02話.[入れておいたわ]

「まだかしら……」


 教室で渡すのは恥ずかしいからずっと廊下で待っていた。

 意思が揺らぐから教室に入ったりはしていない。

 でも、私は濱田君のことを勘違いしていたのかもしれなかった。

 いつもこんな早いわけがないのだ、それなのにどうして私はこんな馬鹿なことをしているの?


「こんなところでどうしたんだ?」

「ひゃ!? あ……」


 濱田君にお弁当を渡すことよりも恥ずかしいことをしてしまった。

 しかもそれを相馬先生に見られるという最悪のコンボが出来上がってしまった形になる。


「ははは、驚きすぎだろ」

「あ、濱田君を待っているんです」

「ん? それなら教室で待てばいいだろ?」

「あ、これを渡そうと思って」


 お弁当袋を持ち上げて悪いことをしようとしているわけではないことを証明。


「いつの間にそんな関係になっていたんだ?」

「あ、日曜日に妹がお世話になったんです、そのお礼……お詫びがしたいと思いまして」

「なるほどな、安斎らしい思考だ」


 先生は寒いからということで教室内に入った。

 私はそれからもじろじろ見られつつ廊下で待機を続け。


「よ」

「あ、遅いわよっ」


 彼は少し縮こまりつつ「な、なんで俺は怒られているんだ?」と言ってきた。

 細かいことにはスルーをしつつ「これを受け取ってちょうだい」と半強制的に受け取ってもらうことに。

 ……なんでこれだけでこんなに気恥ずかしいのか……。


「ん? 弁当袋?」

「日曜日は歩が迷惑をかけてしまったから」

「ああ、別にいいのに」


 いや、だけどそういうわけにはいかない。

 何故ならあの後夜まで帰ってこなくて、しかもご飯を食べさせてもらったぐらいなんだから。

 なにかをしなければならなかった、しなければ気になって前に進めなかったから。

 いまはそれどころではないのだ、勉強とクリスマスの件で忙しいのだから。 

 

「お肉をいっぱい入れておいたわ、だから嫌いな物は少ないと思う」

「ありがとな、食べさせてもらうわ」

「あ、嫌なら残せばいいから」

「いや、食べさせてもらうよ」


 鳥肉に豚肉に牛肉、その三種類を無理やり突っ込んだから満足してもらえるはず。

 まあ仮に微妙でも彼が正直に言えるとは思えない。

 彼とはそういう人だ、いきなりぐいぐいこられてもきちんと対応できる人だから。

 教室に入ってみると今日も今日とて生徒に先生は囲まれていた。

 どちらかと言えば女の子が多い、それがまた私の胸をちくりちくりと刺していくのだ。


「安斎も行ってこいよ」

「いいわよ、敵視されたくもないし」


 行ったところでなにかを言えるわけではない。

 爆弾を抱えているようなもの。

 言いたいのに言えない、だというのに諦めようとできない自分がいて困っている。


「相馬先生!」


 彼は自ら近づいてその輪に加わっていた。

 それができない人間に求める資格なんてないのだ。

 精々、朝にちょろっと会話をするぐらいが限界で。

 まあ、お弁当を渡すことができたのだから気にしなくていい。

 それよりも勉強をしないと、なんにもないことで悩んでいる場合じゃない。


「安斎、相馬先生に言っておいたぞ」

「えっ!?」

「しーっ、大きな声を出しすぎだっ」


 彼はそれから「冗談だ、そういうのは本人が言わないと駄目だろ」と言ってくれたけれど。

 いまので嫌いになった、揶揄されるのは嫌いだ。

 彼には妹と似た血が流れているに違いない。


「安斎」

「……知らないわ」

「許してくれよ、適当に言わなかっただけいいだろ?」


 それは確かに……。

 だって言ったってどうせ断られるだけだ。

 だから言わないままでいい、その点だけは感謝しかない。

 脅してきたりしないのも彼のいいところだけれど……。


「それよりお弁当は食べたの?」

「食べてないよ、まだ朝なのに」

「あ、濱田君なんて嫌いだわ」

「なんでだよ……」


 なんでだよって人を揶揄して楽しもうとしたからだろう。

 まあ、これ以上恥ずかしいところを見せなくて済むようやめておいた。

 あくまで平和で静かな時間が好きだから自分から壊したら意味がないもの。




「美味しかったぞっ」


 少しだけ残って学校で勉強をやっていこうと判断したときのこと、つまり放課後になってからいまさらのように彼はそう言ってきたということになる。


「あ、安斎?」

「貸して」

「いや、洗ってくるから」

「それなら早く帰りなさい、寒くなるわよ」


 静かな場所というのは意外と少ない。

 歩は集中力が続かないのかすぐにお菓子に逃げたり会話に逃げたりするからやるならここだ。

 図書室や図書館に移動する必要もない、放課後の教室なら十分いい環境だと言える。


「なあ、許してくれよ」

「帰りなさい、勉強をするのよ」

「していいから許してくれ」

「別に怒ってないわよ、帰らないと怒るわよ」

「不機嫌って感じがめっちゃ伝わってくるんだけど……」


 だというのに今日は駄目だった。

 少々面倒くさい彼が残ったことで全く捗らず。

 とはいえ、自分が移動しなければならない理由もないから適当に飽きるのを待った。

 だが、彼は全く飽きてくれず、ずっと許してくれ云々と何度も繰り返すだけ。

 二十時まで粘って結局なにもできなかったって虚しいとしか言いようがない。


「送るよ」

「いいわよ」

「いいから、歩にも頼まれてるんだ」


 変な風に誤解されていそうだ。

 私が興味を抱いているのは先生にだけ。

 彼とはどうせすぐに別れることになるのだから必要以上に仲良くする必要はないのだ。


「お、帰るのか?」

「はい、また明日もよろしくお願いします」

「おう、気をつけろよ」


 はぁ、どうしてこういう大人な対応ができないのか。

 所詮彼も私も子どもということかとすぐに納得をする。


「俺さ、いま目標ができたんだよ」

「なによ」

「絶対にクリスマスに相馬先生と安斎を会わせる、過ごすとまではいかなくても会えて少し話せるだけでも違うだろ?」

「いいわよ、すぐに試験もあるんだし」

「だからこそだよ、モチベーションが上がるだろうが」


 それは……確かにそうかもしれない。

 過ごせなくてもいいから夜に話がしたい。

 ちなみに、クリスマスにただ話をするだけなら誰でもできるのだ。

 何故ならその日までが学校だから。

 でも、一応女の自分からすれば……それはなんだか味気ないわけで。


「どうやってやるのよ……」

「お、興味があるのか?」

「それはまあ……」

「俺に任せておけってっ、あと、歩を借りるぞ」

「歩を? 歩がいいならいいんじゃない?」


 あれ、だけど歩は好きな子とクリスマスに過ごすんじゃ? と気づいてしまった。

 とにかく、……少しだけでもいいから会話だけでもしたい。

 その先を望んだりはしないから、それなら、それぐらいはいいのではないだろうか?


「あと、今日このまま安斎の家に行っていいか?」

「もう二十時よ?」

「勉強を教えてほしくてさ」

「それならいままでの時間の間に言いなさいよ……」


 色々と考えが足りないのは彼も同じなようだった。

 さすがに今日は断ったものの、今度教えるという約束をして別れたのだった。




「おはよう」

「おはようございます」


 いまこの時間だけは先生とふたりだけ、だというのに駄目だった。

 当たり障りのないことしか言えない、そこからは逃げるように走り出しただけだ。


「あ、静」

「なっ、んですか?」


 そういえばどうして毎日会うのだろうか?

 実は家が近いとか? ……もしかしたら私目当てという可能性――はないか。


「俺――」

「相馬先生の家って近いんですかっ?」


 あ……。

 先生は柔らかい表情を浮かべて「落ち着け」と言ってくれたけれど……。

 そのせいで余計に落ち着かなくなったのは言うまでもなく。

 乙女心をなんにも分かっていない。


「そりゃ近いに決まってる、そうでもなければ会うこもないだろ」

「あ、そうですか、それでは……」


 馬鹿で意味のないことを聞いてしまった。

 なにをやっているのか、恋……ではないけれどいいことがなにもない。

 だから走って走って、帰り道も遭遇しないようなルートで帰ってきた。

 もういい、どうせ無駄なことだから必要なとき以外は関わるのをやめればいい。

 幸い、問題児というわけではないからお世話になることも少ないわけだし。


「行ってきます」

「行ってらっしゃい」


 濱田君とだっている必要はないだろう。

 歩が会いたいならその機会を用意するつもりでいるけれど、それ以外では避ける。

 というかいまは本当に悠長なことをしている場合ではないのだ。


「おはよう」

「おはようございます」


 そうか、行く時間も調節しなければならないのかと気づく。

 これでは可能性が出てきてしまうから駄目だ。

 まあいい、してしまったことを悔やんでもどうしようもないし。


「安斎」

「なんですか?」

「いや、今日も早く来て勉強をしていて偉いな」

「普通ですよ」


 そうか、自分が避けると相手が来てくれるようになるのか。

 それはなんともまあ、上手くいかないようになっているものだ。

 でも、もう決めたことだから必要なとき以外はしなくていい。

 大体、偉くなんかない、もっと努力をしている人はいっぱいいるのだから。

 嫌だな、私よりも成績が上の人なんてこの学校にすらたくさんいるのに。


「よー」

「おはよう」


 教室は一気に駄目な場所となってしまった。

 静かな場所の方が好きなんだからどこかに行っていればいいか。

 それこそ空き教室なんかも開放されているわけなんだからそちらを利用すればいい。

 自分のプライドなんかどうでもいいのだ、自分のためにする必要があるのだ。


「酷えな、なにかしちまったか?」

「いまは忙しいのよ」

「もしかして、やめたのか?」

「なにが?」

「いや……」


 やめるもなにも、私はなにも言ってない。

 昨日も今朝も馬鹿なことを口にしてしまったものの、それ以外はあくまで想像だ。


「勉強がしたいの、戻ってちょうだい」

「別に教室でも――分かったよ」


 恥ずかしい、浮かれていた自分が恥ずかしい。

 もしかしたらなんて甘く考えていた自分が恥ずかしい。

 救いな点は、そういうことを吐いてはいないということだろう。

 彼にはばれてしまっているけれど、先生に伝わなければそれだけでいいのだ。

 とりあえずSHR前まで復習をして教室に戻ってきた。

 いつもと同じように賑やかで楽しそうな教室だ。

 もう終わってしまうから、というのもあるのかもしれない。

 私はそんな輪にいつも加われず、ただ眺めているだけが唯一できることだ。

 SHR後は教室で気にせずに勉強して、その後の休み時間も同じようにして。

 お昼休みはお弁当だけを持って教室を出た。

 逃げるのではなくこの校舎ともお別れすることになるから色々なところで食べてみたいと判断してのことだった。


「それ、安斎が作っているのか?」


 父が作ってくれるお弁当はいつも美味しい。

 私が自分で作れると言っても聞いてはくれないから任せている形になるけれど、これをずっと味わいたいと思っているから実はありがたいことだった。

 朝食や夜ご飯もそう、というかそれ以外の家事もそう、全て父がやってくれているから申し訳なくなってくることも多い。

 だから休日は無理やり歩と一緒に台所を占領してしまうことがある。

 毎回毎回してもらってばかりではいられないからだ。


「ごちそうさまでした」


 戻ろう、彼のせいでなにもかも駄目になるから。


「待てよ、なんだよ急に」

「もうすぐ試験があるのよ、クリスマスとかどうでもいいのよ」

「やる前から悪く考えて諦めやがって」

「あなたには関係のないことよ」


 そんなに気になるなら彼が先生と過ごせばいい。

 歩さえよければ歩と過ごしたっていいのだ。

 あの子はもう中学三年生なんだから年齢差というのもあまりないわけだし。


「あ、相馬先生っ、そいつを止めてくださいっ」

「お? おう」


 どうしてこうも遭遇してしまうのか。

 一応それなりにクラス数だってあるのにどうして……。


「で? なんで急に逃げ始めたんだ?」

「どうせ来年になったら別れることになるじゃない、無意味だと思ったのよ」

「うわ、酷えな」


 そうだ、私は酷い人間だ。

 そんな人間のところからは去ればいい。

 みんな考えることだ、自分が快適に過ごすためには行動する必要があるのだ。


「安斎、どうしていきなりそうなったんだ?」

「すぐに試験があるからです、失礼します」


 彼と関わり続けたことをいま後悔している。

 優しい面もあれば当然意地悪な面もあるわけで、私はそれを分かっていなかった。

 ……歩に優しくしてくれたことは感謝しているものの、私には駄目だから。


「安斎――静」

「名前で呼ばないでっ」

「わ、悪い……」


 いいことなんかなにもない。

 どうして私もこれだけ異性がいる中で先生を気に入ってしまったのか。

 それこそ同級生が相手なら一切気にせず両立させているところなのに、と。


「とりあえずさ、あの件はなしでいいから仲良くしてくれよ」


 彼は「最後の最後でせっかく話せたんだからさ」と言う。

 確かにそういう風に考えることはできる。

 いままでの私なら誰とも関わらずに終わっていたことだろう。

 彼があのとき日直の仕事の域を超えて話してきていなければこうはなっていない。


「……ごめんなさい」

「謝らなくていいよ、なんか色々あったってことなんだろ?」

「……どうせ無理だからってなにもかも切り捨てようとしただけなのよ」


 すぐに意見を変えてしまうところは自分らしいから違和感はない。

 ただ、他者にとっては面倒くさい存在だから他者のためでもあったのだ。

 これ以上無駄なことで時間を使わせないために動いたという側面も……一応はあったわけなのだから、信じてはもらえないかもしれないけれど。


「無理じゃない」

「無理よ、夜に会うのは現実的ではないもの」

「それなら放課後に遅くまで残ればいいだろ」

「相馬先生にもお仕事があるのよ? それに、クリスマスぐらいなるべく早く帰りたいでしょ」


 これはもう終わったことだからいい。

 今年も変わらず両親と過ごせると考えればなんにも悲しいことではない。


「戻るわ」

「あ、俺も戻るよ」

「ええ」


 自分の言ったことぐらいは守らなければならない。


「今日、時間ってある?」

「なんでだ?」

「勉強、教えてあげる」


 自分のためにもなるから悪いことばかりでもないだろう。

 とにかくうるさくしつこい彼をこういう方法で黙らせたい。

 何度同じ話をされても困るから勉強漬けにしてしまうのだ。

 ふふ、それで「悪かった」と言わせるのが目標だ、簡単すぎて笑えてくる。


「お、じゃあ教えてもらおうかな」

「二十時までやっていきましょう」

「うぇ、そ、そこまで長くじゃなくても――はい……」


 やるからには真面目にだ。

 それに口にしたのは彼だ、私が一方的に絡んでいるわけではない。

 ……構ってちゃんみたいなことになってほしくないから合わせているだけ。

 新年になればまたあの計画を実行するつもりでいた。


「あなた、これでいいと思っているの?」

「うわ冷てえ顔……」

「真面目にやりなさい」


 四月から会社で働き始められるようにはなっているものの、なにかが起きてそれがなくなるということもありえなくはないのだから。


「心配になるからこれから毎日やりましょう」

「あ、て、テストだからか?」

「そうね、もうテスト週間になるわけだし」


 その方が集中できるし無駄なことを考えずに済む。

 先生を見る度にいつだってよくないことを考える自分が出てきて困るのだ。

 だから私は彼を利用することでそれをなくし、彼は私から勉強を教えてもらえてラッキー――とまではいかなくても多少は力になれるわけだから一方的に損するようなことにはならない。


「じゃ、俺はお礼として絶対に相馬先生と過ごさせて――」

「俺がどうした? おっ、濱田が勉強をしているじゃないか!」

「そ、その言い方だといつもしていないように聞こえるんですけど……」

「どちらかと言えばしていないだろ? 静と比べればしていないだろ」


 その私よりもしている子が同じクラスにいるけれど。

 成績優秀で、コミュニケーション能力が高くて、運動能力も優れていて、可愛くて。

 なにもかもが負けている、勝負をしているわけでもないのに圧倒的に差を感じて微妙になる。


「静、ありがとな」

「というか、名前で呼んでいいんですか?」

「まあ、本人が嫌ならやめるさ」


 名前で呼んでくれた理由は歩と一緒にいたときに会って紛らわしいとなったからだった。

 それからはふたりきりのときだけ「静」と呼んでくれるようになったわけ。

 でも、いまは彼もいるのにいいのだろうか? 彼なら言わないからということ?


「濱田は学力に少し不安なところがあるからな」

「えぇ、担任の先生なんだからいいことを言ってくださいよ」

「明るいのがいい、静みたいに輪に加われない存在に気にせず話しかけられるのがいいな」

「俺はそういう理由で話しているわけではありませんけどね、友達なので」

「それでもいいというかその方がいいよ、同情なんかで近づいてほしくなんかないだろうしな」


 そう、同情なんかで一緒に過ごしてほしくなんかない。

 だからいいのだ、クリスマスは両親とゆっくり過ごすつもりだから。

 歩は好きな子と過ごすみたいだけれど、結局彼のことはどう思っているのだろうか?


「というか、仲直りできたんだな」

「はい、俺の日頃の行いのよさのおかげで、ですね」

「はは、そういうことにしておくか」


 ……これだけ近くにいてもやっぱり駄目だ。

 なので、やっぱり先生とだけはあまり一緒にいないようにしようと決めた。

 そうすれば彼だってうるさく言ってこないしね。


「いい子だ」

「ちょ、子どもじゃないですよ、それにどうせなら安斎にしてあげてください」

「女子生徒にほいほい触れるか、セクハラ認定されたらどうする」


 そんなことは絶対にしない。


「そうしたら責任を取ればいいじゃないですか、相馬先生は独身なんですから」

「卒業しているならともかくとして、卒業もしていないのにそんなことできるかよ」

「え、じゃあ卒業していたらいいんですか?」


 確かにそこが気になる――って、自分には関係のない話だ。

 こっちは自分の勉強を始める、こういう小さな時間も有効活用しないといけない。


「は? まあ、お互いが好き同士ならいいんじゃないか?」

「ふっ、所詮相馬先生も男ってことですね」

「そうだよ、まあ今日はこれで帰れ、もう暗いからな」

「はいっ、分かりましたっ!」

「終われるとなったらこの元気さか……」

「当たり前ですよ!」


 まだ十九時なのに解散ということになってしまった。

 あまりいないようにするのだから大人しく従ったけれど。

 そして、彼はやはり嬉しそうだった。

 私は明日からもっと厳しくしようと決めたのだった。

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