第23話 触手っていいよね♡

 実は私、ホラーが好きである。けれど、ゾンビとかピエロとかお化けは苦手。ノコギリやナイフを持ってひたすら追いかけてくるのは怖い。


 じゃ、どんなのが好き? そう、ジワジワってくるの。


 最近、カマキリが男性器を傷つける話を書いた。カマキリはね、女性のせいきに住んでいるのよ。入った瞬間、サッサッってカマで傷付けるの。痛いよね?


 分かった! 私は生物が出てくるのが好きなのかもしれない。


 カマキリくんと寄生虫ハリガネムシちゃんに続いて、今度はカタツムリくんと寄生虫ロイコクロリディウムちゃんのお話考え中。官能ホラーにしようっと。


 生物が出てくると、ちょっとエロさも楽しめちゃうのよね。


 巨大タコの触手が女性の身体中にまとわりついている絵、ご存知かしら?


 一度は見た事があると思うの。あの有名な浮世絵師の絵よ。春画。


 そう、葛飾北斎。ね、有名でしょ。葛飾北斎は春画を描く時、鉄棒ぬらぬら先生って名乗ったらしいわ。その鉄棒ぬらぬら先生の木版画は世界的にも有名よ。


その春画の通称タイトルは『蛸と海女』っていうの。女性が大きい蛸と小さめの蛸から快楽をもたらされているの。


 余白には蛸と海女のセリフがあって……。これがやばいです。笑


 どんな官能小説読むより興奮するわ。

 蛸が言うのよ。芋より女の◯◯◯が好物だって。(//∇//)


 海女さんの喘ぎ声もちゃんと言葉になってるの。この春画のスリッパやTシャツが販売されているわ。着ている人見たことないけど、一緒に歩くのは勇気がいるわね。ある意味、変態さん素質がないと無理かもしれないわね。


 ん? 変態さん? さて今回ご紹介する方は変態プラス天才さんです。

 

☆☆☆幼馴染がイソギンチャクと付き合うことになった件

叶 良辰さん


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882494579


 こちらの作品、タコじゃなくて無脊椎動物イソギンチャクとウミウシが登場するの。何のために? 


─── 触手が全てを支配する……ために。


 そうなの、平凡に暮らしていた若者たちの前に現れたイソギンチャク。人間の欲求を利用して侵して……支配していこうとするんです。


 コメディかしら? ラブコメかしら? って読み始めたんですけど、わわわ、ホッホラー? いや違う。エロスあり。官能ホラー?


 いや既存のジャンル分けが出来ない作品に初めて出会いました。


 作者さまはヘンタイ? ん? 天才? 


 葛飾北斎の春画を見た時と同じ衝撃です。鉄棒ぬらぬら。叶レロレロ先生。


 ぜひご一読ください! この作品を読み終わった時、あなた、必ずレロレロ先生の世界にハマりますから! そして他作もフォローしてますから! 


 


 


 




 


 



 


 


 

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