望します。」


「…いやみたいね、まだそういうのは追々ね」


「…わかってるよ?…てか…そういうのは追々って…ふふ…かわいいなぁ」


「いや、これは…」


「そんなに私とずっといたいのかなぁ〜? まぁ可愛いからいてあげようかな、…ずっとね」


と揶揄うような顔で言ってくる結月だが顔が真っ赤になっていた


「いや、そんな余裕そうに言うけど、顔真っ赤だよ?」


「…だって…橙李離したくないんだもん」


といい腕に抱きついてきた


「…この場合は私だけの物だもん。…ダメ??」


と上目遣いで見つめてくるので


「…ダメじゃないよ?…でも俺以外にそんな顔したら許さんよ?」


「橙李だけだもん。だーい好き」


と言いながら抱きついてきて倒される


「ふふ…好き、チュ…」


「チュ…ちょっと結月さん…」


「だーめ、もっと…ちょうだい…」


といいながら舌をいれて大人のキスをする。

その甘い香りにどんどん2人で盛り上がっていく


「…結月…我慢できなくなる…」


「いいよ…触って…もっと橙李に触られたい…」


といい結月の服に手をいれる


「ん…私も…」


とキスをしながら触り合おうとしていると結月の電話がなった


「…結月…電話…」


「…今は…チュ…いいから、もっと…」


といい続きを楽しんでいるとまたなり始める。


「…なんかあったんじゃない?…チュ」


「…んもぅ、…ごめんちょっとまてる?」


「…いいよ、」


と言うと電話にでる

まだお互い抱き合ったままで触り合っているがバレないだろう


『結月やっとでた!!』


と瑞希さんが焦った様子で話はじめる。

結月は少しトロけた顔をしているが途中で止められたのが気に食わないらしく不機嫌そうに


「…なに!?こっちにも都合ってものがあるんだけど」


『ごめんって、それよりバレて彼女が家に乗り込んできた!!』


「…いや、そりやぁいつかバレるだろうけど、今どんな状況?逃げれそうなの?」


『いやもう来て今無理矢理入ろうとされててとりあえず服とか靴全部持ってベランダに出た所』


いやあんた何やってんだ!!って顔になる俺と結月


「…えーと??」


『さっきまでヤッてて終わったら急にインターホンなって合鍵で入ろうとしたけど、チェーン掛けてたから入らなくて玄関で騒いでる感じ』


「…あー…ん…んーとりあえず隣空き部屋?」


と少し言葉に詰まりながら言う結月、小声で


(…橙李…ダメだって…気持ちよくて…我慢できなくなる)


と顔を歪ませて言うので

こちらも小さい声で


(だって結月の顔エロくて…それに俺の手でずっと触ってるくせに止まれるらわけない)


(ん…だって…こんな大きく固くされたら…)


といいながら体を離して顔を触ってる物の近くに持っていき…


『うん、隣空き部屋だよ』


「…ん…なら…とりあえず服来て隣のベランダに逃げたら?」


といいながら続きを始める


(…気持ちっすけど、バレません??)


(…音出さなかったら大丈夫、美味しい)


『何とかしてみる…でもその後どうしようか…』


「…んー…相手の家って…2階だっけ?」


『うん、ってか今結月何してんの?』


「…今??…橙李と早く上がったからご飯食べに行ってるよ」


『あ、だから途中途切れ途切れだし、なんか音聞こえるんだ』


「…ん…そうそう」


(ヤバいですって、バレますよ?)


(ちゅぶ…気にしないで続けて…ん…)


とこちらに顔を向けて悪い笑顔で笑っている


『もしかしてここから飛び降りろって言わないよね?』


「ん?…その…まさかだよ??、迎えに行くにしてもそこから出ないと無理でしょ?」


『んー難しいかも…』


「なら…中は?」


(ヤバいですって、…そろそろ…)


(実は…私もヤバい…でも止まらない)


『あっRINEきて一旦出て行く様にするって』


「…なら…そのまま待ってて出て行ったら…そこから出たら」


(ヤバい…)


(んー…)


『分かった。ならとりあえず橙李ありでもいいから直ぐに迎えに来てね』


「ん…わかった」


『ならよろしくね』


といい電話が切れた瞬間に2人で果てた


「…いやいや…バレるでしょ…気持ちよかったけど」


「…なら橙李も手…止めてよ…はぁ…」


「…だって…可愛いかったから…」


「ん…ありがとう、綺麗にしてあげるね…」


「ん…結月もよかった?」


「ん…綺麗になった、…気持ちよかったけどさぁ…本当に童貞??…めっちゃよかった、あと大きすぎ…バカ」


「ならよかった…夢中でさぐりさぐりね」


「あーあのバカのせいで続き出来なくなったぁ…」


「…まぁ、しかたないよね…ねぇ結月…」


「ん??」


「チュ…」


「ん…ちょっ汚いよ…」


「いや?結月は汚くないよ?ありがとう、チュ」


「…もうばか橙李…好き」


「ならあの裸のお姫様迎えに行こうか?」


「そうね、あ、でも部屋の消臭だけはしとくね」


といい2人で服を整えたりご飯の片付けなどを済ませて迎えに行く事にした。

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