第2話 ロゼリア・ライラーの過去 《1》

時の女神、ライラーという女がいた。


彼女はいつも1人、寂しいと嘆き悲しんだ。

ふと、夢の中にいるを見たり


「そうだ、私の見た夢を人間としての力を与えてしまえば、寂しくない!」

彼女はそう考えた。


夢に人間を与えて、女の姿をした夢に《ロゼリア》と名付けた。

2人はとても長い間時を共にした。


そんな幸せを夢だった彼女はを得たことに喜びを感じた。

夢という存在は、いずれ人の記憶から消えてしまうのならばいっそ、誰かの夢の中に残りたい。


ただそう願わんばかりだった。

その願いが通じたのか、体を得ることができた。


彼女ロゼリアの望みと彼女ライラーの心の底からの望みが重なり、夢という名のロゼリアが誕生を果たした。


「ロゼリア。

あなたといれて、私は幸せよ。」


彼女の言葉をロゼリアは、世界の宝と同じ価値のように大切なものだと感動した。


「ライラー様。

私もあなたに会うことが出来て良かった。」


ロゼリアは、この先の忠誠を誓った。

彼女を1人にしないことを、この先何があろうと守り、女神としての役職を終えるまでそばにいると。


その中世もそうは長くなかった。

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とりあえず浮かんだ小説をかき集めてく小説集 鮭川のフレーク @Alice_andf28dks

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