第24話 なに、これっ!Σ( ̄□ ̄;)(2021.07.10)

 今週は、梅雨らしい長雨続きの東京。

 わたしは月曜日から職場が移動となりまして、家を早くに出たら陽があるうちには帰ってこれない過酷な仕事に、夫婦そろって花壇を見るのも一週間ぶりです。

 そんな中でもシシトウくんはせっせと実を付け、毎日5本ぐらいの実りをもたらしてくれます。

 なんて親孝行っ!・゜・(つД`)・゜・

 今日も今日とて、妻はハサミを持ってチョキンッ!

 わたしはその足元で、化成肥料を撒き撒きしてたのですが……。



「なに、これっ?」Σ( ̄□ ̄;)



 チョウチョにも逃げるほどの昆虫嫌いの妻。

 昔はあんたがディスコで扇子をひらひら、「夜のチョウチョをやってたでしょ!」と突っ込みを入れたいとこですが、うるさいから止めておきます。

 果たして隣に並んで覗き込めば、そこにいたのは何と!

 ちっちゃなカマキリです。


 わたしは子供のころ、図鑑を片手に公園や空き地に行っては昆虫観察をしていたほどのマニアでして。大抵の昆虫は正式名称を網羅。

 だから、アリンコも種類別に名称で呼ぶし、ケムシやイモムシもどの蝶や蛾の幼虫かもわかります。

 うちのシシトウくんの枝のてっぺんに居たのは、オオカマキリのおそらく二齢幼成でしょう。

 二齢というのは、脱皮を二回した子供ということです。

 まだ3センチくらいのチビッ子のくせに、いっちょまえに前足のカマを構えて、身体をゆらゆら。


 おもわず笑ってしまって、

「カマキリの子供だよ。ほら、前足を構えてカマキリしてるじゃん」

 手首を折って、カマキリポーズでかまかまして見せます。(^_^)


 恐る恐る覗き込んだ妻も納得です。

 そればかりか、まだちっこいカマキリに「かわいい!」なんて。

 いつもだったら、虫を見れば殺虫剤を持ち出し、退治しろとうるさいのですが、このカマキリはかわいいから、このままにしておくそうです。

 あと1ヶ月もすれば三齢幼成、その頃には10センチ。2ヶ月して成虫になれば、20センチちかくの大きさになるのに……。

 まぁ、そんなことは黙っておきます。

 カマキリは害虫からシシトウくんを守ってくれる、益虫だもんね。( *´艸`)


 だけど、このカマキリ、どこから来たのだろう?

 久しぶりに晴れ間が覗いた土曜日の朝。あともう一歩まで近付いた、夏の魔法でしょうか。(^ω^)



 なお、今週からは近況ノートにも写真を。カクヨムも便利になったもんだぁ。

https://kakuyomu.jp/users/honoka-souji/news/16816452221480450986

引き続き、twitterにも写真があります。

 

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