第23話 夏には早いですが……(2021.07.04)

 すっかり梅雨空の一週間、枝豆くんが去った花壇は寂しくなってしまうと思ったのですが。


「こっちも採りごろじゃない?」(^.^)


 妻とふたり、傘をひろげてしゃがみ込む先には、シシトウくんです。

 いっぱいに葉っぱを伸ばして、そのあいだにニョキッと実をつけるシシトウくんは、ちょっと見には採りごろを見逃してしまいます。

 だからふたりで、葉っぱを手で避けながら、その下までキョロキョロ。(・д・ = ・д・)


 何故、こんなことになったのか?


 それはシシトウくんが実る、実る!

 今週だけでも、二十二本のシシトウが採れました。d(⌒ー⌒)!

 わたしの無知で、一袋分の肥料を入れてしまった土に植えた枝豆くん。そのツルボケ防止のために、師匠の「肥料を大喰らいする物を隣に植えたら?」とのアドバイスで植えたシシトウくんなのですが。

 これがすごいっ!( ̄□ ̄;)!!

 次から次へと花が咲いて、実を付けます。

 うちは二株植えたのですが、すでに初収穫から四十本は採れたと……記録してなかったので、あやふや。σ(^_^;)?

 きっとゆうさんから的確なアドバイス、「ここで窒素分のない、リンカリ肥料を!」「そろそろ初めの窒素分が切れるので、総合肥料を!」もあるのでしょう。

 それにしても、これはまだまだ採れますよっ!

 トーシローのわたしでこれだけ採れるなら、初心者にお勧め作物です。どうぞ、みなさまも。(^ω^)


 ってなことで、こんなに採れてしまったシシトウ……。

 妻が期待の目で、わたしを見ます。

「これっ、どうする?」

 わたしもひさびさの連休でしたから、

「仕方ないから、作ってみようか?」

 やる気は十分にありながらも、勿体ぶって作ったのは、焼き鳥です。

 ネギマならぬ、シシトウマ!(#^.^#)


 買ってきた鶏肉を一口だいに切って、串に刺し刺し。肉の味も楽しめるように、モモ肉とムネ肉を交互に。もちろん、あいだにはシシトウと贅沢にネギも挟んで。(≧▽≦)

 焼くのは炭なんてないから、フライパンです。

 中火で両面を焦げめに焼いて、弱火にしたら蓋して蒸し焼きで五分。

 タレは料理の基本、醤油1に、味醂を1。酒を少々、砂糖はちょっと甘めに大さじ二杯。

 これを蒸し上がったフライパンに入れて、両面に絡めながら、タレが半分くらいになるまで煮詰めれば、完成d(⌒ー⌒)!


 是非、是非、twitterの写真で御覧ください。妻には贅沢に作りすぎたので、「料理屋の一品料理かよっ!」と。

 夏には早いですが、もう焼き鳥にビールで一杯です。(^ω^)

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